第136回井の頭かんさつ会レポート

第136回井の頭かんさつ会レポート

「植物と動物の夜の不思議」

日時:2016年8月13日(土)18:30~20:30

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
日置 日出男(森林インストラクター)
上村 肇
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

参加者57名(大人31名、子供26名)

レポート

8月恒例の夜の観察会は今年も大人気です。総勢68名の大集団となりました。これを4つの班に分けて、班ごとに違う色のライトリング(発光する腕輪)をつけて出発です。(ライトリングは7歳以上対象の商品のため、未就学のお子さんには夜光塗料のシールを貼った首かけ飾りをお渡ししました。)
ボート乗り場からスタートして七井橋に移るとじきに暗くなり(当日の東京の日没は18:33)、ハトがねぐらに帰る一方で夜行性のゴイサギが活動を始めるという、鳥の交代劇が見られました。参加者からは「昼間いるカモはどこで寝ているの」と突っ込んだ質問がでるなど、関心の高さを感じました。
足下の橋の欄干ではズグロオニグモが網を張って獲物を待ちます。昼間に一定の区画の網を取り除いておいたので、網を張る途中のクモや張りたての網を見ることができました。張りたての網は綺麗な円形で、その美しさに参加者は感心していました。
1週間前の下見では、水面をライトで照らすとミジンコなどのプランクトンが集まり、それに引かれてモツゴなど魚も集まったので本番でもやってみましたが、思うように集まりませんでした。その理由は水温?水の透明度?正解はわかりませんが、参加者と一緒に考えて生き物の不思議を実感できました。
暗くなるとアブラコウモリが飛び回り始める時刻です。コウモリを初めて見たという参加者や、見てはいたけれど蛾だと思っていた方もいて、今回の観察を通じて夜の生き物に対する体験が広がって良かったと思います。
夜に花が咲くカラスウリは注目の観察対象ですが、他の木々を覆ってしまう雑草です。公園事務所に今回の観察会のためにカラスウリを除草しないでいて頂いたため、きれいな花を観察できました。レースのような繊細で美しい花を初めて見たという大人の参加者も多く、「普段通っている道なのに全然気づかないけれど、改めて観察するといろんな生き物がいることが分かった」と嬉しい感想を聞くことができました。
カタバミの就眠運動といった、昼夜で変化する植物も観察しました。
観察最後の山場は御殿山や第二公園でセミの羽化観察です。今年は例年より実施時期が遅かったからか羽化するセミの数が少なかったですが、それでも羽化のために木に登るもの、上半身だけが出て来たもの、翅を伸ばし途中のものなど何匹も見つかり、それぞれの班がじっくりと観察できました。羽化のための木に向かう幼虫に対して参加者のお子さんが声援を送る姿は微笑ましいものでした。御殿山でも第二公演でも特定の木で多く羽化が行われるようで、それはなぜかという疑問も出てみんなで理由を考えました。
御殿山から第二公園に移動する途中の玉川上水では、ライトを消して暗がりを体験しました。街灯に照らされた夜しか知らない子供たちは、最初怖々でも大人の手を握って歩きました。生き物ではないですが、子供にとって暗がりを体験する良い機会になったと思います。
今回の参加者は小さなお子さんが多く、夜の井の頭公園に初めて来た子が多かったように思います。子供にとって、昼と夜の環境が違うこと、昼とは生き物がいることをまず体験してもらえたことが良かったです。大人の方で普段から夜の公園を通っている人でも夜に自然観察をしたことがある人は少なく、カラスウリやコウモリを初めてみたという声が聞かれ、参加者の自然体験の幅が広がったことを嬉しく思います。

(村上)

 

第136回井の頭かんさつ会のお知らせ

第136回井の頭かんさつ会
「夜に活動する生き物たち」
日時: 2016年8月13日(土曜日)午前18:30~20:30
(小雨決行、強雨の場合は中止します)
集合: 18時15井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
日置 日出男(森林インストラクター)
上村 肇
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員

定員:40名
持ち物:水分補給用飲み物、蚊除け、懐中電灯(ライト)
お持ちであれば観察用具(カメラ、ルーペ、双眼鏡など)

ご案内

今年も8月は大人気「夜の観察会」です。公園で闇にうごめく昆虫や鳥・動物、夜に咲く花など、いつも見慣れた昼とは別の顔を見せる夜の公園をご案内します。
植物にとっては光合成ができない時間帯。動物にとっては眼で場所や食べ物・捕食者を見つけづらい時間帯です。それでも夜に活動するのはなぜでしょうか?
夜の生き物を観察しながら、それらの理由を考えてみると、もっと生き物の不思議な世界が見えてきます。

参加申し込み方法

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)
必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

井の頭かんさつ会参加申込みページ
申し込み締め切り: 2016年8月10日(水曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。例年、8月の夜の観察会は人気があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのそれ以外の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
kentax.high@gmail.com(村上健太)までお願いします。
(2016/7/16 村上健太)

 

第135回井の頭かんさつ会レポート

135回井の頭かんさつ会

■テーマ:かいぼり後の井の頭池 ~どう変わったか~
■実施日時:2016年7月24日(日曜日)10時~12時
■参加人員:大人29名 子供11名

スタッフ15名(かんさつ会班10名、保全班5名)

■場所:井の頭池(お茶の水池・ボート池・ひょうたん池)
(作成:第135回企画担当 村上 健太)
 2度目のかいぼりを経て5ヶ月経過する井の頭池では、その間にイトモの群落が見られたりカイツブリやカルガモ・バンといった水鳥が営巣・繁殖するなど目立った変化が顕著でした。
かいぼりの基本を踏まえてその効果を見るだけで無く、体験して頂くことをテーマに今回のかんさつ会は企画しました。そのため池の中に何がどれだけいるのかを網やワナを使って捕獲することに時間を割きました。
ボート池の北岸ではお魚キラーに練り餌を入れて数分たつと、大小様々なモツゴが十数匹捕れました。
またひょうたん池に前日から準備した張り網にはさらに多くのモツゴ・スジエビ等が入っており、参加者の皆様も感嘆の声を上げていました。この日に捕獲されたモツゴの総数は380匹以上でした。
但し、喜んでばかりは居られません。張り網には60匹ものブルーギルの稚魚が入っており、外来魚との
戦いがこれからまた本格化することを意識せざるを得ませんでした。
またイノカシラフラスコモについても参加者の関心は高く、写真を使った解説でも改めてその復活に驚き喜ぶ方や今後の維持管理を心配される方等がいらっしゃいました。
かいぼりによって井の頭池が良い方向に向かっているのは理解頂けたと思いますが、一朝一夕には理想型にはならないこともまた充分判って頂けたと思います。
今後の池の変化をよく見て次回のかいぼりに活かしてていくことが大事ですので、興味を持ち続けて下さいと最後にお願いしました。

第135回井の頭かんさつ会のお知らせ

第135回井の頭かんさつ会
「かい掘り後の井の頭池~どう変わった?」
日時: 2016年7月24日(日曜日)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合は中止します)
集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
上村 肇
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
佐藤 誠(森林インストラクター、NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男(森林インストラクター)
大原 正子
高久 晴子
大橋 博資
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

定員:35名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察道具(ルーペ、双眼鏡など)

ご案内

昨年11月から3月まで5ヶ月もの長い時間をかけて2度目のかい掘りが行われました
今回は初めて弁天池もかい掘りされ、沢山の地下水の湧き出しが発見されるなど
嬉しい驚きもありました。また池を隔てていた仕切りが取り払われて全体が一つの池に
戻りました。このかい掘りを経て井の頭池はどの様に変わったでしょうか。
初夏を迎えた池では多くの水草が繁茂し、あちこちで水鳥が子育てをしています
では、あれほど沢山いた外来魚は居なくなったんでしょうか?
池の周りを歩いて変化を探してみましょう
また池の中にはどんな生き物がいるのか、仕掛けをして調べてみましょう

参加申し込み方法

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)
必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

井の頭かんさつ会参加申込みページ

申し込み締め切り: 2016年7月21日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
h_ue_kame@nifty.com(上村肇)までお願いします。
(2016/7/5 上村肇)

 

第134回井の頭かんさつ会レポート

第134回井の頭かんさつ会

テーマ:変形菌 ふしぎな生きもの

■開催日時:2016年6月26日(日)9:00~11:30

■参加者数:一般参加者 31人(大人23人、子ども8人)

スタッフ 11人(外部協力者2人を含む)

 

■場所:自然文化園分園前~弁天池畔~井の頭地区公会堂~井の頭第二公園~小鳥の森

 

■実施内容:(作成:第134回企画担当 高野 丈)

変形菌類の観察と入門講座を実施しました。

最初に弁天池畔で観察し、ウツボホコリ、シロウツボホコリ、クモノスホコリ、シロエノカタホコリを観察するグループと、ツツサカズキホコリが群生しているのを観察するグループに分かれ、ローテーションしました。最初に実物に触れておくことで、そのスケールの小ささや、野外でどんな感じで出ているかを実感してもらいました。

井の頭地区公会堂へ移動し、パワーポイントを使って、変形菌はどういう生物かをレクチャーしました。「菌」とついても、菌類や細菌とは分類も生活史もまったく異なる生きものだということがポイントでした。

レクチャー後、第二公園へ移動し、観察を実践しました。落ち葉がたまっている個所を中心に探し、参加者自身で見つける楽しさを体験してもらいました。シロエノカタホコリ、ガマグチフクロホコリ、キミミズフクロホコリ、ホネホコリ、バークレイホネホコリ、シロジクキモジホコリや種不明の変形体が次々に見つかり、参加者は一様に喜んでいました。

後半は小鳥の森で観察。ヒメカタホコリ、コシロジクキモジホコリ、褐色のサカズキホコリ、外部協力者でもすぐに同定できない不明種などが追加で見つかり、虹色の光沢がある人気種、ジクホコリを最後に観察して終了時間を迎えました。

本企画では、ふしぎな生きものである変形菌が身近にたくさんいることを知ってもらい、自身で発見する喜びを体験してもらうことがねらいでしたが、実践できたと思います。また、色形がおもしろく、小さいので非日常に感じるかもしれないが、変形菌を観察することは決してマニアックな趣味ではなく、生態系の中で分解者を捕食してバランスをとっている重要な役割のある生きものを知るこということをお伝えしました。楽しみながら、生態系を実感する。それが実践できたと考えています。

第134回井の頭かんさつ会のお知らせ

第134回井の頭かんさつ会
「変形菌 ふしぎな生きもの」
日時: 2016年6月26日(日曜日)午前9:00~11:30
(小雨決行、強雨の場合は雨プログラムを実施します)
集合: 8時45井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、日本変形菌研究会会員)
大原 正子
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
佐藤 誠(森林インストラクター、NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察道具(ルーペ、図鑑など)
服装:汚れても構わない服装(肌を露出しない服装)。歩きやすい靴。

ご案内

自然界には「変形菌」というふしぎな生きものがすんでいます。
ある時はアメーバ。そして、またある時はキノコのように。
いろいろな生物の特徴をあわせもち、文字通り「形を変える生きもの」です。
鮮やかな色とユニークな形が魅力的で、小さな宝石といった風情。
遠くへ出かけなくても、深い森に入らなくても、変形菌は身のまわりにいます。
今回の井の頭かんさつ会では、このふしぎな生きもの「変形菌」を一緒に探究しましょう。

参加申し込み方法

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)
必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

井の頭かんさつ会参加申込みページ

申し込み締め切り: 2016年6月23日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
inokaashira.joe@gmail.com(高野丈)までお願いします。
(2016/5/28 高野丈)

 

第133回井の頭かんさつ会のお知らせ

第133回井の頭かんさつ会

『春の野鳥観察会』

日時: 2016年5月21日(土)午前 9:00~11:30(小雨決行、強雨の場合雨プログラム)

集合: 8時45分 井の頭公園ボート乗り場前

 

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

 

案内(予定)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

高久 晴子

田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大橋 博資

上村 肇

竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)

村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

 

定員: 45名

年齢: 小学生以上

参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円

持ち物:観察用具 双眼鏡など

服装:肌を露出しない服装ならなんでも。歩きやすい靴で。

 

ご案内

「土喰って虫喰って渋いー」と聞きなす鳴き声が耳に入ると、はっとします。街にツバメが帰って来た瞬間です。春先のツバメを皮切りに、夏鳥が続々と渡ってきます。青い鳥、黄色い鳥、ときには橙色の鳥も。井の頭公園は市街地の中の緑のオアシス。渡りの重要な中継地です。

春から初夏にかけては一年で最もバードウォッチングが楽しい、華やかな季節です。133回目となる2016年5月の井の頭かんさつ会は、今年も恒例の「春の野鳥観察会」を開催します。かいぼり後の池にはどんな変化があり、何が観られるでしょう。眩い新緑の色が濃くなった森ではどんな出会いがあるでしょう。春の井の頭公園を歩き、野鳥を観察して楽しみながら、身近な自然環境の大切さを感じましょう。

 

参加申し込み方法

申込み受付方法は自動受付となっています。

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、

申し込みボタンを押して下さい。

申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

 

井の頭かんさつ会参加申し込みページ

https://pro.form-mailer.jp/fms/040424c196708

 

申し込み締め切り: 2016年5月19日(木曜日)24:00まで

(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。

なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

 

問合せ先:下記をご覧ください

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。

今回のかんさつ会は池の底を歩きます。池の水には入りませんが、足元が悪い場所がある可能性がありますし、

池底に降りる時や上がる時は転倒の危険性もありますので、自分の身は自分で守る気持ちでご参加下さい。

特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について

小学1年生以上を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について

雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

 

 

お問合せ

inokaashira.joe@gmail.com(高野丈)までお願いします。

(2016/4/22 高野丈)

第132回井の頭かんさつ会のお知らせ

第132回井の頭かんさつ会

「春色観察会 ~春のお花観(はなみ)~」
日時: 2016年4月17日(日)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合は雨プログラムを実施します)
集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察用具(ルーペ、虫めがね、双眼鏡など)

ご案内

春うらら。気持ちの良い季節ですね。
温かくやわらかい光に包まれ、自然は活気に満ちてきました
花に目を向けると、白、黄色、赤、ピンク、青・・・・と様々な色。
また、この季節は緑も綺麗です。淡い新緑の緑から、常緑の濃い緑まで、緑も様々です。
そうです、春の井の頭公園は自然の色で溢れています。
今回のかんさつ会は春の花々を愛でながら、自然の色に焦点をあて、皆さんと一緒に春の色をじっくりと観察してみたいと思います。

野外親睦会のご案内

天気が良ければ、かんさつ会終了後に公園内で恒例の野外親睦会を行います。申し込み不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。
各人好きな食べ物、飲み物を持ち寄り、生き物のことや環境のことなど、かんさつ会スタッフとざっくばらんに語り合いましょう。銘酒、名店の味、自慢の手料理、おススメのスイーツなど差し入れ大歓迎です!
※手ぶらでももちろん大丈夫です。近隣にコンビニエンスストアがありますので、食べ物は持参しなくても購入できます。

参加申し込み方法

申込み受付方法が自動受付になりました。
申込みページで必要事項をご入力の上、フォーム送信してお申し込み下さい。(下記アイコンをクリックするとフォーム入力のページが立ち上がります)
必須項目全てをご入力の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、申し込みボタンを押して下さい。
残念ながら既に定員に達している場合には、その旨のメッセージが表示されます。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

井の頭かんさつ会参加申込みページ

申し込み締め切り: 2016年4月14日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
petittown@jcom.zaq.ne.jp (小町)までお願いします。
(2016/3/20 小町友則)

 

第132回井の頭かんさつ会レポート

第132回井の頭かんさつ会

タイトル 春色観察会 ~春のお花観(はなみ)~

■実施年月日 2016年4月17日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者 34名(大人30名、子ども4名)

■実施場所: ボート乗り場前(集合)→井の頭池北岸 →野草園 →井の頭地区公会堂

■実施レポート(作成:第132回企画担当 小町 友則)

春恒例の花を愛でる観察会ですが、今年は天候に祟られ、開始直前からパラパラと大粒の雨が降ってきました。また、風が強く、落枝による事故も心配されるため、安全に配慮して、室内での雨天プログラムを実施することにしました。ただ、雨がひどくない内に池の西半分を周り、春の色を観察しながら井の頭地区公会堂へ向かうことにしました。

 

この時期の井の頭公園は、ハナミズキ、ツツジ、ヤマブキなどの樹木の花、イチリンソウ、ニリンソウ、イカリソウなどの野草園の草花、ハルジオンやハルノノゲシといった雑草の花など多くの花が咲き誇っており、予定したルート上だけで、約50種の花が咲いています。今回のテーマは春の色です。花も色とりどりですが、それに加えて、この時期は何と言っても新緑の緑です。新緑に多様な色があることを見て頂き、日本の伝統色と合わせて話をしました。また、春の芽出しには、紫外線から植物を守るため、赤い色の葉や芽がみられます。そういった様々な色を足早に眺めながら、井の頭地区公会堂へ向かいました。

 

室内プログラムの第一部は、この時期に見られる約50種の花について、一つ一つ写真で見て、解説を行いながら、白い花、黄色い花、赤またはピンク色の花、青または紫色の花、その他の色の花の5種類に分け、何色の花が多いか、調査をしてみました。一番多かったのが、白の花で16種ありました。その次が黄色の12種、赤またはピンクと青または紫色は8種程度でした。

 

室内プログラムの第二部は、人間の目では識別できない紫外の領域で数多くの花を撮影した写真を可視光の写真と対比させて見て頂きました。黄色い花の多くが、紫外でコントラストが強いことが分かりました。

 

室内プログラムの最後は、予め採取した花をグループ単位でじっくりと観察し、花のしくみや虫との関係などを考えてみました。

 

 

====・・・・====

今回は雨天プログラムを実施しましたが、短時間とはいえ、外で花を観察し、その後、講義で詳しく解説し、手に取って理解することは、非常に分かりやすかったと、参加者からコメントを頂きました。

====・・・・====

 

第131回井の頭かんさつ会のお知らせ

第131回井の頭かんさつ会

「春を探そう!」
日時: 2016年3月19日(土)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合中止)
集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター
上村 肇

竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
年齢:幼児・小学生は保護者同伴のこと)
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:双眼鏡・ルーペ・雨具など・
服装:動きやすい服装

〇ご案内
春がすぐそこまで来ています。公園を見渡すと、足元に可憐な花がひっそりと咲き始めています。花につられて虫たちも活発に活動を始めています。その虫につられて小鳥たちの活動も・・・。スプリングエフェメラル(春の妖精)たちに巡り合えるかもしれません
必死になって冬を過ごしてきた、自然の中の植物や生き物たちの元気な姿をじっくりと観察し、あらためて自然の持つエネルギー・その知恵の素晴らしさなどをさがしてみませんか。

〇参加申し込み方法
申込み受付方法が自動受付になりました。
下の申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みフォームのページが立ち上がります)必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、申し込みボタンを押して下さい。
または既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

井の頭かんさつ会参加申し込みページ

申し込み締め切り: 2016年3月16日(水曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。
□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
小雨の場合は実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ
rsf44658@nifty.com(日置)までお願いします。
(2016/2/22 日置 日出男)