第145回井の頭かんさつ会レポート

第145回井の頭かんさつ会 

タイトル  水辺の生き物

■実施年月日 2017年5月21日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者 28名(大人20名、子ども8名)

案内人 井の頭かんさつ会スタッフ12名

進行サポート 井の頭かんさつ会保全班 5名

  • 実施場所  ボート乗り場前(集合)→七井橋→お茶の水池北岸→ボート池北岸
  • →ひょうたん池(解散)

■実施レポート (作成:第145回企画担当 村上 健太)

2度のかいぼりの後、井の頭池の生態系は在来種の増加や水草の復活など大幅に改善しています。一方でブルーギルの存在やザリガニ増加など対応すべき課題もあります。今年の冬に実施予定の3度目のかいぼりを前に、現状での池の生態系を様々な生き物のつながりとして観察してもらおうと企画しました。

先ずは生態系を下支えする、生態系のピラミッドの底辺にあたるプランクトンを見てもらいました。前日夜に採取したプランクトン(肉眼で見えるものはミジンコなど)を瓶に入れたものを参加者に回し、プランクトン写真のパネルを使って説明しました。瓶の中には何かの仔魚も見られ、子供も大人も興味深げに覗き込みました。

七井橋からは魚(ウキゴリ)の魚影が観られた他、カイツブリの狩りも観察しました。かいぼり前は餌となる在来種の小魚が少なかったけれど、それらが増えたのでカイツブリが子育てできる池になって生態系が豊かになったと話すと、参加者からはかいぼりが有効で大切だという感想が聞かれました。

復活したイノカシラフラスコモやツツイトモはプランクトンや小魚の隠れ場所になると話し、水草の再生が生態系にとって重要だと伝えました。

ひょうたん池では前日に設置した張り網揚げとガサガサ捕獲物の観察を保全班のサポートを受けて行いました。張り網には大きなスッポンが2匹も掛かり、参加者も案内人も驚きました。採れたザリガニやブルーギルを見つつ、これらを少なくすることが課題だと話しました。

 

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普段から井の頭池によく来ている参加者も、プランクトンや在来のエビ、スッポンを見るのは初めてという人が多く、様々な種類の生き物が暮らす井の頭池の生態系を感じてもらえたので良かったです。また、ザリガニやブルーギルなど外来種がいることを知ってもらうことで、井の頭池の課題やかいぼり意義も伝わったのではないでしょうか。参加者の皆さんがこのかんさつ会を通じてもっと井の頭公園の自然に興味を持って好きになってもらいたいです。

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