第21回井の頭かんさつ会レポート

第21回井の頭かんさつ会

テーマ:『春を迎える植物たち』  

 

開催日:2007年3月18日日曜日

時間:10:00~12:00

場所:三角広場~井の頭池

主催:井の頭かんさつ会

案内:田中利秋(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

高野 丈(自然観察指導員)

協力:井の頭バードリサーチ

参加者:21名


 第19回の樹木の冬越し(冬芽)の観察に続き、今回は野草の冬越しとその後の成長です。冬芽は樹木が冬を越すために作るもので、その中では春が来たら生長を開始するための準備が整えられています。野草も同様で、それぞれの種類がそれぞれの流儀で冬を越し、春を迎えます。野草を中心に、植物たちの冬越しとその後の生長のタイプのいろいろに迫ってみました!

公園の三角広場から足元の雑草を見てみると・・・、タンポポやオオバコだけでなく、「ロゼット」という生育型で冬を越すヒメジオン、ハルジオン、ナズナなど多くの植物が見られました。同じ種類でも、この時期にまだロゼット上で冬ごもりの状態のもの、既に茎を伸ばしているもの、花が咲き始めているものなどいろいろの時期のものが見られました。このように一斉に咲かないことも生き残るための戦略と理解できました。

さて、ロゼットの下の根はどうなっているか?根元を掘って根のようすも見てみました(公園管理事務所の許可をいただいて掘りました)。タンポポとヨウシュヤマゴボウの根元を掘ってみましたが、どちらも途中で切れてしまいました。せっかく掘ってくれた小学生の参加者には残念でしたが、実に深く長くはっていることがわかりました。

さらに、三角広場から井の頭駅の方面まで歩き、ロゼット型にならないいろいろな生育型(ほふく型、つる型、等々)の植物とその生育場所も観察しました。

いよいよ春。ロゼットがこれからどのように成長していくか?ロゼット以外のものは?

参加者の皆さんに、新たな楽しい植物観察のテーマが加わったことと思います。

(田中雅子)

 

第20回井の頭かんさつ会レポート

第20回井の頭かんさつ会

テーマ:『冬鳥探鳥会』

 

開催日:2007年2月17日

時間:8:00~12:00

場所:井の頭池周辺~小鳥の森

主催:井の頭かんさつ会

案内:高野 丈(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

田中利秋(自然観察指導員)

協力:井の頭バードリサーチ

参加者:18名


恒例の秋の渡りの観察会を実施しました。渡りには波があるので日程の設定にいつも頭を悩ましますが、どんなに綿密に分析しても決して予測は不可能で鳥運次第ということになります。当たり外れは鳥屋の常、の精神で臨むのが正解です。 かんさつ会は七井橋で解説中にカイツブリの雛がゴイサギに捕食されるというショッキングな出来事から始まりました。ショックではありますが、これが現実であり、この厳しい野生の営みを参加者全員で目の当たりにしたことは貴重だったと思います。さて次に驚いたのはオナガガモの数です。未だカモ飛来の初期であり、前日まではぱらぱらとしかいなかったものが突如増えていたのに驚きました。 前日まではオオルリやキビタキがコンスタントに出ていたのですが、この日は風が強いせいか全体に鳥の動きが低調でしたが、キビタキ雌や今季多いカケスを確認することができたのは幸いでした。

観察会終了後はキャンティ・セッテで昼酒、昼食会としました。(高野)

第19回井の頭かんさつ会のお知らせ

第19回井の頭かんさつ会
テーマ: 「冬芽」

日時: 2007年1月20日(土) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園周辺

主催: 井の頭かんさつ会
案内: 田中利秋 (自然観察指導員)
案内: 小町友則 (森林インストラクター)
案内: 高野丈  (自然観察指導員)
案内: 澄川沃  (自然観察指導員)

定員: 約20名
参加費(保険代など): 200円、中学生以下は100円
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

ご案内
顔が付いた冬芽  2007年最初のかんさつ会のテーマは、冬の自然観察会の定番・「冬芽」です。冬芽とは、春が来たらすぐに花を咲かせたり葉を広げたりできるように、落葉樹が冬の間に準備している芽のことです。なぜそれが定番なのかというと、もちろん、とても面白いからです。
大切な芽を冬の寒さと乾燥から守るために樹々はさまざまな工夫をしています。硬い鱗で包まれている芽、フワフワの毛皮をまとっている芽、そして裸で頑張っているものなど、芽を保護する方法はじつに多様です。同じ手段を採るものでも冬芽の形は樹種によりかなり特徴があるため、冬に落葉樹の種類を見分けるのに役立ちます。

そして何より、冬芽はその形自体が楽しめるのです。中には、写真のように、葉痕と併せると動物や人の顔に見えるものもあります。その表情はじつに豊かで、同じ枝に並んでいるものでさえ、ひとつとして同じものはありません。

自然観察のテーマが少なくなる冬ですが、冬芽は冬にしか楽しめないものです。ぜひ観察会にお越しください。お待ちしています。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会事務局(大原正子) までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第19回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは井の頭かんさつ会事務局(大原)までお願いします。
観察会の内容、あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

(2006/12/22作成 田中利秋)

第19回井の頭かんさつ会レポート

第19回井の頭かんさつ会

テーマ: 「冬芽」

 

日時: 2007年1月20日(土) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園周辺

主催: 井の頭かんさつ会

案内: 田中利秋 (自然観察指導員)

案内: 小町友則 (森林インストラクター)

案内: 高野丈  (自然観察指導員)

案内: 澄川沃  (自然観察指導員)

参加者: 16名


2007年最初のかんさつ会のテーマは、冬の自然観察会の定番・「冬芽」です。まず屋内でオリエンテーションを行い、小町インストラクラーから芽についての解説がありました。

冬芽とは、春が来たらすぐに花を咲かせたり葉を広げたりできるように、落葉樹が冬の間に準備している芽のことです。

大切な芽を冬の寒さと乾燥から守るために樹々はさまざまな工夫をしています。硬い鱗で包まれている芽、フワフワの毛皮をまとっている芽、そして裸で頑張っているものなど、芽を保護する方法はじつに多様です。同じ手段を採るものでも冬芽の形は樹種によりかなり特徴があるため、冬に落葉樹の種類を見分けるのに役立ちます。

そして何より、冬芽はその形自体が楽しめるのです。中には、写真のように、葉痕と併せると動物や人の顔に見えるものもあります。その表情はじつに豊かで、同じ枝に並んでいるものでさえ、ひとつとして同じものはありません。

気温は6℃ほどしかなく雪さえちらつく寒い日でしたが、参加者には楽しんでもらえたようです。樹木に「顔」があるという意外性と、それぞれの顔のユニークさが人気の理由でしょう。顔は無条件に人間の心を捉えるので、植物の知識がなくても楽しめるのも嬉しい点です。各自、自分のお気に入りの「顔」を探すのに夢中になっていました。

 

(高野・田中)

私自身も、下見から本番までいろいろな発見ができ、楽しめました。下の写真はその一例で、左がアジサイ、右がタマアジサイです。

今までタマアジサイは「アジサイによく似た植物」だと思っていましたが、こうして見るとかなり違いがあります。アジサイの頂芽(茎の先端の芽)が裸なのに対して、タマアジサイのそれはウロコ(芽鱗)で覆われています。それに、タマアジサイは芽にも茎にも細かい毛が密生しています。

両者の違いは、葉痕と冬芽を顔として見るとさらに際立ちます。アジサイのほうが着飾った人に見えるのに対して、タマアジサイのほうはいかにもワイルドで、まるで原人か獣のようです。こんなに印象が違って見えるのも、やはり、我々の頭脳の働きのせいなのでしょうね。 (田中利秋)

第18回井の頭かんさつ会のお知らせ

第18回井の頭かんさつ会
テーマ: 「夕暮れの鳥たち」

日時: 2006年12月17日(日) 午後4:00~5:45
場所: 井の頭池周辺

主催: 井の頭かんさつ会
案内: 田中利秋 (自然観察指導員)
案内: 小町友則 (森林インストラクター)
案内: 高野丈  (自然観察指導員)
案内: 澄川沃  (自然観察指導員)

定員: 約20名
参加費(保険代など): 200円、中学生以下は100円
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

忘年会
日時: 2006年12月17日(日) 午後6:00~8:00
会場: 吉祥寺駅近くの店
会費: 4,600円
申込締切: 2006年12月10日(日)

申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

ご案内
今年最後の観察会と忘年会を上記の要領で開催します。
時間配分上、観察会の時間を16:00~17:45とし、テーマに「夕暮れの鳥たち」を選びました。当日の日没時刻は16:30ですから、まだ明るい状態からしだいに夕闇が迫り、ついには暗闇に覆われる時間帯に当たります。そしてそれは、池のカモなど、鳥たちが大きく移動する時間帯でもあります。「鳥は鳥目だから夜は目が見えないんじゃないの?」と思っている人がかなりいるようですが、それは誤解です。夜でもよく見える鳥のほうが多いのです。そしてその、夜でも視界が利く鳥と、夜間は見えない鳥や動物の存在が、鳥たちの大移動の理由になっています。昼と夜の間に鳥たちはどう動くのか、そして池の鳥たちは暗闇の中でどう過ごしているのか、観察してみましょう。

あまり知られていないことですが、井の頭池にたくさん来ているカモのうち、キンクロハジロ、ホシハジロ、そしてハシビロガモは辺りが暗くなるといっせいに池を飛び立っていきます。七井橋を低い高度で飛び越えていくカモの群れは見る価値があります。(ただし、飛び立つ方向が違う日もあるし、飛び去らないで池に留まる日もあります。)

池を飛び去る鳥と池へやってくる鳥、それらを見ていると、井の頭池が鳥たちにとってどんな存在であるかが分かります。何かとあわただしい師走の夕暮れ時、鳥たちのドラマをじっくり鑑賞するという贅沢を楽しんでみませんか? ご参加をお待ちしています。

観察会終了後の18:00から、吉祥寺駅近くの店で忘年会を開きます。昨年始めた「井の頭かんさつ会」は今年いろいろな点で大きく進展しました。かんさつ会の今年を振り返り、来年の目標や夢についても語り合いたいと思います。こちらもぜひご参加ください。

もちろん、観察会のみ、あるいは忘年会のみの参加もOKです。申し込みの際は、それがはっきり分かるように書いてください。なお、会場を予約する都合上、忘年会への参加申し込みは12月10日(日)までにお届けください。観察会への参加申し込みは(定員に達していなければ)直前まで大丈夫です。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会事務局(大原正子) までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第18回観察会と忘年会の両方に参加したい」、「第18回観察会だけに参加したい」、あるいは「忘年会だけに参加したい」ことを明記してください。(必須)
聞き返さなくてよいように、ご協力をお願いします。
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
なお、忘年会は保険の対象外です。
□対象レベル・年齢について
観察会は、関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
忘年会も年齢制限は設けませんが、もちろん、未成年はアルコール禁止です。

問合せ
参加に関する問い合わせは井の頭かんさつ会事務局(大原)までお願いします。
観察会の内容、あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

(2006/11/20作成 田中利秋)

第18回井の頭かんさつ会レポート

第18回井の頭かんさつ会

テーマ:『夕暮れの鳥たち』

  

 

開催日:2007年12月17日日曜日

時間:16:00~17:45

場所:井の頭池周辺

主催:井の頭かんさつ会

案内:田中利秋(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

高野 丈(自然観察指導員)

協力:井の頭バードリサーチ

参加者:19名 


今年最後のかんさつ会のテーマとして「夕暮れの鳥たち」を選びました。

かんさつ会は日没(午後4時半)の30分前から始まりました。

まず井の頭バードリサーチの協力により、継続的に調査しているオオタカの塒入りを観に行きました。都市周辺のオオタカは都市適応してきていますが、このように間近で観られるケースは稀で、初めて観た参加者からは感動の声が上がっていました。少し観察し、オオタカの塒入りの邪魔にならないよう早々に退散しました。

池に戻り、明るいうちに井の頭池周辺で見られる冬の鳥たち(カモ類、カイツブリ、ゴイサギ等)を観察し、それぞれの種類の体の特徴やなぜ冷たい水の上でも平気なのか説明をしながらみんなで考えてもらいました。

さて、いよいよ薄暗くなってきました。夕方はキンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモなどが大移動のために七井橋を越えて一斉に飛び立つ姿を見られることがあるのですが、残念ながら当日は見られませんでした。

暗くなった池でカモ類が何をしているのか、いったい彼らはよく見えているのでしょうか? 鳥の視力について説明を聞いた後、紫外線を向けてみると(ブラックライトを利用)反応することがわかり、みな納得です。さらに新聞紙を細長く棒状に丸めたものを振りかざすとざーっと逃げて行ったり(鉄砲か何かと思っているのしょう!?)、レジ袋のバリバリという音に近づいてきたりする(エサをもらえると思って近づいてくる!)のには、みな苦笑です。聞き耳をたててみると、カモ類がエサをこし取る例の嘴の音、小さく求愛する鳴き声など、決してぐっすり寝こんでいるわけではないことがわかりました。

観察会終了後は参加者の皆さんと忘年会を催し、楽しく今年のかんさつ会を締めくくることができました。(田中雅子)

 

第17回井の頭かんさつ会のお知らせ

第17回井の頭かんさつ会
テーマ: 「井の頭池を楽しもう」

日時: 2006年11月18日(土) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭池周辺

主催: 井の頭かんさつ会
案内: 田中利秋 (自然観察指導員)
案内: 高野丈  (自然観察指導員)
案内: 澄川沃  (自然観察指導員)
案内: 小町友則 (森林インストラクター)

定員: 約20名
参加費(保険代など): 200円、中学生以下は100円
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

ご案内
第17回のテーマは「井の頭池を楽しもう」です。もちろん、池を観察して楽しむのです。井の頭池なんかいつも見てるよ、という人も多いと思いますが、我々が普段見ているのは池のほんの一部、ほんの表面にすぎません。私(田中)は今年、井の頭池をかなり真剣に観察しているのですが、そうしたら、池には知らないことがいっぱいあるし、観察して楽しめることがもっともっとあることに気づきました。
そこで今度の観察会では、井の頭池を普段とは違う視点でいろいろ観察して楽しもうと思います。きっと、池が今までとは違って見えるようになるでしょう。

ご存知と思いますが、今、井の頭池が熱いです。湧水の復活などで、あの汚い水を浄化しようという公園などの動きが始まり、生態系の復活も目標になっています。そしてその運動はどんどん広がりを見せ始めています。我々「井の頭かんさつ会」もその動きに乗って、井の頭池がもっと自然観察しがいのある池になるよう活動していくつもりです。

今井の頭池をしっかり見て楽しんでおけば、これから先、もっともっと楽しめますよ。井の頭池を見るのが初めての人にも、毎日見ている人にも、そして、もう何十年も見ている人にも楽しめる内容にしたいと思っています。井の頭池に関心のある人はぜひご参加ください。お待ちしています。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
tnt-lab@nifty.com までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第17回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません、。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
tnt-lab@nifty.com へメールください。

(2006/10/21作成、2006/11/7案内者追加 田中利秋)

第17回井の頭かんさつ会レポート

第17回井の頭かんさつ会

テーマ: 「井の頭池を楽しもう」

 

日時: 2006年11月18日(土) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭池周辺

 

主催: 井の頭かんさつ会

案内: 田中利秋 (自然観察指導員)

案内: 高野丈  (自然観察指導員)

案内: 澄川沃  (自然観察指導員)

案内: 小町友則 (森林インストラクター)

 

 

第17回のテーマは「井の頭池を楽しもう」です。 もちろん、池を観察して楽しむのです。 井の頭池なんかいつも見てるよ、という人も多いと思いますが、 我々が普段見ているのは池のほんの一部、ほんの表面にすぎません。 私(田中)は今年、井の頭池をかなり真剣に観察しているのですが、 そうしたら、池には知らないことがいっぱいあるし、 観察して楽しめることがもっともっとあることに気づきました。

そこで今回は、井の頭池を普段とは違う視点でいろいろ観察して楽しみました。動植物だけでなく水質調査も行い、 池の富栄養化や透明度の低さを科学的に検証し、『見た目通り汚い』ことを再認識しました。

また、西部公園緑地事務所の小口所長が参加してくれて、井の頭池の水質浄化への一連の取り組みを参加者に説明、 参加と協働を呼びかけました。参加者の多くは、そのような動きや取り組みについて初めて知ったようで、 いい話が連発し満足度は高まったようでした。

今回のかんさつ会を通して、きっと、池が今までとは違って見えるようになったことでしょう。

ご存知と思いますが、今、井の頭池が熱いです。 湧水の復活などで、あの汚い水を浄化しようという公園などの動きが始まり、 生態系の復活も目標になっています。そしてその運動はどんどん広がりを見せ始めています。 我々「井の頭かんさつ会」もその動きに乗って、 井の頭池がもっと自然観察しがいのある池になるよう活動していくつもりです。

(田中・高野)

第16回井の頭かんさつ会のお知らせ

第16回井の頭かんさつ会
テーマ: 「種に込めた願い」

日時: 2006年10月14日(土) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
主催・案内: 田中利秋 (自然観察指導員)
案内: 小町友則 (森林インストラクター)
案内: 高野丈  (自然観察指導員)

定員: 約20名
参加費(保険代など): 200円、中学生以下は100円
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

ご案内
第16回は実りの秋の真っ最中。テーマはいろいろな植物の種(たね)です。種をできるだけ遠くへ届け発芽させることは繁殖上極めて重要なことですから、植物はそのための様々なしくみを発達させています。植物が種に込めたいろいろな工夫を観察しましょう。
弾き跳ばされるもの、風に乗って飛んでいくもの、水に流されてたどり着くもの、動物の身体にくっついて運ばれるもの、あるいは鳥に食べられて運ばれるもの等々、種が散布されるしくみは植物ごとに様々で、調べていて飽きません。また、それだけでなく、種に込められた他の戦略にも注目したいと思います。種の観察が秋の自然観察会の定番なのは、間違いなく面白いからです。皆さんのご参加をお待ちしています。

なお、面白い種をお持ちの方や見つけられた方はぜひそれを当日持ってきてください。私は絶滅危惧種・ムニンカラスウリの種をお見せする予定です。カラスウリの種とどこが違うのか、実物をご覧ください。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
tnt-lab@nifty.com までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第16回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません、。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
tnt-lab@nifty.com へメールください。

(2006/9/18 田中利秋 2006/9/24追記)

第16回井の頭かんさつ会レポート

第16回井の頭かんさつ会

テーマ: 「種に込めた願い」


 日時: 2006年10月14日(土) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園

主催:井の頭かんさつ会

案内:田中利秋 (自然観察指導員)

小町友則 (森林インストラクター)

高野丈  (自然観察指導員)


 レポート

  秋らしいさらっとした晴れの天気でした。 今月のかんさつ会のテーマはいろいろな植物の種(たね)です。今は実りの秋の真っ最中。 種をできるだけ遠くへ届け発芽させることは繁殖上極めて重要なことですから、 植物はそのための様々なしくみを発達させています。その植物が種に込めたいろいろな工夫を観察しました。

弾き跳ばされるもの、風に乗って飛んでいくもの、水に流されてたどり着くもの、 動物の身体にくっついて運ばれるもの、あるいは鳥に食べられて運ばれるもの等々、 種が散布されるしくみは植物ごとに様々で、調べていて飽きません。 また、それだけでなく、種に込められた他の戦略にも注目しました。 かんさつ会の最後には『スーパー小学生』K君に高台に上ってもらい、種を落下させてもらいました。

(田中・高野)