第211回レポート 生き物たちの春

■タイトル 生き物たちの春

■実施年月日 2024年3月17日(日)10時~12時

■参加者数  一般参加者 26名(大人 21名、 子供5名)

■実施場所: ボート乗り場前広場集合 → お茶の水池北岸 → お茶の水橋 → 梅園
→ 御殿山 → 文化交流広場

■実施レポート:
 集合場所近くの花壇にはツルニチニチソウとカラスノエンドウが咲いており、アブラムシも発生しており、植物上の生態系ができつつありました。また付近にはヒサカキが臭い匂いを放っていおり、子供が嗅いでみると顔を顰めつつも楽しそうでした。ソメイヨシノの開花はまだでしたが、ヤマブキ、ミツマタ、ヒュウガミズキ、トサミズキ、サンシュユ、コブシといった樹木の花が咲き誇っていました。草花の花もオニタビラコ、セイヨウタンポポ、クサノオウなどがさき、ヒメオドリコソウとホトケノザが混生している場所では両者の見分けも楽しみました。また当日カタクリも咲いており、可憐な姿が楽しめました。
御殿山ではイヌシデとアカシデの花が咲いており、風媒花の紹介もできました(スギ花粉の例も引き合いに出して説明しました)。御殿山の林ではシジュウカラの囀りやウグイス地鳴きが聞こえ、繁殖に向かう鳥の生態を説明できました。
 小鳥の森近くのツバキではツバキキンカクチャワンタケ(きのこ)を探しました。ツバキの花の栄養で生えるという生態は参加者にも生き物の不思議さを伝えられたと思います。
 当日は暖かくて花が多く咲いてくれて昆虫も出現したので、スタッフも参加者も春の生き物にたくさん出会えて良い時間が過ごせました。