第68回井の頭かんさつ会のお知らせ

第68回井の頭かんさつ会

『冬芽』 ~春支度の木々に顔を探そう

日時:2011年2月27日(日)午前10:00~12:00
場所:井の頭公園周辺
集合時間・場所:午前9時45分 京王井の頭線 井の頭公園駅前
主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
上村 肇  竹内隆一(NACS-J自然観察指導員) 田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原正子(井の頭かんさつ会事務局長) 佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員) 高久晴子
定員:35名 (申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など): 300円、
中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(ルーペ)*3倍程度の虫眼鏡でも構いません
申し込み方法、問合せ先:右記をご覧ください。

ご案内

例年にも増して強い寒波の下で木々はどの様に春を迎えようとしているのでしょうか。すっかり葉を落として一見寒々としたそれぞれの木々でも来るべき春へ向けての準備が着々と進んでいます。大切な芽を冬の寒さと乾燥から守るために木々はさまざまな工夫をしています。硬い鱗で包まれている芽、フワフワの毛皮をまとっている芽、そして裸で頑張っているものなど、芽を保護する方法はじつに多様です。 同じ手段を採るものでも冬芽の形は樹種によりかなり特徴があるため、冬に落葉樹の種類を見分けるのに役立ちます。そして何より、冬芽はその形自体が楽しめるのです。中には、葉痕と併せると動物や人の顔に見えるものもあります。その表情はじつに豊かで、同じ枝に並んでいるものでさえ、ひとつとして同じものはありません。
春へ向けたエネルギーを密かに蓄えた小さくて個性的な冬芽を探してみませんか。