第144回井の頭かんさつ会レポート

第144回井の頭かんさつ会 

タイトル 花ならび観察会 ~春のお花観(はなみ)~

■実施年月日 2017年4月30日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者 32名(大人21名、子ども11名)

■実施場所  ボート乗り場前(集合)→井の頭池北岸 →野草園 →西園グランド

■実施レポート(作成:第144回企画担当 小町 友則)

春恒例の井の頭の花をテーマに、花をじっくり観察し、花を愛でる観察会です。今年は天候に恵まれて、花観(はなみ)日和となりました。

今まで、花を愛でる観察会として、花の色、花の形、花の匂い、花の進化、花と生きものの繋がり、花と実の関係などをテーマに取り上げてきましたが、今年は「花ならび観察会」として、花がどうやって並んでいるか(=花序)をテーマに観察してみることにしました。

花の並びは、種類によって決まっており、個々の花の並びによって、花全体の形が様々になります。この時期の井の頭公園は、草花や木の花が約50種咲いています。花序は簡単なようで難しいので、その中で、キュウリグサ、ナズナ、ハコベ、タンポポの4種の花についてのみ、花序を調べ、配布資料にある4つどのタイプか考えてもらいました。個々の花の並び方が多様であるから、全体として見た時に、様々な形になることを理解してもらえたようです。また、配布資料には25種の花の写真が並べてあり、参加者に探してもらうようにしました。

今回は子どもを連れた家族での参加が多かったので、家族班2班と大人班2班に分かれて、ガイドしました。各班、工夫をこらして春の花を楽しみました。

 

第144回井の頭かんさつ会のお知らせ

第144回井の頭かんさつ会

「花ならび観察会 ~春のお花観(はなみ)~」

日時: 2017年4月30日(日曜日)午前10:00~12:00 (小雨決行)

集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場周辺

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

高久 晴子

田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

日置 日出男(森林インストラクター)

大橋 博資

上村 肇

竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)

中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

対象者:どなたでも(小学生以下は要保護者同伴)

定員:30名

参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円

持ち物:筆記用具、観察道具(ルーペ、双眼鏡など)

 

ご案内

春うらら。気持ちの良い季節ですね。 

暖かくやわらかい光に包まれ、自然は活気に満ちてきました。

花に目を向けると、春の井の頭公園は様々な色・形の花が咲いています。

今回のかんさつ会は春の花々を愛でながら、花序(かじょ)=1つの茎に花がどんな風に並んで咲いているか、を皆さんと一緒にじっくりと観察してみたいと思います。

もちろん、花の名前を覚えたい方、親子で花を楽しみたい方も大歓迎です。

参加申し込み方法

下のアイコン「井の頭かんさつ会参加申込みページ」をクリックし、申し込みフォームよりお申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みページが立ち上がります)

※もし、すでに定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

必須項目すべてにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。

申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。メールアドレスにお間違いのないようお願いいたします。

井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2017年4月27日(木曜日)24:00まで

(締め切り前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。

また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合もあります。

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

 

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について

幼児~大人を対象とします。小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について

雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

 

お問合せ

petittown@jcom.zaq.ne.jp(小町)までお願いします。

(2017/4/8 小町友則)

 

第143回井の頭かんさつ会レポート

第143回井の頭かんさつ会

■タイトル  春の生き物

■実施年月日 2017年3月26日(日)10:00~11:30

■参加者数  一般参加者 15名(大人11名、子ども4名)
       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ11名

■ 実施場所  井の頭地区公会堂(降雨のため屋内で行いました)

■実施レポート (作成:第143回企画担当 佐藤 誠)
 数日前からかんさつ会当日の天候があまり良くないという予報がでており、前日には「明日は雨」の予報確率が急上昇、担当のスタッフは前日土曜日に大慌てで「雨プロ」と称する雨天用のプログラム作成をしました、
 やはり当日は朝から小降りながら冷たい雨がふり、公園内での観察はあきらめ公会堂での雨プロに切り替えました。まず、メンバーの一人が、回る予定だったコースで前日に撮った写真を使って今咲いている花を順に説明、その後他のメンバーの一人が、過去の今の時期に公園で観察された昆虫の写真(別のメンバーのブログから引用)を使って今の時期にみられる昆虫の説明を行いました。
 続いて朝公園で採取したアブラムシ2種(マメクロアブラムシ、ソラマメヒゲナガアブラムシ)
を4台の実体顕微鏡でグループに分かれ詳しく観察しました。最初は「気持ち悪い」と言っていた参加者も、小さい緑の虫が動くところを見て思わず「かわいい」と声を出したり、熱心にスケッチをしたり大いに盛り上がりました。
 最後に質疑応答の時間を設け通常より30分早い11時30分に終了しました。
 
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 雨のため屋外での観察はできませんでしたが、悪天候にもかかわらず参加してくださった参加者の方々の熱意を非常に感じました。またアブラムシの実体顕微鏡による観察は子供から大人まで日常では経験できないことから非常に盛り上がり、企画した自分も大変驚きました。
 今回気になったのは下見をしていた時に例年に較べ昆虫の種類が少ないということでした。最近公園では樹木の剪定や下草の刈り取りなど管理が行き届き昆虫が越冬する場所が少なくなったのも一因ではとちょっと心配になりました。
 もちろんたくさんの方々が利用する公園なので管理は非常に重要なことは十分理解していますが公園管理者には、できるだけ自然の姿を残し、多くの種が生きていける環境を残していただきたいと思います。
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第143回井の頭かんさつ会のお知らせ

第143回井の頭かんさつ会
「春の生き物」
日時: 2017年3月26日(日曜日)午前10:00~12:00
(小雨決行)
集合: 9時45分 井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内
佐藤 誠 (NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
対象者:どなたでも(小学生以下は要保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察道具(ルーペ、カメラなど)
ご案内
3月ともなると、暖かい日も増え、公園のあちこちで春の生き物が動き出します。
植物は芽吹き花を咲かせ、越冬から目覚めたチョウが飛びだします。
春の公園を散策して、活動を始めた生き物を探しましょう。
どんな生き物が見つかるでしょうか?
参加申し込み方法
下のアイコン「井の頭かんさつ会参加申込みページ」をクリックし、申し込みフォームよりお申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みページが立ち上がります)
※もし、すでに定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

必須項目すべてにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。メールアドレスにお間違いのないようお願いいたします。

井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2017年3月23日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。
参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合もあります。
注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。保険に加入していますが、無事故第一です。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がまったくないわけではありません。自分の身は自分で守る心構えでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。申込者にメールにて連絡いたします。

お問合せ
kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2017/3/5 村上健太)

第142回井の頭かんさつ会のお知らせ

第142回井の頭かんさつ会
「春を待つ木々の冬芽」
日時: 2017年2月26日(日曜日)午前10:00~12:00
(小雨決行)
集合: 9時45分 井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
佐藤 誠 (NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

対象者:どなたでも(小学生以下は要保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察道具(ルーペ、カメラなど)

ご案内

冬に葉を落とした植物は、春の芽吹きの準備をしています。
今回のかんさつ会は春を待っている木々の冬芽を観察します。
皮に覆われているもの、いないもの。葉と花のが別のもの。
葉が落ちた跡が人の顔のように見えるもの。
様々な形の芽を観察して、そこまで来ている春を感じましょう。

参加申し込み方法

下のアイコン「井の頭かんさつ会参加申込みページ」をクリックし、申し込みフォームよりお申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みページが立ち上がります)
※もし、すでに定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

必須項目すべてにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。メールアドレスにお間違いのないようお願いいたします。

LinkIcon井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2017年2月23日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合もあります。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がまったくないわけではありません。自分の身は自分で守る心構えでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。申込者にメールにて連絡いたします。

お問合せ
kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。

(2017/2/1 村上健太)

第142回井の頭かんさつ会レポート

第142回井の頭かんさつ会レポート
「春を待つ木々の冬芽」
日時: 2017年2月26日(日曜日)午前10:00~12:00
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
佐藤 誠 (NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

レポート

インフルエンザ渦の影響か直前のキャンセルが15名と多くスタッフ人数に対して参加者が少なかったですが、少数でじっくり観察できる会になりました。寒さが少し緩んだ2月の下旬、木々が春の準備を始めています。そろそろ芽ぶく木々の芽を観察します。  冬芽の観察では「裸芽」「芽輪痕」など専門用語を使いがちです。案内人ではできるだけやさしく言い換えるように心がけますが、基礎的な事柄を知っておいていただいた方が観察しやすいため、最初に図を用いた配布資料で用語解説をしました。  基礎講座を終えた後、まずは手始めにボート乗り場前の植え込みでハナミズキを観察しました。葉が出る芽と花が出る芽の違いを重点的に見ることで、冬芽を観る目を養います。弁天池南側の斜面ではトチの芽を見ました。大きな芽でベタベタしています。参加者から「何のためにベトベトしているのですか」との質問があり、知らない事柄だったので、参加者と一緒に考えました。日本庭園近くのアジサイでは、芽が「冠を被った王子様」のように見えることから、よりそのように見える芽を参加者と探しました。  その後様々な木の芽を見ていくうちに参加者の目が慣れてきたのか、「これは人の顔に見える」「この芽可愛い」など感想を言うようになってきました。芽を擬人化して見るということは、気持ちが深く入っていることだと思い、嬉しかったです。ニセアカシア(ハリエンジュ)では葉痕に隠れている芽の(陰芽)の話をするよりも、悪魔の顔のように見えることを楽しんでもらいました。  今回気をつけたのはできるだけ興味が長続きするようなきっかけをつくることです。例えばアジサイやハナミズキなど、自宅近くや街路樹で多く見られる樹種を重点的に観察することで、かんさつ会の後でも生活の中で観察を続けられるようしました。またガマズミなど動物や人の顔に見えるもので何に見えるかと問うことで、興味関心を引こうとしました。参加者がこのかんさつ会を通じて身近な植物にも興味を持ってくれることを期待したいです(村上健太)。

第141回井の頭かんさつ会のお知らせ

第141回井の頭かんさつ会
「冬の野鳥観察会」
日時: 2017年1月22日(日曜日)午前10:00~12:00
(小雨決行)
集合: 9時45分 井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
定員:50名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察道具(双眼鏡、望遠鏡、野鳥図鑑など)
ご案内
2016年のかんさつ会はテーマを少し幅広くしたことで、
定番の秋の野鳥観察会はお休みでした。
2017年最初のかんさつ会は、久しぶりの野鳥観察会です。
この冬はどんな鳥が公園に来ているでしょうか。
寒さに負けず、観察を楽しみましょう!

参加申し込み方法
下のアイコン「井の頭かんさつ会参加申込みページ」をクリックし、申し込みフォームよりお申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みページが立ち上がります)
必須項目すべてにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。メールアドレスにお間違いのないようお願いいたします。

※もし、すでに定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。
井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2017年1月19日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。
参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合もあります。
注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がまったくないわけではありません。自分の身は自分で守る心構えでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。申込者にメールにて連絡いたします。

お問合せ
inokashira.joe@gmail.com(高野)までお願いします。
(2016/12/18 高野丈)

第140回井の頭かんさつ会レポート

第140回井の頭かんさつ会レポート

■タイトル  土に暮らす生き物 ~土壌生物を探そう~

■実施年月日 2016年12月18日(日)10:00~12:00
■参加者数  一般参加者 26名(大人17名、子ども9名)         
       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ10名
■ 実施場所  ボート乗り場前(集合)→弁天池南岸→御殿山→小鳥の森→第二公園
     →井の頭地区公会堂(解散)

■実施レポート(作成:第140回企画担当 村上 健太)
 木々の葉が落ちて昆虫の姿を見ることが少なくなる12月ですが、落ち葉の下、土の中には昆虫やクモやトビムシなど様々な種類の生き物が暮らしています。これらの土壌動物は生態系の中で重要な役割を担っているにも関わらず、普段気にかけることが少ない存在です。今回はそんな陰の功労者である土壌動物を探す観察会を行いました。
 ボート乗り場前に集合した参加者に「ダンゴムシとミミズに触ったことがあるか」と聞くと、全員が触ったことはあるようでしたが、それ以外の動物を知らないようでした。まず狛江橋南側のトチ大木付近の落ち葉をめくって土壌動物を探します。子供はもちろん、大人も童心に帰って落ち葉をかき分け、土を掘ります。落ち葉はたくさんおちているけれど、意外に生き物は少なかったです。
 続いて弁天池南側トイレ付近の土を掘ります。普段は人が足を踏み入れないので、土が軟らかく、小石混じりの土なのにハサミムシやトビムシが次々と見つかり、子供達が大喜びで茂みに入って柔らかい土を探しました。また石をひっくり返して虫を探しました。
 玉川上水と小鳥の森の間の地点と第二公園トイレ裏の雑木林でも土を採取し、井の頭地区公会堂へ移動しました。
 井の頭地区公会堂では、パソコンとプロジェクターを使って土壌動物の大まかな種類と生態系の中での役割(特に分解者として重要)を話した後で、テーブルの上で採取した土を丹念に調べました。一見生き物がいないように思える土でも、目を凝らして土を探すと小さなムカデやヨコエビがたくさん見つかります。これらを交代で顕微鏡を使って観察しました。詳しい種類の同定までは行いませんでしたが、土の中に意外にたくさんの生き物(動物)がいることを、楽しく体験してもらえたのではないかと思います。
 
※土を掘った場所は埋めもどし、掘り出した土は元の場所に戻しました。また通常は公園の土を掘り返してはいけない旨、参加者に告知しました。

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子供の参加者の感想として、「久しぶりに土をいじったけれど、たくさんの虫がいることに驚いた」ということが、企画者としてうれしかったです。土に触れることは自然に触れることの始まりですが、今の子供には体験が減ってきていると思います。こうした体験を通じて、生き物の多様性を感じて、多様性を守っていく気持ちを伝えられたら良いと思います。
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第140回井の頭かんさつ会のお知らせ

第140回井の頭かんさつ会
「土に暮らす生き物 〜土壌動物を探そう〜」
日時: 2016年12月18日(日曜日)午前10:00~12:00
(小雨決行)
集合: 9時45分 井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
定員:15名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察道具(ルーペ、カメラなど)
ご案内
落ち葉の下、土の中にはアリなどの昆虫やクモ、トビムシなど
様々な種類の生き物が暮らしています。
井の頭公園の中でも、場所によってその種類や数は様々です。
生き物の種類が多いほど豊かで多様性のある土といえますが、
井の頭公園の中で豊かな土はどこの土で、どんな生き物が暮らしているでしょうか?
一緒に調べてみましょう。
参加申し込み方法
下のアイコン「井の頭かんさつ会参加申込みページ」をクリックし、申し込みフォームよりお申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みページが立ち上がります)
必須項目すべてにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。メールアドレスにお間違いのないようお願いいたします。

※もし、すでに定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。
井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2016年12月15日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員になることもあります。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。
参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合もあります。
注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がまったくないわけではありません。自分の身は自分で守る心構えでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。申込者にメールにて連絡いたします。

お問合せ
kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2016/11/29 村上健太)

第139回井の頭かんさつ会レポート

第139回井の頭かんさつ会 

タイトル 葉っぱの色葉(イロハ) ~落ち葉のアルバム作り~

■実施年月日  2016年11月27日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者 42名(大人30名、子ども12名)

スタッフ数 10名

■実施場所: ボート乗り場前(集合)→井の頭池北岸 →分園西側入口前 →御殿山雑木林 →西園グランド

■実施レポート(作成:第139回企画担当 小町 友則)

今回の井の頭かんさつ会は落ち葉をテーマにして、葉っぱのイロハ(基本)を理解してもらえるような内容で企画しました。

週間予報から雨マークが消えず、当日も朝のうち雨がぱらつくこともありましたが、開始時には薄日も差し、気温も上がり、むしろ快適な気候でした。心配していた落ち葉もほとんど濡れてなく、かんさつ会の進行には全く問題がありませんでした。

参加者のミッションは、予め用意したイラストと同じ落ち葉を拾い、じっくりと観察し、ポケットアルバムに収め、落ち葉のフィールド図鑑を作っていくことです。設定した樹種は、ソメイヨシ、ケヤキ、ムクノキ、エノキ、アキニレ、イロハモミジ、カジカエデ、ハナノキ、イタヤカエデ、トウカエデ、コナラ、ピンオーク、アカシデ、イヌシデ、コブシ、カツラ、ミズキ、イチョウの18種としました。

4班に分かれて参加者をご案内しました。リーダーが葉っぱの役目や紅葉の仕組みなど基本的な説明を行い、葉っぱの特徴を一種ずつ丁寧に解説し、参加者はそのヒントで落ち葉を見分けて拾います。人間の採集本能をくすぐるのか、大人も子どもも落ち葉収集に夢中になっていました。

落ち葉にも個性があり、見た目の色・形だけでなく、鋸歯の形、葉脈の入り方、透かして見た時の色合い、質感、ザラザラやフワフワの感触、匂いなど、それぞれの葉っぱの特徴が分かると親しみが感じられます。参加者にもそれが次第に伝わったようで、落ち葉の個性を楽しみながら、アルバム作りを行いました。

途中、七井橋や弁天橋の上から岸を眺めると、見事な紅葉が見られました。葉っぱをじっくりと観察することと、遠目で見た時の感じを結びつけてもらいました。

最後に西園のグランドで振り返りとして、18種の復習を行い、見事に全問正解。友達が増えた感覚です。じっくりと自然を観察することの面白さ、大切さが十分に伝わったと思います。

 

 

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今回の井の頭かんさつ会は公園の自然を楽しんでもらうことが大きな目的の1つでした。そういった中で、今回のように自分で楽しみながら葉を集めて観察することは、自然が好きになるきっかけとなったと思います。また、多くの樹種の葉っぱが拾える井の頭公園の環境はとても大切です。落ち葉も分解されて土壌になることから、生物の多様性を維持する重要な要素の1つです。必要以上に掃き過ぎないことも大事だと思います。

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