第47回井の頭かんさつ会のお知らせ

第47回井の頭かんさつ会
テーマ:「渡りの夏鳥を探そう!2009春」

日時: 2009年5月9日(土)
観察会:午前9:00~11:00(状況に応じて最大12:00まで希望者対象に延長有)
親睦会:11時過ぎから(ただし観察会延長の場合、延長参加者は終了後合流)

場所:井の頭池~御殿山~玉川上水~小鳥の森(状況に応じて第二公園も)
集合: 午前8時45分 井の頭池ボート乗り場前広場
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ、森林インストラクター)
高久晴子(井の頭バードリサーチ)
佐藤 誠(井の頭バードリサーチ)
田中雅子(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
大原正子(井の頭かんさつ会事務局長、井の頭バードリサーチ)
日置日出男(井の頭バードリサーチ)
大橋博資(井の頭バードリサーチ)
杉浦 千愛(井の頭バードリサーチ)

定員:50名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(双眼鏡・図鑑など)必須ではありません。
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

花見の賑わいも終わり、新緑の多様な優しい色彩が目に眩しい候となりました。 今年も一年で最も面白い季節がやってきました。夏鳥たちの春の季節移動です。 一年でこの時期しか楽しめない季節限定のイベントがもうすぐ始まります。 夏鳥の季節移動は秋にも楽しめますが、美しい唄をも聴くことができるのは春だけです。 今回のかんさつ会は恒例の夏鳥探鳥会です。
43回の「冬鳥探鳥会」同様、まずは屋外で今までに録音した鳥たちの唄(井の頭公園での観察で録音したものばかりです)を聴いて しっかりと予習してから探しに出かけましょう!
会は2時間に設定していますが、 当日の鳥の出が良ければ一旦鳥合わせをした後で最大1時間延長して観察します。 夏鳥の出現状況は毎年変動しますし、同じ年でも日によって大きく変わります。 昨年の5月9日はキビタキやセンダイムシクイが観察できましたが、 今年の同日は果たしてどのような状況になるでしょうか。一緒に探究してみましょう。

親睦会のご案内

「井の頭かんさつ会」はおかげさまで満4周年を迎え、私たちの活動も5年目に入りました。 これもひとえに毎回参加して下さる熱心な参加者の皆様のおかげに他なりません。 全ての参加者と、日頃から自然観察会だけでなく環境保全活動についてもご支援いただいている皆様に厚く御礼申し上げます。 この感謝の気持ちを込めまして、毎年恒例となりました野外親睦会をかんさつ会後に行いたいと思います。
爽やかでいい季節です。各人好きな食べ物、飲み物を持ち寄りまして 生き物のことや環境のことなどざっくばらんに語り合う「大人の宴」と参りましょう。 銘酒、名店の味、自慢の手料理、おススメのスイーツなど差し入れ大歓迎です!
※近隣にコンビニエンスストアがありますので、食べ物は持参していなくても確保できます。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを 井の頭かんさつ会事務局(大原正子)までお送りください。
メールに記入すべき項目
□「第47回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□観察会後の親睦会への参加不参加
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□双眼鏡の有無
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日連絡のためになるべく携帯電話の番号が好ましい)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ: 連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待すること など、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせはkapock@parkcity.ne.jp(大原)へ、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

(2009/04/12 高野 丈)

第47回井の頭かんさつ会レポート

第47回井の頭かんさつ会

テーマ:「渡りの夏鳥を探そう!2009春」


日時: 2009年5月9日(土)

観察会:午前9:00~11:00(希望者対象に延長~12:00)

親睦会:11時過ぎから

場所:井の頭池~御殿山~玉川上水~小鳥の森

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員、)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高久晴子

佐藤 誠

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

日置日出男

大橋博資

杉浦 千愛

参加者:45名


レポート

前日まで降り続いた雨もなんのその。 抜けるような青空の下、たくさんの方が双眼鏡を片手にご参加くださいました。 その数なんと45名!鳥の大人気ぶりが伺える人数です☆

観察する前に、こども班おとな班に分かれ「渡りの夏鳥ってなに?」「どんな種 類がいるの?」 など夏鳥についての解説からスタートしました。写真や録音した鳥の鳴き声など を使ってレクチャー、 クイズ形式でさえずりを聴き比べたりしました。

その後、4つのグループに分かれて観察を開始。 まず七井橋で今季初のオオヨシキリの声を聴きました。 姿は見られませんでしたがその特徴的な鳴き方「ギョギョシ」にみなさんじっく り聴き入られていました。 つづいて御殿山では夏鳥の声は聴こえるものの姿はみえず、枯れ木で元気に動き 回る留鳥の コゲラを見つけました。同じキツツキでも種類によって住み分け、餌を探してい ることなどを話しながら 観察しました。 小鳥の森付近では、キビタキやセンダイムシクイの声を確認するも・・・姿を見 ることができず消化不良でした。

あとからわかったことですが、この日はかんさつ会開始前にツミがハンティング に現れたようで、小鳥たちがなりを ひそめてしまっていたようでした! 相手が自然なだけに、いつどこでどの鳥と出会えるかわからないのが鳥観察の醍 醐味ですが、今回は 思うように見られず残念でした。

最後に「夏鳥は何故井の頭に来るのか?」をみんなで考え、指導員が解説を行い ました。 また、最近井の頭公園に飛来ししばらく逗留していた「ミゾゴイ(絶滅危惧ⅠB 類)」の話題を取り上げ、 玉川上水と井の頭公園のまとまった緑と水の環境がいかに貴重であるか、そして その環境を守ることは 生物多様性を考えた時どれだけ重要であるかということをお話ししました。 いつまでも渡り鳥がやってくる井の頭公園でいてほしい!そんな思いを語りつつ 終了しました。

終了後、数人の方が延長探鳥会に参加されました。井の頭公園では井の頭かんさ つ会4周年記念の 親睦会を行い、新緑の中、参加者のみなさまと楽しいひと時を過ごしました。

(レポート:杉浦)

第46回井の頭かんさつ会のお知らせ

第46回井の頭かんさつ会
テーマ:「活動し始めた昆虫たち」

日時: 2009年4月19日(日) 午前10:00~12:00
場所: 小鳥の森・玉川上水周辺
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前広場
(初めのお知らせから変更しました。)
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
高久晴子(井の頭バードリサーチ)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
大原正子(井の頭かんさつ会事務局長、井の頭バードリサーチ)
田中雅子(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
日置日出男(井の頭バードリサーチ)
佐藤 誠(井の頭バードリサーチ)
大橋博資(井の頭バードリサーチ)
杉浦 千愛

定員:30名(満員になりました)
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(ルーペ、虫めがね・双眼鏡など)必須ではありません。
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

啓蟄も過ぎ、いよいよ春爛漫。咲き乱れる花々や勢いよく芽吹きだした若葉のそこここで、昆虫たちの動きも急に活発になってきました。これからの時期、春になって動き出す昆虫たちを観察する絶好のチャンスです。

まず、どこにどんな昆虫がいるか、探すことから始めましょう。きっと想像以上にたくさんの昆虫が見つかると思います。さらに、その昆虫たちがそこで何をしているのかをじっくり観察してみると、小さな昆虫たちが実に多様な戦略で生活していることに驚かされ、愛おしささえも感じられるのではないでしょうか。

昆虫はちょっと苦手という方も、この機会に生き物の神秘を覗いてみませんか?

春だけに見られるツマキチョウ

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを 井の頭かんさつ会事務局(大原正子)までお送りください。
メールに記入すべき項目
□「第46回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待すること
など、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせ、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
(2009/03/25 高久晴子)

第46回井の頭かんさつ会レポート

第46回井の頭かんさつ会

テーマ:「活動し始めた昆虫たち」


日時: 2009年4月19日(日) 午前10:00~12:00

場所: 小鳥の森・玉川上水周辺

集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前広場

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

高久晴子田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員、)

大原正子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

佐藤 誠

大橋博資

杉浦 千愛

参加者:39名


レポート

春と言うより初夏を思わせるような日差しと気温の中、第46回かんさつ会は39名もの参加者を集め、定刻の 午前10時に井の頭池ボート乗り場前から始まりました。

まずイロハモミジやツルニチニチソウにつく アブラムシの観察です。普段は気にも留めないアブラムシですがそこには色々な生き物のかかわり合いが あります。アブラムシを食べるテントウムシが集まり、幼虫がアブラムシを食べるヒラタアブが 産卵に訪れ、ヒラタアブの幼虫やさなぎも見つかりました。また寄生バチに寄生されてミイラのように なったアブラムシなどもありました。

次に御殿山の梅林の下でスジグロシロチョウやキチョウ、そして春にしか見ることのできないツマキチョウ などシロチョウの仲間や長い触角がユーモラスなヒゲナガガ、美しく青光りするオサムシ、テントウムシに そっくりなイタドリハムシなどを観察しました。

最後は玉川上水の沿道と小鳥の森の周辺です。ここでは木の枝に擬態して隠れているナナフシや羽化した ばかりのヨコズナサシガメ、ノイバラに集まるキイロテントウなどを観察し、定刻に終了となりました。

2時間の短い時間でしたが、美しい昆虫を見るだけでなく昆虫たちがどうやって身を守り子孫を増やして 行こうとしているのか、それぞれの係わり合いはどうなっているのか、新たな興味を持っていただけた 観察会でした。

(レポート:佐藤)

 

第45回井の頭かんさつ会のお知らせ

第45回井の頭かんさつ会
テーマ:「早春の野草~わき役たちの知恵」

日時: 2009年3月22日(日) 午前10:00~12:00
場所: 神田川ゆうやけ橋周辺(予定、状況に応じて変更あり)
集合: 午前9時45分 京王井の頭線井の頭公園駅前
※いつもと集合場所が異なりますのでご注意下さい。

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
日置日出男(井の頭バードリサーチ)
佐藤 誠(井の頭バードリサーチ)
大橋博資(井の頭バードリサーチ)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ、森林インストラクター)
大原正子(井の頭かんさつ会事務局長、井の頭バードリサーチ)
高久晴子(井の頭バードリサーチ)

定員:30名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(ルーペ、虫めがねなど)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

『春』です。
人間も動物も植物も、動きが活発になってきました。植物では、ウメを初めコブシ、モクレン、サクラとスーパースターが次々に登場します。そんななか今回のかんさつ会は、「雑草」とひとくくりにされがちな野草たちにスポットライトをあててみたいと思います。

多くの野草たちの花は小さく目立ちませんが、よく目を凝らしてみると主役をしのぐほどの魅力があるのが分かります。また、寒い冬を様々な手段で乗り越えたり、ライバルの多い春に子孫をのこすために工夫をこらしたり、と小さいながらもなかなかな役者が揃っています。

皆様!そんな春の舞台に一緒にあがって、野草たちの知恵や工夫を観察してみませんか?
ご参加をお待ちしております。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会代表:田中 までお送りください。
メールに記入すべき項目
□「第45回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
□ルーペ、虫めがねの有無を明記願います。
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待すること
など、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせ、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
(2009/02/22 日置日出男・佐藤誠・大橋博資)

第45回井の頭かんさつ会レポート

第45回井の頭かんさつ会

テーマ:「早春の野草~わき役たちの知恵」


日時: 2009年3月22日(日) 午前10:00~12:00

場所: 神田川ゆうやけ橋周辺

集合: 午前9時45分 京王井の頭線井の頭公園駅前

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

日置日出男

佐藤 誠

大橋博資

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大原正子

高久晴子

杉浦 千愛

参加者:33名


レポート

今回も井の頭かんさつ会の(晴れ伝説)は生きていました。 雨予想50%、風も強まるというイヤーな予報にも負けずに! 「早春の野草~わき役たちの知恵」というテーマの第45回 井の頭かんさつ会が、総勢41名で楽しく行なわれました。

野草とひとくちにいっても、それぞれ名前を持ち、子孫を残す ための様々な素晴らしい知恵ー戦略を持っているのです。 今回のかんさつ会は草花の同定だけではなく、その素晴らしい 戦略をじっくりと観察しました。

4グループに分かれた参加者と案内人たちは、井の頭公園駅 から三角広場までの狭い地域で、4つのコースに分かれて、 細かく観察して廻りました。 地面に平らに広がり、太陽をいっぱいに受けて春を迎えるタンポポ などのロゼット葉、小さな花でしかもおしべが2本しかないのにも かかわらず、一面に広がって咲いているオオイヌノフグリ、花に虫が 止まるとおしべが自動的に現れて虫の体に花粉が付く仕掛けの マメ科の花々などなど・・・ 各案内人ごとのそれぞれ少しずつ内容の違った案内もまた味な ものでした。

終了時間と同時に待っていたかのように風雨が強くなった事も さすがかんさつ会という声が出るほど、充実した時間でした。

かんさつ会終了後、「手づくり郷土賞」の授章式にさんかし、 かんさつ会の田中代表のあいさつに大きな拍手をおくり、 楽しく充実した一日の締めくくりとしました。 参加者の皆様 お疲れ様でした。

(レポート:日置)

 

第44回井の頭かんさつ会のお知らせ

第44回井の頭かんさつ会
テーマ: 「冬芽~樹木に潜む妖精たち」
日時: 2009年2月7日(土) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園周辺
集合時間・場所: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原正子
佐藤 誠
高久晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男
大橋博資

定員:30名 (満員御礼)

参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(ルーペなど)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

大寒を過ぎ、立春に向かい季節が動いていますが、まだまだ寒いこの時期、 木々は春の芽吹きに向けて着実に準備を進めています。

「冬芽」、冬枯れをして個性を失ったかに見える木々において春へ向けた エネルギーの塊がここにあります。  今回、観察会のテーマを冬芽にフォーカスし、際立った個性を探しにいきましょう。

木々に潜む妖精との感動の出会があるかもしれません。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会事務局(大原正子) までお送りください。
メールに記入すべき項目
□「第44回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、 みたか環境ひろば、など
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:  連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待すること など、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
(2009/01/22 小町友則)

第44回井の頭かんさつ会レポート

第44回井の頭かんさつ会

テーマ: 「冬芽~樹木に潜む妖精たち


日時: 2009年2月7日(土) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園周辺

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

佐藤 誠

高久晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

大橋博資

参加者:41名


レポート

立春を過ぎた当日は、いかにもかんさつ会日和の春めいた好天気に恵まれました。

今回のかんさつ会の大きな特徴は、少人数制を採ったことです。参加者を六つのグループに分け、それぞれに案内役がついて、参加者が一つ一つの植物をじっくり観察しながら説明を聞くことができるように工夫しました。

観察予定の冬芽は25種。それぞれ実物を観察して特徴をつかみ、あらかじめ印刷された資料の写真と照合したり、名前を推測したりしました。また、「鱗芽」「裸芽」「葉痕」などの冬芽に関する用語を学び、これも実際にルーペなどを使って細かい部分まで観察して確かめました。

もう一つの楽しみは、樹木に潜む妖精を見つけることです。冬芽と「葉痕」の造形が、まるでおとぎ話に出てくるような人や動物を連想させ、その不思議さに思わず驚きの声があがります。

まるで枯れてしまったように見える樹木。しかしよく観察してみると、冬芽だけからも植物の名前がわかるほど個性豊かでした。樹木はこのように多様な戦略をもって冬越ししているのだということが、観察を通してよく理解できたのではないでしょうか。

(レポート:高久)

 

第43回井の頭かんさつ会のお知らせ

第43回井の頭かんさつ会
テーマ: 「冬鳥探鳥会」
日時: 2009年1月18日(日) 午前9:30~12:00
場所: 井の頭池尻から小鳥の森まで(予定、状況に応じて変更あり)
集合: 午前9時15分 京王井の頭線井の頭公園駅前
※いつもと集合場所が異なりますのでご注意下さい。

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員森林インストラクター)
大原正子
佐藤 誠
高久晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男
大橋博資

定員:40名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(双眼鏡など)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

本格的な冬を迎え、寒さで公園を歩くのも少しつらい季節になりました。暖かい 家の中でぬくぬく過ごしたい人も多いでしょう。でもちょっと待ってください! 公園には冬鳥たちが来ています。井の頭池にはカモたちが滞在していますし、 冬の小鳥たちが来ている森はすっかり葉が落ちて観察するには絶好のチャンスです。 公園は街中よりも2、3度気温が低いですが、都内の冬の寒さなどしっかり防寒すれば 大したことはありませんし、心が躍るような出会いは寒さなど忘れさせてしまうもの です。
さあ、私たちと一緒に胸がときめくような冬鳥との出会いを探求しましょう! 今回は魅力的な冬鳥を声で探すコツを知っていただきたいと思います。 鳥たちがさえずらない時期も、声は鳥たちの存在に気付き、姿を見つける重要な鍵と なります。
参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 大原正子までお送りください。(大原正子の名前をクリックしてください。)
メールに記入すべき項目
□「第43回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□双眼鏡の有無
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、 みたか環境ひろば、など
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:  連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待すること など、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴で ご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あ るいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、joe@birdimages.jp(高野)へメールください。
(2008/12/25 高野 丈)

第43回井の頭かんさつ会レポート

第43回井の頭かんさつ会

テーマ: 「冬鳥探鳥会」


日時: 2009年1月18日(日) 午前9:30~12:00

場所:三角広場~ボート池南畔~第二公園~小鳥の森

(~松本訓導碑前~小鳥の森)

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大原正子

佐藤 誠

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

大橋博資

参加者:39名(うち子供5名)


レポート

前日とうってかわって曇りの暗い探鳥会となってしまいました。でも、冬の公園はすっかり葉が落ちて、小鳥たちを観察するには絶好のチャンスです。

今回の探鳥会は、声によって冬鳥を探すことと真冬に必死に餌を探す鳥たちの行動を観察してもらうことがねらいです。冬は鳥のさえずりのない時期ですが、鳴き声はやはり鳥たちの存在に気付き、姿を見つける重要な鍵です。最初にこの時期に見られる鳥の声の録音を聞き、軽くウォーミングアップと復習。その声を耳に残して、三角広場からボート池畔、さらに第二公園から小鳥の森までを鳥たちを探しながら歩き、残ったわずかな実や種をつついたり、樹々にわずかにいる虫を探したりする鳥たちの姿や、地面に落ちた種をついばむ鳥たちの様子を観察しました。特にサワラの実をつつく黄色いカワラヒワ、ハンノキの実をついばむシメ、地面に降りてきてさかんに何かをついばむアトリは印象的でした。

観察できた鳥は、三角広場からボート池畔ではハクセキレイ、メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワラヒワ、コゲラ、シメ、ウグイス(声のみ)、第二公園から小鳥の森ではムクドリ、ツグミ、アトリ、ルリビタキ、ワカケホンセイインコ。中・上級班では、さらに、エナガ、シロハラ、カワセミ、モズ、アオゲラ(声のみ)、カワウの飛翔。

また、観察会終了直後にジブリの森の運動場にイカルの群れ(30~50羽)が来て、まさしく一心不乱に残ったエノキの実をついばんでいる様子を観察することができ(解散後だったので、残念ながら全員ではありませんでしたが)、今回のテーマである「冬の鳥の行動」を目の当たりにしました。

(レポート:田中雅子)