第78回井の頭かんさつ会のお知らせ

第78回井の頭かんさつ会
『木の実・木の観・木の美』~木の実づくしの観察会~

日時: 2011年11月20日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

定員:35名(申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(ルーペ,双眼鏡)・・・お持ちなら
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

 子供の頃、ドングリを集めた経験がありますか?ドングリには魔法のような魅力があり、ついつい拾って、集めてみたくなります。

今回は井の頭かんさつ会のスタッフの目で見た木の実の魅力を存分に紹介したいと思います。秋たけなわの井の頭公園を巡り、木の実を探して、実際に手に取ってじっくり観察し、木の実の凄さ、美しさを感じとて下さい。

雨天の場合も室内で、木の実の実験やスライドによる世界の木の実の紹介など充実のメニューでお待ちしております。

参加申し込み方法 終了しました。

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)kapock@parkcity.ne.jpまでお送りください。9)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目
1)「第78回観察会に参加したい」と明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします、必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません)
7)ルーペの有無(ない場合は、貸し出し希望数)
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、FACEBOOK)など)(必須)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。 一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、台風などそれも困難な場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加お申込み・参加に関するお問い合わせはLinkIconkapock@parkcity.ne.jp(大原正子)まで、かんさつ会の内容についてのお問合せはkomachi@parkcity.ne.jp(小町)までお願いします。
(2011/10/31小町友則)

第78回井の頭かんさつ会レポート

第78回井の頭かんさつ会

『木の実・木の観・木の美』~木の実づくしの観察会~

日時: 2011年11月20日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員 森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
日置 日出男
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
参加者:37名(大人33名、子ども4名)

レポート

今回のかんさつ会は、「木の実・木の観・木の美」~木の実づくしの観察会~をテーマに井の頭公園を巡って、この季節に見られる木の実を徹底的に楽しみました。
配布資料として渡した30種の木の実の写真を手がかりに、本物の木の実を探してみました。実際に探してみると、目が慣れていないため難しいものです。見つけたら、1種ずつその木の実をどんな物(動物)が運んでいるか考えてみました。木の実が緑から赤く熟すのは、緑の葉の色から目立たせるため、鳥に美味しいから食べてと宣伝するためです。運ぶのは鳥だけでありません。カヤやムクロジ、ツバキなどの実は小動物、イチョウは成育していた年代を考えると、恐竜が運んでいたかも知れません。
また、翼がある実は風に乗って出きるだけ遠くへ運んでもらうための構造です。実際に飛ばしてみると、綺麗にクルクル周りながら落下します。中でもトウカエデの種は大きく、とても良く周りました。
もう1つ今回の観察会の大事なテーマがドングリです。井の頭公園には7種のドングリの木がありますが、当日ドングリが見られたのは5種、特に丸くて小さくてかわいいピンオークのドングリは大人にも子供にも大人気で、落ち葉を掻き分けて、みなさん一生懸命探していました。
今回、木の実を探して、拾って、観て(木の観)、その色や形に美しさ(木の美)を感じて、正に木の実づくしの観察会でした。


(レポート:小町、写真:上村)

第77回井の頭かんさつ会のお知らせ

第77回井の頭かんさつ会
『よくわかる!バードウォッチングのポイント秋編』

日時: 2011年10月8日(土曜日)午前9:30~12:00
集合: 午前9時15分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
高野丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原正子
高久晴子
佐藤誠(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男
大橋博資
上村 肇
竹内隆一(NACS-J自然観察指導員)

定員:50名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(双眼鏡など)
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

 今年は特におかしな気候です。遅れていた春が来たと思えば、春がなかったかのように急に暑くなり、
梅雨に入っても雨が少ない空梅雨で、梅雨明けした途端に急に肌寒くなったり、その後梅雨のような長雨が続いたり、
全く天候が安定しません。今回の「秋の渡り」探鳥会は10月の第一週に設定してみましたが、この不安定で乱高下を
繰り返す天候がどのように影響するでしょう。今回は到着したばかりのカモのエクリプスを観察したり、この時期に
どこをどうやって探すと上手にバードウォッチングできるのかのポイントをしっかりレクチャーします。

ちなみにちょうど1年前の10月8日に観察できた野鳥は…

コサギ、アオサギ、オシドリ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ツミ、キジバト、ツツドリ、
カワセミ、アオゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミsp.、キビタキ♂♀、オオルリ♀、
エゾビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス、ワカケホンセイインコ

の27種でした。今回もキビタキ、エゾビタキあたりを期待したいです。
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野外親睦会
かんさつ会終了後、西園・芝生広場で、10月恒例の野外親睦会を実施します。飲食しながら、自然のことなどいろいろ語り合う気楽な会です。木の実など、秋ならではの味も楽しめると思います。
持ち物:
・食べ物、飲み物(アルコール類含む)、つまみやお菓子
(近くにコンビニがありますので、そこで調達可能です。)
差し入れ大歓迎です!
・あれば、ピクニックシートなど地面に座るためのシート
希望者のみの参加です。
事前申し込みは必要ありません。お気軽にご参加ください。
(天候がふさわしくない場合は中止になります。)

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)kapock@parkcity.ne.jpまでお送りください。9)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目
1)「第77回観察会に参加したい」と明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします、必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません)
7)双眼鏡の有無と貸し出しの希望(希望台数)
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、FACEBOOK)など)(必須)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。 一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、台風などそれも困難な場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加お申込み・参加に関するお問い合わせはLinkIconkapock@parkcity.ne.jp(大原正子)まで、かんさつ会の内容についてのお問合せはjoe@birdimages.jp(高野)までお願いします。
(2011/9/18高野丈)

第77回井の頭かんさつ会レポート

第77回井の頭かんさつ会

「よくわかる!バードウォッチングのポイント秋編」

日時: 2011年10月8日(土) 午前9:30~12:00
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員 森林インストラクター)
大原 正子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
日置 日出男
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
参加者:37名(大人33名、子ども4名)

レポート

77回目の井の頭かんさつ会は恒例・秋の探鳥会です。例年、秋の探鳥会は9月末日に開催していましたが、今季9月のかんさつ会では秋の昆虫を取り上げ、探鳥会は10月上旬に設定しました。今回のテーマですが、「丸の内さえずり館」という施設で同名のタイトル・内容で座学としてのネイチャーセミナーを数日前に開催し、同タイトルのこの会はその実践編ということになりました。実際、セミナーでお誘いした方でかんさつ会に来てくれた方がいらっしゃいました。

爽やかな秋晴れの下、集まった約40名の参加者を3班に分け、秋のバードウォッチングのポイントを3つのステップに沿って案内しました。それは、この時期に雄のカモが地味な姿をしているエクリプスという生態とその見分け方を観る「視点」としてのポイント、夏鳥を探すのに、留鳥をまず探し、その後留鳥を消去法していく「シジュウカラ消去法」という「方法」としてのポイント、そしてこの時期には実のなる樹木に野鳥が集まるという「場所」としてのポイントです。野鳥には羽があって、いつもそこにいるわけではないので観察は運に左右される部分が少なくないですが、だからといって何のアテもなくさまようのではなく、こうしたポイントを知った上で探鳥した方が楽しめるわけです。

今年はやはり季節が遅いのでしょうか。例年なら9月末日頃であるはずの秋の渡りのピークがちょうど今時分に来ているようで、夏鳥は豊富でした。逆に冬鳥の筆頭であるカモの到着は遅く、当日はオナガガモが観られませんでした。(観られたグループもありました。)池ではハシビロガモでエクリプスを観察し、ここ井の頭公園では越冬しないヒドリガモを観察することもできました。森の方ではマミチャジナイを確認し、ポイントであるミズキの木で待っているとキビタキのメスは豊富に現れてくれました。

通常のかんさつ会よりも30分長めに設定した分の時間をたっぷり使い、ゆっくりじっくりと森のポイントで探鳥していると、運が良いことにじっと動かないオオルリのメスを発見。私の班の全員が高級フィールドスコープであるスワロフスキーSTS65HDでしっかりと観察することができました。動物の行動には必ず理由があります。普通せわしなく動く小鳥がじっとしている理由を私は経験から「(ミズキの)種を出そうとしている」と読みました。じっとしていたオオルリは獲物を狙う猫のように頭を下げて前傾のポーズを取り、これは初めて観ましたが、その後スコープを覗いて観察していたご婦人が「種、出しました!」とその瞬間をご覧になって、私の読みは当たりました!

最近、スケジュールが立て込んでいて朝もロクに観察できる時間が取れなかったので、私は案内しつつも、自身も久しぶりにじっくり鳥観する機会でもあり、より参加者と同じ目線でバードウォッチングを楽しむことができた秋の良い日でした。

かんさつ会後は10月恒例の親睦会。私はその後も予定があったので短時間の参加でしたが、田中代表が4日間あく抜きし、炒ってきてくれたカヤの実の美味しさは格別でした。参加者と一緒に秋の爽やかな日を楽しみました。

(レポート:高野、写真:上村)

第76回井の頭かんさつ会のお知らせ

第76回井の頭かんさつ会
「秋の鳴く虫・鳴かぬ虫 ~昆虫たちの小さい秋を見つけよう~」

日時: 2011年9月18日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
集合: 午前9時45分 ジブリ美術館入り口前広場

案内:
高久 晴子
小町 友則(NACS-J自然観察指導員・森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
日置 日出男
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物:ルーペ、図鑑、虫除けなど必要に応じて
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

 昼間の蝉の鳴き声が途絶えた夕刻、ふと気が付くとコオロギが鳴いている。そんなとき、秋の訪れを感じませんか。夏は蝉の鳴き声とともに始まり、秋はコオロギやキリギリスの鳴き声で始まる…、四季の移ろいに敏感な日本人ならではの感覚ですね。
もちろん、9月中旬は秋とはいえまだ残暑が厳しい時期かもしれません。深まる秋を感じるのはまだ先のことでしょうが、生き物たちの世界は確実に秋に向かっているはずです。

バッタ・キリギリス・コオロギなどの仲間を直翅(ちょくし)類と呼びます。直翅類は蝶やトンボと比べて、姿を見つけるがちょっと難しいかもしれません。それは彼らがかくれんぼの名人だからです。
今回は秋の代表的な昆虫、直翅類を、かくれんぼの鬼になった気持ちで探してみましょう。いろいろ探しているうちに、その姿の特徴、暮らしぶりと環境との結びつきなどが見えてくると思います。

もちろん、もう一つの秋の代表選手、赤トンボ(アカネ類)など、秋に良く見られる他の昆虫にも目を向けたいと思います。そして、小さな昆虫たちの姿を観察することを通して「小さい秋」を見つけ、感じてみましょう。

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参加申し込み方法 申込みは締め切りました。

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)kapock@parkcity.ne.jpまでお送りください。8)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目
1)「第76回観察会に参加したい」と明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします、必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません
7)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、ツイッターなど)(必須)
8)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。 一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、台風などそれも困難な場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加お申込み・参加に関するお問い合わせはLinkIconkapock@parkcity.ne.jp(大原正子)までeメールをお願いします。
(2011/8/21 高久 晴子)

第76回井の頭かんさつ会レポート

第76回井の頭かんさつ会

「秋の鳴く虫・鳴かぬ虫」 ~昆虫たちの小さい秋を見つけよう~

日時: 2011年9月18日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
高久 晴子
小町 友則(NACS-J自然観察指導員 森林インストラクター)
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
日置 日出男
大橋 博資
上村 肇
参加者:39名(大人25名、子ども14名)

レポート

「秋の鳴く虫・鳴かぬ虫」と題して行われた第76回かんさつ会でしたが、秋にはほど遠い夏の暑さに見舞われました。
参加者全員への注意事項の一番目には、「水分等を補給して、熱中症対策に対応してください」と、まるで夏のかんさつ会のようなはじまりでした。

はじめに空が開けた明るいお花畑のような場所に移動して、花の蜜を求めて飛び回る昆虫を探しまた。
ツマグロヒョウモンやキチョウがひらひら飛んでいます。よく見ると小さなヤマトシジミやイチモンジセセリの姿も見えます。そんななか、ずんぐりむっくりなクマバチが、ハナ(カク)トラノオの花にしがみついているのが見えます。クマバチは、身体が大きくその花の中には入れません。チョウのような長い口も持っていません。どうやって蜜を吸うのでしょう。よく見るとクマバチは、花の外側から穴をあけて蜜を吸っています。花は、虫に花粉を運んでもらうために蜜を提供しているのですが、クマバチの吸い方ではハナトラノオは大損をしてしまうのです。萩の花では、クマバチも正面から頭を入れてちゃんと蜜を吸っていました。
リーダーの解説に参加者のみなさんは、耳をすましているようでした。
次の舞台は、原っぱです。原っぱの上では、アキアカネやウスバキトンボが飛び回っていて、秋を感じさせてくれました。
夏の間伸びた野草は、大人の腰のあたりまであります。そんな草むらにはたくさんの虫がいるはずです。そこで、参加者全員で大きな人の輪を作り、その輪をだんだん小さく狭めて虫を集める実験をしました。みんなの息をあわせて、さらに輪を小さく小さくしていきます。すると、原っぱに隠れていた虫たちも小さな輪の中に集められてきます。真ん中に置いてあったシートの大きさにまで輪が小さくなると、たくさんの虫たちが飛んだり跳ねたりして、誰かの背中や頭に虫がくっつきました。子供の参加者は、声をあげて大興奮です。
見つかった虫は、トノサマバッタ・ショウリョウバッタ・ホシササキリなどです。トノサマバッタを中心に、バッタの仲間の解説を話しました。参加者は、炎天下にいることを忘れるほどの集中力で聞いていました。かんさつ会での虫捕りは公園の許可をいただきました。もちろん、捕まえた虫は観察してから放しました。
一転してちょっと暗い、ひんやり涼しい林のなかにきました。
そんな環境にいる虫は、目より耳をたよりに生活しています。また、葉の影や石の裏などの見つかりにくいところに潜んでいるのです。つまり、鳴き声(?)はすれども、姿が見えないのです。そこで炎天下のなかを傘を持って歩いていたスタッフの活躍する場面がきました。傘を開き逆さまにして草や木の葉のしたに置き、その上の葉をゆらします。すると、細かい虫がたくさん落ちてきます。その中に、声は聞こえるけれど姿がみえない昆虫の一つ、カネタタキがいました。実際にみると鳴き声のわりに小さい虫で、翅が退化していることがわかります。
また暗い地面にはエンマコオロギの姿も見つかりました。トノサマバッタの脚の形との違いが、暮らしぶりによることがわかりました。
参加者のみなさんには、鳴く虫・鳴かぬ虫、日向にいる虫・日陰にいる虫など、様々な環境でいろいろな虫が生活していることが少しわかっていただけたのではないでしょうか。


(レポート:大橋、写真:高野)

第75回井の頭かんさつ会おお知らせ

第75回井の頭かんさつ会と親睦会のお知らせ

第75回井の頭かんさつ会
「ナイトウォッチング ~夜の生きものの神秘に迫る~」

日時: 2011年8月13日(土) 午後6:30~8:30
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
集合: 午後6時15分 御殿山雑木林(予定)

案内:
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物:懐中電灯、虫除けなど必要に応じて
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

親睦会
日時: 2010年8月13日(土) 午後9:00~11:00
会場: 吉祥寺エリアの飲食店
会費: 飲み放題込みで4,000円前後(お酒を飲まない方やお子様には配慮します)
申し込み締切: 8月10日(水)

ご案内

 8月の観察会は毎年恒例のナイトウォッチング=夜の自然観察会です。 夜の生きものの世界は、私たちが普段目にしている昼間とはまるで違います。 真夏の一夜、そんな神秘の世界に触れてみませんか? 夕方開花するカラスウリ、樹液に集まる虫たち、セミの羽化などの定番に加えて、新たに見つけた事実もご紹介します。

もちろん、夜は休んでいる生きものはもっとたくさんいます。夜活動する生きものはどんな特別な能力を持っているのでしょうか。そして夜に活動する理由は何なのでしょうか。観察や実験を通して、その秘密に迫れればと思います。

夜の生きもの世界を知ると、頭の中の、あるいは心の中の生きもの世界がぐ~んと広がります。そんな体験をしに、ナイトウォッチングにぜひご参加ください。

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 なお、観察会終了後、午後9時から吉祥寺駅近くの店で親睦会を行います。 こちらも真夏の恒例です。夏の夜をさらに楽しみましょう。観察会と親睦会両方の参加はもちろん、観察会のみ、あるいは親睦会のみの参加もOKです。 申し込みの際は、観察会・親睦会両方か、どちらかだけか、はっきり分かるように書いてください。
なお、親睦会への参加申し込みは8月10日(水)までにお届けください。 会場予約の都合上、できるだけ早めにお申し込みいただけると助かります。観察会への参加申し込みは(定員に達していなければ)直前まで大丈夫です。

満員御礼!参加申込を締め切らせていただきました。次回よろしくお願いいたします。
参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)kapock@parkcity.ne.jpまでお送りください。
参加申込期限:2012年8月9日(木曜日)24時まで
(ただし、その前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

8)以外は必須項目です。

1)「第87回観察会と親睦会の両方に参加したい」/「第87回観察会だけに参加したい」/「親睦会だけに参加したい」のいずれかを明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします。必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません。)  ※今回は夜なので、中学生以下は保護者の同伴が必要です。
7)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、FACEBOOK)など)(必須)
8)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
【ご注意】
・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。 一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。 今回は夜の観察会ですので、いつもの「身近な自然観察会」よりは 少しだけ危険性が増すかもしれません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、今回は夜ですので、 中学生以下は保護者同伴でご参加ください。 親睦会も年齢制限を設けませんが、未成年はアルコール禁止です。 もちろん、運転する人もアルコール禁止です。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、台風などそれも困難な場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加お申込み・参加に関するお問い合わせはLinkIconkapock@parkcity.ne.jp(大原)までeメールをお願いします。
(2011/7/18 田中 利秋)

第75回井の頭かんさつ会レポート

第75回井の頭かんさつ会

「ナイトウォッチング」 ~夜の生きものの神秘に迫る~

日時: 2011年8月13日(土) 午後6:30~8:30
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
参加者:37名(大人27名、子ども10名)

レポート

まったく風がなく蒸し暑い夕暮れの御殿山雑木林はヒグラシの大合唱に包まれていました。欠席も多かったものの、定員を超える数の参加者が集合し、恒例の夜のかんさつ会が始まりました。

夜の雰囲気を十分味わえるよう、三班に分かれてコースを進みます。まず弁天池へ下りると、開き始めたカラスウリの花が迎えてくれました。弁天橋では、明るさが残る空を飛び交うコウモリが見えました。彼らは超音波レーダーを持っているので、暗闇で虫を捕ることができます。超音波を人が聞こえる音に変えてくれる装置「バット・ディテクター」でコウモリが出しているパルスを聞いたら、コウモリがしていることがさらによく分かりました。橋のたもとでは、虫を捕りに出てきた大きなヒキガエルに出会いました。

再び雑木林へ戻り、夜活動している生きものを探しながら、ジブリ美術館の前まで進みます。羽化する場所を探して歩いているセミの幼虫や羽化途中のセミが随所で見つかったし、大きなミミズを夢中で食べている二匹のオサムシ、高い幹で休んでいる何匹ものカタツムリ、幹を歩いているカミキリムシ、ササの葉上で鳴いているウマオイ、羽化直後のオオミズアオなどが次々に見つかりました。目の数が多い利点です。誰かが見つけて声を上げると、すぐにそこへ人が集まります。携帯で連絡を受けた他の班もやって来ます。子供も大人も、初めて見る神秘的な光景の連続に皆興奮気味です。そんな雰囲気を感じてか、最年少参加者の1歳児も元気に歩いていました。

クヌギの樹液に来ていたカブトムシとたくさんのゴキブリ!に驚き、葉を閉じて眠っているネムノキの姿を確認してから、セミの羽化観察の名所、第二公園へと向かいました。そこでセミの”イナバウアー”(脚を抜くために上体を反らす姿勢)を楽しんだところで時間切れとなりました。昼に同じ場所を見ると、生きものたちにとっての夜の意味がさらによく分かりますという話でまとめ、次回第76回「秋の虫」のお知らせをして、解散としました。用意した題材は消化できませんでしたが、いちばん楽しい「自分で発見する喜び」に満ちた観察会になったと思います。

 

その後の親睦会に向かう途上、親睦会参加者や同じ方向へ帰る人たちと池へ戻り、完全に開花したカラスウリなどをさらに楽しみました。

親睦会は吉祥寺駅前の店で、18名が参加して行われました。汗をたくさんかいた身体に染み込むビールのおいしかったこと! この恒例行事もやめられませんね。もちろん、普段ゆっくり話す機会がない参加者とじっくり情報交換できたのがいちばんよかったことです。

ところで、かんさつ会の累計参加者数が今回で2千人を超え、2,032人になりました。これまでご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。今後も、身近な自然の面白さと大切さをできるだけ多くの人にお伝えするため、井の頭かんさつ会は頑張ります。
(レポート:田中利秋、写真:高野・高久)

第74回井の頭かんさつ会のお知らせ

第74回井の頭かんさつ会
「基礎からわかる!池の生きもの」~魚からプランクトンまで~

日時: 2011年7月24日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
大原 正子
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員・森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
定員:35名 (申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など): 300円、
中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(ルーペ、双眼鏡)・・・お持ちなら
申し込み方法、問合せ先:右記をご覧ください。

ご案内

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(5月の第72回かんさつ会に予定していた内容ですが、台風の接近で中止となった為、今回リニューアルして行います。)

井の頭池では、誰もが目にするのはコイとカメ。古くから日本人が慣れ親しんできたそのコイですが、意外に知られていないことがいっぱい~!例えば、コイの顔をじっくり、よ~く見ると、なんと、鼻の穴が4つも開いているではないですか~! 二つずつ1対になっているのです。エッ、それって何の為?魚にはそんな意外なことがたくさんあるのです。
また、井の頭池にいる魚は大きなコイだけではありません。良く見ると、小さな魚やエビたちもいるのです。ご一緒にそれらを確かめてみませんか?
さらにはもっともっと小さな住民たちたちもいるのです。それはプランクトン~! 池の生き物たちの食物連鎖の底辺を支えているのはプランクトン、夏になると池の水面を覆い悪臭を放っている緑のアオコもプランクトン。そのプランクトンの姿を顕微鏡でじっくり観てみましょう。
レンズの向こうの一滴の水の中に、美しい造型の世界が、変わった生き物たちの世界が、あの汚れた色の池の水とは思えない別世界が広がっていることでしょう。

池の生き物たちを見つめると、我が家の金魚を見る眼が違ってくるかもしれません。水族館ももっと楽しくなるかもしれません。
皆様のご参加をお待ちしております。

20100620.jpg第60回かんさつ会の様子より

参加申し込み方法

eメールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)kapock@parkcity.ne.jpまでお送りください。9)以外は必須項目です。

メールに記入すべき項目
1)「第74回かんさつ会に参加したい」ことを明記してください(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします、必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢(該当しない場合は必須ではありません)
7)ルーペの有無(ない場合は、貸し出し希望数)
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、ツイッターなど)(必須)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、
何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。
メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

お問合せ

参加お申込み・参加に関するお問い合わせはLinkIconkapock@parkcity.ne.jp(大原)までeメールをお願いします(2011/6/25 大原)

第74回井の頭かんさつ会レポート

第74回井の頭かんさつ会

「基礎からわかる!池の生きもの」~魚からプランクトンまで~

日時: 2011年7月24日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
大原 正子
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員・森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
参加者:19名(大人14名、子ども5名)

レポート

台風が猛暑を一緒に連れ去って、暑さがちょっと一息ついた観察会日和でした。
テーマとしては地味な一般受けのしにくいものでしたが、池の生きものに興味を持つ参加者たちが、井の頭池に集合しました。

今回は参加者もスタッフも息つく暇も無いほど実に盛りだくさんの内容~!

まず、お茶の水池北岸の石畳デッキの水辺でウェーダー(胴長)を着用したスタッフが、サデ網で「ガサガサ」とやると、水中に張り出た柳の樹の根っこの下から隠れていた小さなエビたちや小魚たちがサデ網の中に入り、参加者たちはびっくりです。
別のスタッフがそれらの生きものたちをケースに入れると、皆ルーペでしっかりと観察。スジエビとテナガエビはどこが違うのかな?

分園中門前では、大きなシートの上に座って、全員で煮干しの解剖に挑戦です。煮干しは生の魚の代わりとなる優れた教材で、その解剖は小学校高学年向けに開発された実習なのです。
参加者達は魚に関するいろいろな解説に耳を傾けながら、小さな煮干しの頭を指でそっと割り、中から出てきた小さな脳みそや耳石や心臓などをルーぺで確認。白いゴマ粒のような耳石を見つけると、「これですか~?」と。

次は、スタッフが捕獲した大きなブラックバスやブルーギルを見てまたもやびっくり。そこで外来魚問題についてのレクチャー。
子ども達は、バスやギルを手で触ってワイワイキャーキャー大はしゃぎです。なにしろバシャバシャ跳ねる大きな魚を手づかみしたのは皆初めてのことだったのですから。
さらに、普段見慣れているコイを弁天橋の上から双眼鏡を使って観察し、学んだことを確認しました。

最後は池の微細生物=プランクトンの登場です。始まる前にスタッフが池の水を採取し、さらにそれを濃縮し、目指す物を探し出してプレパラートに載せて、さあどうぞ、と待ち構えていました。参加者達は慣れない顕微鏡にワクワクしながら、息を詰めてミジンコやクンショウモなどを覗き込みました。

池には、食物連鎖の底辺を支える微細生物から頂点にたつ大きな魚たちまで、実にいろいろな生きもの達が棲息しています。
今回見られた生きもの達はそのごくごく一部でしたが、2時間の観察会はあっという間に過ぎてしまいました。

これからは池や湖などをを見る時は、たとえ実際に見えなくとも、そこに棲む生き物たちへの思いを馳せていくことでしょう。

(レポート:大原、写真:高野)