第28回井の頭かんさつ会
テーマ: 「実りの秋を楽しむ」
開催:2007年10月21日(日)
時間:観察会 10:00~11:30頃
屋内講座 11:30~12:00頃
懇親会 12:00頃~
場所:井の頭池~小鳥の森(観察会)西園事務所(屋内講座)
主催・案内:
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原正子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠
高久晴子
参加者: 33名
観察記録
秋晴れの空気が清清しい当日。集合場所の御殿山→玉川上水沿いの訓道→小鳥の森→第二公園→西園の広場とゆっくり歩きながら、たくさんの木の実を探し、観察しました。
アカシデ・トウカエデ・コナラ・ピノーク・ヒノキ・イイギリ・クリ・マテバシイ・ケヤキ・アラカシ・シラカシ・クヌギ・スダジイ・オニグルミ・ヤマボウシ・ムクノキなど、それぞれの見分け方や特徴、食べられるかどうかなどを小町指導員がていねいに楽しく解説。
大人も子どもも夢中でドングリ拾いに興じたり、味わったりしました。
11時半過ぎから西園の会議室へ場所を移し、小町指導員がドングリや木の実について講義を行いました。
ドングリとは何か。日本にはどんなドングリがあるか。解説をしながら、小町指導員が収集したドングリの標本や、世界の珍しい木の実のコレクション(フタバガキやモダマ)を参加者に回覧してみてもらいました。参加者からは、珍しい形の木の実やや大きな木の実に驚嘆の声があがりました。
午後は西園のお弁当広場で親睦会を開きました。25名以上が参加して、芝生に輪になって座り、各自が持ち寄った飲み物と食べ物をいただきながら、親睦を深めました。
炒ったドングリなどの木の実や、ドングリ・クッキー、きのこ料理も味わいました。
また、子供たちのために、小町指導員がドングリを使ったクラフトもいろいろ紹介しました。
さわやかな秋空の下、実りの秋をさらに楽しんだひと時でした。
(大原・田中利秋・高久)