第219回実施レポート 土に暮らす生きものたち

タイトル  土に暮らす生きものたち

■実施年月日 2024年12月22日(日)10時~12時

■参加者数  参加者 20名(大人 12名、 子供8名)

■実施場所:  ボート乗り場前広場集合 → 弁天池南岸 → 御殿山 → 文化交流広場

■実施レポート:今回は普段見ることのない土の中を観察するからか、参加募集開始からすぐに満員になる程参加意識の高い人が集まりました。ボート乗り場前に集まって、最初に土の生き物の概略を話しました。(配布資料には大きさによるおおまかな分類のほか、生物の生産者/消費者/分解者の物質循環を示しました。)子供向きに絵本を使って説明したグループもあったようです。園内数カ所で土を採取し、それを文化交流広場のテーブルに持っていきます。テーブルにはシートを引いて、土がつかないよう養生しました。採取した土をテーブルの上に広げ、出てきた生き物を捕らえて観察します。筆を使うと、小さい虫をうまく捕らえることができました。デジタルスコープなどを使って、タブレットPCに大写しにすると、参加者からは歓声が上がるほど、鮮明に写すことができました。アリやダンゴムシ、クモ、カメムシといった地味なものの他、ミミズやハサミムシ、アカムカデなど見応えのある生きものも見つかり、参加者と生き物探しができました。沢山の生き物が暮らしている公園の土を見ることで、井の頭公園の自然の豊かさが実感できました。