第20回井の頭かんさつ会レポート

第20回井の頭かんさつ会

テーマ:『冬鳥探鳥会』

 

開催日:2007年2月17日

時間:8:00~12:00

場所:井の頭池周辺~小鳥の森

主催:井の頭かんさつ会

案内:高野 丈(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

田中利秋(自然観察指導員)

協力:井の頭バードリサーチ

参加者:18名


恒例の秋の渡りの観察会を実施しました。渡りには波があるので日程の設定にいつも頭を悩ましますが、どんなに綿密に分析しても決して予測は不可能で鳥運次第ということになります。当たり外れは鳥屋の常、の精神で臨むのが正解です。 かんさつ会は七井橋で解説中にカイツブリの雛がゴイサギに捕食されるというショッキングな出来事から始まりました。ショックではありますが、これが現実であり、この厳しい野生の営みを参加者全員で目の当たりにしたことは貴重だったと思います。さて次に驚いたのはオナガガモの数です。未だカモ飛来の初期であり、前日まではぱらぱらとしかいなかったものが突如増えていたのに驚きました。 前日まではオオルリやキビタキがコンスタントに出ていたのですが、この日は風が強いせいか全体に鳥の動きが低調でしたが、キビタキ雌や今季多いカケスを確認することができたのは幸いでした。

観察会終了後はキャンティ・セッテで昼酒、昼食会としました。(高野)