第22回井の頭かんさつ会レポート

第22回井の頭かんさつ会

テーマ:『渡りの夏鳥観察』   

 

開催日:2007年4月22日日曜日

時間:9:00~11:00(野外観察)、11:00~12:00(屋内講座)

場所:井の頭公園(七井橋~小鳥の森)

主催:井の頭かんさつ会

案内:田中利秋(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

高野 丈(自然観察指導員)

佐藤誠

高久晴子

参加者:27名


観察会レポート 

キビタキやオオルリ、サンコウチョウなどの夏鳥が見られることを期待して、かんさつ会が始まりました。井の頭池で、まず双眼鏡の基本的な使い方を講習。そこでまだ残っている池の冬鳥たち(キンクロハジロ・ホシハジロ・ハシビロガモ)を確認しました。

ついで、夏鳥の声や姿を求めて、御殿山~小鳥の森へ向けて出発。しかし、今年は渡りの時期が遅れているようで、残念ながらキビタキもオオルリも姿を見せてはくれませんでした。それでも、参加者たちは、留鳥のコゲラやアオゲラの姿や巣作りの様子などを熱心に観察していました。

観察終了後は西園の会議室で、高野自然観察指導員から視聴覚資料を駆使して、夏鳥の飛来傾向や声の識別についての講演があり、有意義に締めくくることができました。

観察会が終わったころ、小鳥の森でエナガの巣立ちが見られ、ちょっと盛り上がりに欠けていたかんさつ会も最後は興奮のうちに締めくくることができました。

なお観察会終了後は井の頭公園にて井の頭かんさつ会2周年記念の親睦会を行い、新緑の中で参加者の皆様と楽しいひと時を過ごしました。

(高久)