第123回井の頭かんさつ会レポート

123回井の頭かんさつ会                       

■タイトル  「ふしぎな生きもの 変形菌

■実施年月日 2015年7月19日(日) 午前10:00~12:00

■参加者数  一般参加者名 24名(大人22名+小人2名)

井の頭かんさつ会スタッフ11名+臨時スタッフ&講師4名

  • 実施場所 井の頭公園ボート乗り場前~ブルースカイカフェ付近~井の頭地区公会堂~井の頭第二公園~小鳥の森
  • 実施レポート(作成:第123回企画担当 高野 丈)私が所属している「日本変形菌研究会」にはプロの研究者からアマチュアまで多様な会員がおり、その中には幼稚園児から変形菌を研究しているという中学生もいます。増井真那君はいわゆる「スーパー中学生」で、小学生のときから自由研究コンクールや科学コンクールで文科大臣賞、総理大臣賞など数々の賞を受賞している少年です。私は彼を講師に立てて会を運営することを企画しました。他にも「日本変形菌研究会」から3名の先輩方に応援していただきました。変形菌とはどんな生きものかを理解したところで再び野外へ。2班に分かれて小鳥の森の周囲で変形菌を探しました。落ち葉をめくり、切り株や樹皮に目をこらし、数種を発見することができました。あっという間に時間が過ぎ、終了の時間に。外部から講師を招くという通常とは変則の運営でしたが、充実した内容に参加者は一様に満足したことと思います。
  • 今回のテーマは案内できるスタッフが少ないこともあり、募集定員を絞りました。参加者の多くは変形菌観察経験がないか、機会の少ない方ばかり。まずは、変形菌の子実体を何種か観察してスケール感を捉えてもらおうとブルースカイカフェ近くの切り株へ移動し、観察しました。その後、井の頭地区公会堂に移動し室内での講座。真那君がパワーポイントを使って「変形菌」の概要をレクチャーしました。講座では子実体のほか、真那君が飼育している変形体も見せてもらいました。
  • 井の頭かんさつ会11年目にして初めてのテーマが「変形菌」。一般にはなじみが薄いものの、身近な環境で観察することができる不思議な生きもの。アメーバ状の変形体はもちろんのこと、子実体の形や色が多様で魅力的です。「変形菌」はメイン企画担当の私が公私とも関わっているということもありますが、生態系の中で大切な役割を担っている生きものであり、120回以上開催している井の頭かんさつ会で紹介しておきたいと考えました。

第123回井の頭かんさつ会のお知らせ

第123回井の頭かんさつ会

ふしぎな生きもの 変形菌

日時: 2015年7月19日(日)午前10:00~12:00
集合: 午前9時45井の頭公園ボート乗り場
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内

高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出夫(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

案内・協力

増井真那(日本変形菌研究会)
山崎勇人(日本変形菌研究会)

定員: 20名
参加費:(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:ルーペ、筆記用具など
申し込み方法: 問合せ先:下記をご覧ください
申し込み締め切り: 2015年7月17日(金曜日)24:00まで

ご案内

 自然界にはいろいろな生きものが生息しています。
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年間開催してきた井の頭かんさつ会でも、まだまだ紹介していない生きものがいます。その一つが変形菌。俗に粘菌と呼ばれる生きものたちです。
 その名に菌とついても、菌類とは似て非なる別の生きもの。アメーバのように動き回ったり、合体したりすると思えば、きのこのように伸びて胞子を飛ばすという暮らしをしています。ふしぎな生きものと呼ばれるゆえんです。そして、きのこのように伸びた小さな子実体(しじつたい)の形や色の神秘的なこと。よく、スタジオジブリの作品に出てきそうだと形容されます。
 今回の井の頭かんさつ会は、この「変形菌」がテーマです。会には、小学生のときから変形菌を研究し続け、数々の賞を獲得してきた変形菌好き中学生、増井真那君をゲストとしてお迎えし、変形菌の魅力を専門家の立場から紹介してもらいます。変形菌とはどんな生きものか。どんなところを探せばよいか。その楽しみ方など、誰でも一から変形菌の魅力的な世界を楽しめる観察会です。

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを受付担当の大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpまでお送りください。
参加申込期限:2015年7月17日(金曜日)24時まで
(ただし、その前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)
8)以外は必須項目です。

1)「第123回観察会に参加したい」(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします)(必須)
3)住所(市区町村レベルまで。例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)(必須)
4)返信を希望するメールアドレス(必須、ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)(必須)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (必須、該当しない方は必須ではありません)
7)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、Facebookなど)(必須)
8)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。(必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後数日以内に参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加に関するお問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)まで、かんさつ会の内容に関するお問い合わせは joe@birdimages.jp(髙野丈)までお願いします。

(2015年6月27日 高野丈)

第122回井の頭かんさつ会レポート

第122回井の頭かんさつ会

「池の外の外来種(植物)を考える」
~ワクワク・ドキドキ冬芽観察~

2015年6月21日(土)10:00~12:00

主催:井の頭かんさつ会
後援:東京都西部公園緑地事務所
案内:
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
日置 日出男(森林インストラクター)
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
上村 肇
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
参加者:34名(大人31名、子供3名)

レポート

朝から小雨模様で開始時刻の天候が気にかかりましたが、開始時刻には雨も上がり屋外での観察を無事スタートすることができました。
今回のかんさつ会では本年の3月に環境省が公表した「我が国の生態系等に被害を与えるおそれのある外来種リスト」に掲載されている植物、日本生態学会の「侵入生物データベース」に掲載されている外来植物、その他の井の頭公園で勢力を伸ばしていると思われる外来植物を中心に観察を行いました。驚くなかれ、公園にはこれらのリストに掲載されているだけで約40種の外来植物が生育しています。もちろん井の頭公園でこれらが生育することが即悪いわけではありません。それらの植物がいつ、どのように日本に入ってきたのかを説明し、その生態や繁殖の仕方(種のでき方、栄養繁殖の仕方など)を観察し、他の植物への影響を考えてもらいさらにその植物がどのような場所に侵入したとき生態系等に被害をあたえる恐れがあるのかを説明しました。
終了前の全体での振り返りで、参加者の方々に「井の頭公園の生態系等に被害を与える恐れのある外来種」は何だと思いますか?と質問したところ、お茶の水の付近の林床を覆い尽くしている「ノハカタカラクサ」、いたるとこにピンクの花を咲かせている「ムラサキカタバミ」、オレンジ色の花がきれいな「ナガミヒナゲシ」などが挙がりました。
今回はどの植物が外来種であり、どのような影響があるかを知っていただくことだけを目的としていましたが、参加者の方々はそれらの知識を得るだけではなく生態系をも理解していただけたと、主催者として驚きとともに大きな喜びを感じました。(佐藤誠)

第122回井の頭かんさつ会のお知らせ

第122回井の頭かんさつ会
 池の外の「外来種(植物)」を考える

日時: 2015年6月21日(日)午前10:00~12:00
集合: 午前9時45井の頭公園ボート乗り場
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内

佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
日置 日出夫(森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

定員: 30名
参加費:(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具 ルーペなど
申し込み方法: 問合せ先:下記をご覧ください
申し込み締め切り: 2015年6月19日(金曜日)24:00まで

ご案内

井の頭池では公園開設100周年を迎えるにあたって「かいぼり」を行いブラックバス、ブルーギル、アメリカザリガニなどの外来種を駆除し、昔からここに住む在来魚だけの池に戻す活動を行なっていることをご存知の方は多いと思います。
 それでは池の外はどうなっているのでしょう。最近昔は見られなかった花が咲いている、とかこの花は去年までこんなにたくさん咲いていなかったのに、と感じたことはありませんか。
 ちょうど、本年3月に環境省は日本の生態系を守って行くために「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」を公表しました。このリストには井の頭公園に生育する植物が数多く掲載されています。
 今回のかんさつ会では、それらの植物を中心に観察し、なぜ公園に生育しているのか(どうやって入って来たのか)、その植物の強みはなにか、どんな影響が考えられるのか、我々は今後どう対応して行くべきか、などをみんなで考えてみたいと思います。
 ちょっとまじめなテーマですが自然観察をしたい方には生き物のつながりを知る良い機会だと思います。是非参加して考えてみませんか。お待ちしています。

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを受付担当の大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpまでお送りください。
参加申込期限:2015年6月19日(金曜日)24時まで
(ただし、その前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)
8)以外は必須項目です。

1)「第122回観察会に参加したい」(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします)(必須)
3)住所(市区町村レベルまで。例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)(必須)
4)返信を希望するメールアドレス(必須、ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)(必須)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (必須、該当しない方は必須ではありません)
7)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、FACEBOOK)など)(必須)
8)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。(必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後数日以内に参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、中学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加に関するお問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)まで、かんさつ会の内容に関するお問い合わせはmkt-sato@parkcity.ne.jp(佐藤)までお願いします。

(2015年6月1日 佐藤 誠)

 

第121回井の頭かんさつ会レポート

第121回井の頭かんさつ会

■タイトル  「春の野鳥観察会」

■実施年月日 2015年年5月10日(土曜日)8:30~11:00

■参加者数  一般参加者名 47名(大人39名+小人8名)

井の頭かんさつ会スタッフ11名

  • 実施場所 井の頭公園ボート乗り場前~お茶の水池~弁天池~御殿山~玉川上水
  • 実施レポート(作成:第121回企画担当 高野 丈)
  • 前回のテーマだったカイツブリの行動から観察を始め、運よく現れてくれたカワセミなど池の鳥をじっくり観察。その後、御殿山へ移動し、街灯をドラミングするアオゲラのユニークな行動を観察することができました。その後、運よくヤマザクラの果実を食べるアオバトを発見し、しばらく観察しました。エゾムシクイやキビタキなどの夏鳥もかろうじて観察しました。
  • 121回目の井の頭かんさつ会のテーマは「春の野鳥観察会」。最近の野鳥観察会の方向性を継承し、留鳥も渡りの夏鳥も、とにかくじっくり観察することで新たな発見をしようという趣旨で開催しました。

第121回井の頭かんさつ会のお知らせ

第121回井の頭かんさつ会
 「春の野鳥観察会」

日時: 2015年5月10日(日)午前8:30~11:00
集合: 午前8時15井の頭公園ボート乗り場前
!!いつもと集合時間が異なりますので、よくご確認下さい!!

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
上村 肇
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)

定員: 50
参加費:(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100
持ち物:観察用具 双眼鏡など
申し込み方法: 問合せ先:下記をご覧ください
申し込み締め切り: 2015年5月8日(金曜日)24:00まで

ご案内

今年も、鳥たちの春の渡りのシーズンがやってきました。オオルリにキビタキ、ムシクイ類、そしてサンコウチョウ。いったい井の頭公園のどこで、どんな鳥に出会うのでしょう。さあ、少し早起きして、宝探しのようなバードウォッチングを一緒に楽しみましょう!

参考:昨年の5月10日に観られた鳥は以下の通りです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオバト、ゴイサギ、コチドリ、ツミ、オオタカ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、ツグミsp、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホンセイインコ 以上31

井の頭バードリサーチは井の頭公園の野鳥を365日毎日観察・記録しています。
以下ウェブサイトに記録を掲載していますのでご参照ください。

http://birdimages.jp/inokashira/

参加申し込み方法 

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを受付担当の大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpへお送りください。
参加申込期限:2015年5月8日(金曜日)24時まで
(ただし、その締め切り前に定員が満員になることもあります。)
9)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目
1)「第121回かんさつ会に参加したい」と明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします。必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません。)
7)双眼鏡の借用希望台数(貸し出しの対象となる年齢は10歳以上です。貸出台数に限りがありますので、必ずしもご希望に添えないことがあります) 双眼鏡をお持ちの方はゼロと書いてください。
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、facebookなど)(必須)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後数日以内に参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
小雨決行ですが、悪天候の場合は開催を中止します。その際はこのページ上でお知らせします

お問合せ

参加に関する問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)まで、かんさつ会の内容についてのお問合せはinokashira.joe@gmail.com(高野)までお願いします。(2015/4/20高野丈)

 

「春の野鳥観察会」

日時: 2015年5月10日(日)午前8:30~11:00

集合: 午前8時15分 井の頭公園ボート乗り場前

!!いつもと集合時間が異なりますので、よくご確認下さい!!

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内

高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大原 正子

高久 晴子

佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

上村 肇

佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)

定員: 50名

参加費:(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円

持ち物:観察用具 双眼鏡など

申し込み方法: 問合せ先:下記をご覧ください

申し込み締め切り: 2015年5月8日(金曜日)24:00まで

ご案内

今年も、鳥たちの春の渡りのシーズンがやってきました。オオルリにキビタキ、ムシクイ類、そしてサンコウチョウ。いったい井の頭公園のどこで、どんな鳥に出会うのでしょう。さあ、少し早起きして、宝探しのようなバードウォッチングを一緒に楽しみましょう!

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参考:昨年の5月10日に観られた鳥は以下の通りです。

カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオバト、ゴイサギ、コチドリ、ツミ、オオタカ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、ツグミsp、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホンセイインコ 以上31種

井の頭バードリサーチは井の頭公園の野鳥を365日毎日観察・記録しています。

以下ウェブサイトに記録を掲載していますのでご参照ください。

http://birdimages.jp/inokashira/

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを受付担当の大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpへお送りください。

参加申込期限:2015年5月8日(金曜日)24時まで

(ただし、その締め切り前に定員が満員になることもあります。)

9)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目

1)「第121回かんさつ会に参加したい」と明記してください。(必須)

2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします。必須)

3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)

4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)

5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)

6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません。)

7)双眼鏡の借用希望台数(貸し出しの対象となる年齢は10歳以上です。貸出台数に限りがありますので、必ずしもご希望に添えないことがあります) 双眼鏡をお持ちの方はゼロと書いてください。

8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、facebookなど)(必須)

9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。

・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後数日以内に参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。

なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について

関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について

小雨決行ですが、悪天候の場合は開催を中止します。その際はこのページ上でお知らせします

お問合せ

参加に関する問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)まで、かんさつ会の内容についてのお問合せはinokashira.joe@gmail.com(高野)までお願いします。(2015/4/20高野丈)

 

第120回井の頭かんさつ会レポート

第120回井の頭かんさつ会

■タイトル 「カイツブリと井の頭池」

■実施年月日 2015年4月26日(日)10:00~12:00

■参加者数  36名(大人30名、子ども6名)

■スタッフ数  かんさつ会スタッフ11名、特別スタッフ1名

■実施場所  ボート乗り場前(集合)→井の頭自然文化園水生物園→お茶の水池→ボート池

■実施レポート (作成:第120回企画担当 田中 利秋)
今回は井の頭かんさつ会10周年記念の観察会です。第1回は2005年4月24日の「カイツブリとその暮らし」で、増えた外来魚のせいで在来の小魚やエビが減り、それを餌にするカイツブリが暮らしにくくなってきていた時期でした。その後の当会などの外来魚駆除の努力にもかかわらず、状況はさらに悪くなり、井の頭池にカイツブリが1羽もいなくなった時期もありました。しかし2014年冬に「かいぼり」が実現して外来魚がかなり駆除されたため、現在はカイツブリが子育てをできる池に戻っています。

今回のテーマは関心が高く、募集開始後3日間で満員になりましたが、これまでの当会の活動に協力していただいた人たちにも参加してもらえました。第1回と同様な好天の下、4班に分かれて観察を行いました。現在の井の頭池には4組のカップルがなわばりを構えていて、すでにヒナが誕生しているカップルもあります。班ごとに、それらのカイツブリの行動や、かわいいヒナたちのようす、ヒナに懸命に餌を運ぶ親鳥たちを観察しました。

また、今回は特別に水生物園にも入園し、水生物館で飼育展示されているカイツブリで、潜水のようすをじっくり観察しました。そこには特別協力者のSさんがカイツブリの骨格標本を持って待機し、得意の潜水を可能にしている身体の造りについて説明してくれました。

その骨格標本は、井の頭池で昨年生まれたものの、途中で死亡してしまった幼鳥を標本にしてくれたものです。参加者の皆さんは、カイツブについてより詳しくなっただけでなく、カイツブリがさらに暮らしやすくなるためには池がさらに良くなる必要があることを理解してもらえたのではないかと思います。

第120回井の頭かんさつ会のお知らせ

第120回(10周年!)井の頭かんさつ会
「カイツブリと井の頭池」

日時: 2015年4月26日(日)午前10:00~12:00
場所: 都立井の頭恩賜公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内人:
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

対象:どなたでも
定員:35
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100
持ち物:筆記用具、飲み物、雨具(天候により)、双眼鏡(お持ちなら)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。
申し込み締め切り:2015年4月24日(金)24:00まで

ご案内

第1回井の頭かんさつ会は2005年4月24日、テーマは「カイツブリ」でした。身近で観察でき、しかも観察する価値のある、じつに興味深い生き物だからです。それから10年の間に、井の頭池のカイツブリの状況は大きく変わりました。年々子育てが難しくなり、1羽もいなくなった時期もあります。しかし現在は10羽以上のカイツブリが暮らしています。昨年の1月~3月に「かいぼり」が行われた結果です。カイツブリを観ていると、水中を見なくてもそのようすが分かります。
 今度のかんさつ会はテーマを再びカイツブリとし、「カイツブリと井の頭池」と題しました。まず、カイツブリとはどんな鳥か、身体の造りや暮らしぶりが他の水鳥とはどう違うのか、じっくり観察しましょう。かわいいヒナや、親鳥の子育てのようすも見ることができると思います。そして、カイツブリの状況が変わったのは池の何が変わったからなのか、カイツブリにはどんな池が望ましいのか、はたして井の頭池はそんな池になったのか、考えてみましょう。1種類の生き物をいろいろな視点で観察する面白さを分かっていただけると思います。10年の間に、井の頭かんさつ会もメンバーが増え、それぞれが自然観察の経験を積んできました。そんなスタッフが総力で皆さんをご案内します。ぜひご参加ください。

【水生物園への入園について】

 【水生物園への入園について】:小学生以下を対象に子供班を設けます。子供班は水生物館のカイツブリを見に行くため、保護者には井の頭自然文化園への入園料が別途必要です(小学生以下は入園無料です)。入園を望まれない方には大人班に入っていただきますので、申し込み時にご希望をお知らせください。
 また、今後のお茶の水池のカイツブリの状況によっては、大人班も水生物園(分園)の岸辺からのほうが観察しやすくなる場合があります。その場合に水生物園への入園が可能かどうか(入園料を支払ってもよいかどうか)を申し込み時にお知らせください。成人の入園料は400円です。詳細は自然文化園のサイト http://www.tokyo-zoo.net/zoo/ino/hours.html をご覧ください。

野外親睦会のご案内

天気が良ければ、かんさつ会終了後に公園内で恒例の野外親睦会を行います。申し込み不要です。お気軽にご参加ください。
各人好きな食べ物、飲み物を持ち寄り、生き物のことや環境のことなど、かんさつ会スタッフとざっくばらんに語り合いましょう。銘酒、名店の味、自慢の手料理、おススメのスイーツなど差し入れ大歓迎です!
※もちろん手ぶらでも大歓迎です。近隣にコンビニエンスストアがありますので、食べ物は持参しなくても確保できます。

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原正子) までお送りください。
参加申込期限:2015年4月24日(金曜日)24時まで(ただし、その前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

メールに記入すべき項目 ※10)以外は必須です。
1)「第120回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします)。(必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(当日連絡することができるよう、携帯の番号が望ましいです。) (必須)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢。(該当する方)
7)水生物園への入園可否 「入園可能」、または「入園不可」とお答えください。
8)双眼鏡の借用希望台数(貸し出しの対象となる年齢は10歳以上です。貸出台数に限りがありますので、必ずしもご希望に添えないことがあります) お持ちの方はゼロと書いてください。
9)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、facebook)など)(必須)
10)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。(必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

【受付とその連絡】

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。
メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

【参加者への詳細情報】

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

【注意事項】

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

【お問合せ】

お問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)までお願いします。
(2015/4/5 田中利秋)

 

第119回井の頭かんさつ会のお知らせ

第119回井の頭かんさつ会
「井の頭公園 花を愛でる観察会」 ~花と実のステキな関係~

日時: 2015年3月22日(日)午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

定員:35名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察用具(ルーペ、虫めがね、双眼鏡など)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。
申し込み締め切り:2015年3月20日(金)24:00まで

ご案内

ひっそりと、でも確実に春の足音が聞こえてきました。これから井の頭公園が一年で一番華やぐ季節を迎えようとしています。今年のお花観(はなみ)観察会は、例年より早く3月に早春の花を咲き取り(先取り?)し、観察したいと思います。今年のテーマは”花とその実”です。じっくり花を見ながら、どんな実ができるか想像してみましょう。もちろん、花の名前を覚えたい方、子どもと一緒に花を楽しみたい方も大歓迎です。それぞれに、きっと面白い発見があると思います。心躍る季節に美しい花々と共にスタッフ一同、皆さんの参加をお待ちしています。

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原正子) までお送りください。
参加申込期限:2015年3月20日(金曜日)24時まで(ただし、その前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

メールに記入すべき項目 ※9)以外は必須です。
1)「第119回観察会に参加したい」ことを明記してください。
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします)。
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が望ましいです。)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
7)ルーペの貸出希望台数(ルーペをお持ちでない方の場合)
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS[ツイッター、facebook]など)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。(必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

【受付とその連絡】

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。
メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

【参加者への詳細情報】

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

【注意事項】

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

【お問合せ】

お問い合わせは kapockmasa@jc5.so-net.ne.jp(大原)までお願いします。
(2015/3/4 小町友則)

第119回井の頭かんさつ会レポート

第119回井の頭かんさつ会

タイトル 「井の頭公園 花を愛でる観察会」 ~花と実のステキな関係~

■実施年月日 2015年3月22日(日)10:00~12:00

■参加者数  37名(大人33名、子ども4名)

■実施場所:     ボート乗り場前(集合)→井の頭池北岸 →野草園 →雑木林

 

■実施レポート (作成:第108回企画担当 小町 友則)

うららかな、春らしい天気の下、恒例の花を愛でる観察会を行いました。今年はちょっと早めに春を先取りした日程としましたが、急な暖かさのため、井の頭公園は開催前の1週間で開花が相次ぎ、華やかな観察会となりました。

 

今まで、花を愛でる観察会として、花の色、花の形、花の匂い、花の進化、花と生きものの繋がりなどをテーマに取り上げてきましたが、今年は「花と実のステキな関係」として、花が咲いた後にどういった実になるか分解したりしながら、観察してみることにしました。

 

今回は花を細かく見ていくことがテーマなので、少人数の班編成として、5班体制でご案内しました。スタート地点であるボート広場にも、多くの花が咲いていました。ヒサカキ、レンギョウ、ツルニチニチソウ、ユキヤナギ、サクラ(エドヒガン)などです。中でも面白いのが、カラスノエンドウの小さな花です。花を分解し、雌しべの元を見ると、もうマメのさやができています。更に良く観ると、その中に豆のような形もうっすら見えました。

 

橋を渡り、池の北岸では、ヒュウガミズキやヒイラギナンテンが咲いており、コブシ前では、コブシの花の原始的な構造と、別途採取したコブシの実と対比を行いました。またシラユキゲシの雌しべの子房の部分を割って、顕微鏡で観察してみました。すると、米粒のような小さな胚珠がいっぱい見られ、ケシの仲間は種子の数が多い事が納得できました。ミツマタやツバキを観察し、梅園へ向かうと、ウメやサンシュユのほか、オオイヌノフグリやキュウリグサといった小さく可憐な草花が咲いており、じっくり観察できました。今回、各班のリーダーは工夫をこらせて、梅干しやリンゴなどの果実を持ち込み、花と実の関係をわかりやすく解説を行っていました。

野草園では、アズマイチゲやイチリンソウ、ニリンソウ、カタクリ、クサノオウなどの山野草が咲き出しており、早春の雰囲気をたっぷり味わうことができました。