第134回井の頭かんさつ会レポート

第134回井の頭かんさつ会

テーマ:変形菌 ふしぎな生きもの

■開催日時:2016年6月26日(日)9:00~11:30

■参加者数:一般参加者 31人(大人23人、子ども8人)

スタッフ 11人(外部協力者2人を含む)

 

■場所:自然文化園分園前~弁天池畔~井の頭地区公会堂~井の頭第二公園~小鳥の森

 

■実施内容:(作成:第134回企画担当 高野 丈)

変形菌類の観察と入門講座を実施しました。

最初に弁天池畔で観察し、ウツボホコリ、シロウツボホコリ、クモノスホコリ、シロエノカタホコリを観察するグループと、ツツサカズキホコリが群生しているのを観察するグループに分かれ、ローテーションしました。最初に実物に触れておくことで、そのスケールの小ささや、野外でどんな感じで出ているかを実感してもらいました。

井の頭地区公会堂へ移動し、パワーポイントを使って、変形菌はどういう生物かをレクチャーしました。「菌」とついても、菌類や細菌とは分類も生活史もまったく異なる生きものだということがポイントでした。

レクチャー後、第二公園へ移動し、観察を実践しました。落ち葉がたまっている個所を中心に探し、参加者自身で見つける楽しさを体験してもらいました。シロエノカタホコリ、ガマグチフクロホコリ、キミミズフクロホコリ、ホネホコリ、バークレイホネホコリ、シロジクキモジホコリや種不明の変形体が次々に見つかり、参加者は一様に喜んでいました。

後半は小鳥の森で観察。ヒメカタホコリ、コシロジクキモジホコリ、褐色のサカズキホコリ、外部協力者でもすぐに同定できない不明種などが追加で見つかり、虹色の光沢がある人気種、ジクホコリを最後に観察して終了時間を迎えました。

本企画では、ふしぎな生きものである変形菌が身近にたくさんいることを知ってもらい、自身で発見する喜びを体験してもらうことがねらいでしたが、実践できたと思います。また、色形がおもしろく、小さいので非日常に感じるかもしれないが、変形菌を観察することは決してマニアックな趣味ではなく、生態系の中で分解者を捕食してバランスをとっている重要な役割のある生きものを知るこということをお伝えしました。楽しみながら、生態系を実感する。それが実践できたと考えています。

第134回井の頭かんさつ会のお知らせ

第134回井の頭かんさつ会
「変形菌 ふしぎな生きもの」
日時: 2016年6月26日(日曜日)午前9:00~11:30
(小雨決行、強雨の場合は雨プログラムを実施します)
集合: 8時45井の頭公園ボート乗り場周辺
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、日本変形菌研究会会員)
大原 正子
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
佐藤 誠(森林インストラクター、NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察道具(ルーペ、図鑑など)
服装:汚れても構わない服装(肌を露出しない服装)。歩きやすい靴。

ご案内

自然界には「変形菌」というふしぎな生きものがすんでいます。
ある時はアメーバ。そして、またある時はキノコのように。
いろいろな生物の特徴をあわせもち、文字通り「形を変える生きもの」です。
鮮やかな色とユニークな形が魅力的で、小さな宝石といった風情。
遠くへ出かけなくても、深い森に入らなくても、変形菌は身のまわりにいます。
今回の井の頭かんさつ会では、このふしぎな生きもの「変形菌」を一緒に探究しましょう。

参加申し込み方法

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)
必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

井の頭かんさつ会参加申込みページ

申し込み締め切り: 2016年6月23日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
inokaashira.joe@gmail.com(高野丈)までお願いします。
(2016/5/28 高野丈)

 

第133回井の頭かんさつ会のお知らせ

第133回井の頭かんさつ会

『春の野鳥観察会』

日時: 2016年5月21日(土)午前 9:00~11:30(小雨決行、強雨の場合雨プログラム)

集合: 8時45分 井の頭公園ボート乗り場前

 

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

 

案内(予定)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

高久 晴子

田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大橋 博資

上村 肇

竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)

佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)

村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

 

定員: 45名

年齢: 小学生以上

参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円

持ち物:観察用具 双眼鏡など

服装:肌を露出しない服装ならなんでも。歩きやすい靴で。

 

ご案内

「土喰って虫喰って渋いー」と聞きなす鳴き声が耳に入ると、はっとします。街にツバメが帰って来た瞬間です。春先のツバメを皮切りに、夏鳥が続々と渡ってきます。青い鳥、黄色い鳥、ときには橙色の鳥も。井の頭公園は市街地の中の緑のオアシス。渡りの重要な中継地です。

春から初夏にかけては一年で最もバードウォッチングが楽しい、華やかな季節です。133回目となる2016年5月の井の頭かんさつ会は、今年も恒例の「春の野鳥観察会」を開催します。かいぼり後の池にはどんな変化があり、何が観られるでしょう。眩い新緑の色が濃くなった森ではどんな出会いがあるでしょう。春の井の頭公園を歩き、野鳥を観察して楽しみながら、身近な自然環境の大切さを感じましょう。

 

参加申し込み方法

申込み受付方法は自動受付となっています。

下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、

申し込みボタンを押して下さい。

申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

 

井の頭かんさつ会参加申し込みページ

https://pro.form-mailer.jp/fms/040424c196708

 

申し込み締め切り: 2016年5月19日(木曜日)24:00まで

(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。

なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

 

問合せ先:下記をご覧ください

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。

今回のかんさつ会は池の底を歩きます。池の水には入りませんが、足元が悪い場所がある可能性がありますし、

池底に降りる時や上がる時は転倒の危険性もありますので、自分の身は自分で守る気持ちでご参加下さい。

特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について

小学1年生以上を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について

雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

 

 

お問合せ

inokaashira.joe@gmail.com(高野丈)までお願いします。

(2016/4/22 高野丈)

第132回井の頭かんさつ会のお知らせ

第132回井の頭かんさつ会

「春色観察会 ~春のお花観(はなみ)~」
日時: 2016年4月17日(日)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合は雨プログラムを実施します)
集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:筆記用具、観察用具(ルーペ、虫めがね、双眼鏡など)

ご案内

春うらら。気持ちの良い季節ですね。
温かくやわらかい光に包まれ、自然は活気に満ちてきました
花に目を向けると、白、黄色、赤、ピンク、青・・・・と様々な色。
また、この季節は緑も綺麗です。淡い新緑の緑から、常緑の濃い緑まで、緑も様々です。
そうです、春の井の頭公園は自然の色で溢れています。
今回のかんさつ会は春の花々を愛でながら、自然の色に焦点をあて、皆さんと一緒に春の色をじっくりと観察してみたいと思います。

野外親睦会のご案内

天気が良ければ、かんさつ会終了後に公園内で恒例の野外親睦会を行います。申し込み不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。
各人好きな食べ物、飲み物を持ち寄り、生き物のことや環境のことなど、かんさつ会スタッフとざっくばらんに語り合いましょう。銘酒、名店の味、自慢の手料理、おススメのスイーツなど差し入れ大歓迎です!
※手ぶらでももちろん大丈夫です。近隣にコンビニエンスストアがありますので、食べ物は持参しなくても購入できます。

参加申し込み方法

申込み受付方法が自動受付になりました。
申込みページで必要事項をご入力の上、フォーム送信してお申し込み下さい。(下記アイコンをクリックするとフォーム入力のページが立ち上がります)
必須項目全てをご入力の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、申し込みボタンを押して下さい。
残念ながら既に定員に達している場合には、その旨のメッセージが表示されます。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

井の頭かんさつ会参加申込みページ

申し込み締め切り: 2016年4月14日(木曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
問合せ先:下記をご覧ください

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。

□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。

□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。
お問合せ
petittown@jcom.zaq.ne.jp (小町)までお願いします。
(2016/3/20 小町友則)

 

第132回井の頭かんさつ会レポート

第132回井の頭かんさつ会

タイトル 春色観察会 ~春のお花観(はなみ)~

■実施年月日 2016年4月17日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者 34名(大人30名、子ども4名)

■実施場所: ボート乗り場前(集合)→井の頭池北岸 →野草園 →井の頭地区公会堂

■実施レポート(作成:第132回企画担当 小町 友則)

春恒例の花を愛でる観察会ですが、今年は天候に祟られ、開始直前からパラパラと大粒の雨が降ってきました。また、風が強く、落枝による事故も心配されるため、安全に配慮して、室内での雨天プログラムを実施することにしました。ただ、雨がひどくない内に池の西半分を周り、春の色を観察しながら井の頭地区公会堂へ向かうことにしました。

 

この時期の井の頭公園は、ハナミズキ、ツツジ、ヤマブキなどの樹木の花、イチリンソウ、ニリンソウ、イカリソウなどの野草園の草花、ハルジオンやハルノノゲシといった雑草の花など多くの花が咲き誇っており、予定したルート上だけで、約50種の花が咲いています。今回のテーマは春の色です。花も色とりどりですが、それに加えて、この時期は何と言っても新緑の緑です。新緑に多様な色があることを見て頂き、日本の伝統色と合わせて話をしました。また、春の芽出しには、紫外線から植物を守るため、赤い色の葉や芽がみられます。そういった様々な色を足早に眺めながら、井の頭地区公会堂へ向かいました。

 

室内プログラムの第一部は、この時期に見られる約50種の花について、一つ一つ写真で見て、解説を行いながら、白い花、黄色い花、赤またはピンク色の花、青または紫色の花、その他の色の花の5種類に分け、何色の花が多いか、調査をしてみました。一番多かったのが、白の花で16種ありました。その次が黄色の12種、赤またはピンクと青または紫色は8種程度でした。

 

室内プログラムの第二部は、人間の目では識別できない紫外の領域で数多くの花を撮影した写真を可視光の写真と対比させて見て頂きました。黄色い花の多くが、紫外でコントラストが強いことが分かりました。

 

室内プログラムの最後は、予め採取した花をグループ単位でじっくりと観察し、花のしくみや虫との関係などを考えてみました。

 

 

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今回は雨天プログラムを実施しましたが、短時間とはいえ、外で花を観察し、その後、講義で詳しく解説し、手に取って理解することは、非常に分かりやすかったと、参加者からコメントを頂きました。

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第131回井の頭かんさつ会のお知らせ

第131回井の頭かんさつ会

「春を探そう!」
日時: 2016年3月19日(土)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合中止)
集合: 9時45井の頭公園ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター
上村 肇

竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

定員:30名
年齢:幼児・小学生は保護者同伴のこと)
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:双眼鏡・ルーペ・雨具など・
服装:動きやすい服装

〇ご案内
春がすぐそこまで来ています。公園を見渡すと、足元に可憐な花がひっそりと咲き始めています。花につられて虫たちも活発に活動を始めています。その虫につられて小鳥たちの活動も・・・。スプリングエフェメラル(春の妖精)たちに巡り合えるかもしれません
必死になって冬を過ごしてきた、自然の中の植物や生き物たちの元気な姿をじっくりと観察し、あらためて自然の持つエネルギー・その知恵の素晴らしさなどをさがしてみませんか。

〇参加申し込み方法
申込み受付方法が自動受付になりました。
下の申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックすると申込みフォームのページが立ち上がります)必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、申し込みボタンを押して下さい。
または既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

井の頭かんさつ会参加申し込みページ

申し込み締め切り: 2016年3月16日(水曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。
□対象レベル・年齢について
幼児~大人を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
小雨の場合は実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ
rsf44658@nifty.com(日置)までお願いします。
(2016/2/22 日置 日出男)

第130回井の頭かんさつ会のお知らせ

第130回井の頭かんさつ会

「かいぼり中の池底」
日時: 2016年2月21日(日)午前10:00~12:00
(小雨決行、強雨の場合雨プログラム)
集合: 9時45井の頭公園野外ステージ前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内(予定)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
上村 肇
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)

定員: 50名
年齢: 小学生以上
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具 双眼鏡など
服装:靴は長靴、泥で汚れてもかまわない服装が必須です。

〇ご案内
井の頭池は2017年の開園100周年に向けて、ただいいま水質浄化と外来種の駆除を目的とした「かいぼり」を行い、池の水を抜いています。
池の底はどうなっているのでしょう?どんな生き物が暮らしているのでしょう?また水が抜けたことで見られる生き物の姿や行動など、今しか見れないものがたくさんあります。みんなで池底を歩き、いろいろな生き物を見つけて観察しましょう。

〇参加申し込み方法
今回より申込み受付方法が自動受付になりました。
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(URLをクリックするとページが立ち上がります)
必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に、
申し込みボタンを押して下さい。
または既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。

井の頭かんさつ会参加申し込みページはこちらです

申し込み締め切り: 2016年2月19日(金曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員にあることもあります。ご了承下さい)
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

〇参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

問合せ先:下記をご覧ください

〇注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
今回のかんさつ会は池の底を歩きます。池の水には入りませんが、足元が悪い場所がある可能性がありますし、
池底に降りる時や上がる時は転倒の危険性もありますので、自分の身は自分で守る気持ちでご参加下さい。
特に小さなお子さんを連れた参加の場合、保護者の方が安全性を確保するようお願いします。
□対象レベル・年齢について
小学1年生以上を対象とし、小学6年生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ
kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2016/1/31 村上健太)

 

第130回井の頭かんさつ会レポート

第130回井の頭かんさつ会 

タイトル かいぼり中の池底

■実施年月日 2016年2月21日(日)10:00~12:00

■参加者数  一般参加者:46名(大人34名、子ども12名)

案内人:井の頭かんさつ会スタッフ12名+保全活動班補助2名

■実施場所: ①野外ステージ(集合)→②かいぼり屋 →③七井橋 →④弁天池底(弁天堂付近) →⑤お茶の水橋〜雨情碑(池底) → ⑥サギ島〜七井橋(池底)→⑦野外ステージ(解散)*全体5班のうち2班は②〜⑥を逆回りに実施。

■実施レポート (作成:第130回企画担当 村上 健太)

かいぼり中の池底に入る今回は市民の関心が高いからか、50名の定員が募集開始からわずか2日で満員となりました。前日までの荒天で開催が危ぶまれましたが、開催を願うスタッフと参加者の願いが届き、何とか雨が上がって実施できました。

まず最初に”かいぼり屋”の前でかいぼりの説明をしました。概要はもちろんですが、何のために行っているのか、どうして生き物を池に放ってはいけないのかを説明しました。井の頭公園の本来の生態系を守るために、国内であっても井の頭池以外の生き物を放つことはいけないと強調しました。

七井橋の上から泥に残る生き物の足跡を観察しました。前日までの雨で多くは消えてしまいましたが、カモやカメの足跡が残っていました。子供さんに「カモの足には足ヒレがあるよ、だから水をかいてスイスイ泳げるんだ」と体の構造と行動の関係を説明すると、興味深げな反応を返してくれました。

今回の観察テーマの一つは”湧水”です。弁天池に入り、大人の方には湧水のしくみや湧水が枯れたと思われていたけれど実は残っていたことを説明し、子供達も一緒に湧水の起点を探しました。「ここで砂が舞って湧いている!」と歓声が上がります。これが神田川の源流だと説明すると、納得した顔の反応を返してくれました。前日の雨の影響か、湧水付近の水温が約14度と通常の湧き水よりも(前週の下見よりも)低かったのですが、その理由の推察も含めて話すことができました。

続いてお茶の水橋付近からお茶の水池に入ります。護岸のコンクリート板の隙間から伸びる木の根や、水質浄化装置など、普段は水の中にあるものを見ることができ、参加者だけでなく案内人もワクワクしていました。水たまりにはアズマヒキガエルの卵がありました。カエルの卵に初めて触る参加者は大喜びでした。「ヌルヌル」「ひんやりしてる」と感想を言い合っていました。

親水デッキ脇からサギ島の横を通り、七井橋まで歩きました。サギ島横の水路を行くのは、探検をしているようでドキドキします。七井橋横の水草株ではすでに今年の芽がでていたので、水草が増えることを期待していることを説明できました。

 

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池底は生き物が少なかったのですが、それでも池底に入れたことや、普段は見られないものが見られたことに参加者の皆さんは興奮し、満足してくれたようです。単純に池に入るだけでなく、かいぼりの意義や井の頭池の本来の自然・生態系について理解も深まったことと思います。

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第129回井の頭かんさつ会のお知らせ

第129回井の頭かんさつ会
「冬の野鳥観察を楽しもう」
日時: 2016年1月17日(日)午前9:30~12:00
(小雨決行、強雨の場合雨プログラム)
集合: 9時15京王井の頭線井の頭公園駅前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

※いつもと集合場所、集合時間が異なります。
井の頭公園駅前集合で、30分早いスタートになりますのでご注意下さい。

案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員、井の頭バードリサーチ代表)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
佃 和夫(NACS-J自然観察指導員)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

定員: 50名
参加費:(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円

持ち物:観察用具 双眼鏡など
申し込み方法: 問合せ先:下記をご覧ください
申し込み締め切り: 2016年1月15日(金曜日)24:00まで

ご案内
井の頭公園では一年を通して、さまざまな野鳥を観察することができます。冬は樹木の葉が落ちて、森の鳥が見やすくなるチャンスです。公園では一年中いる鳥や、越冬している冬鳥が見られますが、鳥たちはどうやって冬を過ごしているのでしょう。今回の井の頭かんさつ会は冬の野鳥観察。一年中いる鳥も冬鳥も、とにかく出会った野鳥をとことん観察します。野鳥観察を通して、冬の井の頭公園の自然を楽しみましょう。

参考:昨年の1月17日に観られた鳥は以下のとおりです。
カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、オオバン、ツミ、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホンセイインコ 35種

井の頭バードリサーチでは井の頭公園の野鳥を365日毎日観察・記録しています。
以下ウェブサイトに記録を掲載していますのでご参照ください。。
http://birdimages.jp/inokashira/

参加申し込み方法 

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを受付担当の大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpへお送りください。
参加申込期限:2016年1月15日(金曜日)24時まで
(ただし、その締め切り前に定員が満員になることもあります。)

メールに記入すべき項目

9)以外は必須項目です。

1)「第129回かんさつ会に参加したい」と明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名(読みもお願いします。必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(必須、当日連絡することができるよう携帯電話が望ましいです。)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢 (該当しない方は必須ではありません。)
7)双眼鏡の借用希望台数(貸し出しの対象となる年齢は10歳以上です。貸出台数に限りがありますので、必ずしもご希望に添えないことがあります) 双眼鏡をお持ちの方はゼロと書いてください。
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、三鷹市報、SNS(ツイッター、facebookなど)(必須)
9)私たち(主催者、案内者)へのメッセージや連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】

・開催直前の混乱を避けるため、参加申し込みに期限を設けさせていただいています。ご理解をお願いいたします。
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後数日以内に参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□中止の可能性について
雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その際はこのページ上でお知らせします。

お問合せ

参加に関する問い合わせは大原正子(おおはらまさこ) kapockmasa@jc5.so-net.ne.jpまで、かんさつ会の内容についてのお問合せは
inokshira.joe@gmail.com(高野)までお願いします。(2015/12/18高野丈)

第129回井の頭かんさつ会レポート

第129回井の頭かんさつ会

■タイトル  「冬の野鳥観察を楽しもう」

■実施年月日 2016年1月17日(日曜日)9:30~12:00

■参加者数  一般参加者数 46名(大人39名+小人7名)

井の頭かんさつ会スタッフ13名+保全班1名 計60名

  • 実施場所 井の頭公園駅前~池尻~ボート池~七井橋~お茶の水池~御殿山~松本訓導碑
  • 実施レポート(作成:第129回企画担当 高野 丈) 葉が落ちて観察しやすいのがこの季節。やぶにこもりがちなウグイスがもろに出てきたり、求愛行動が活発になってきたアオゲラをじっくり観察できたりしました。2時間30分の観察会はあっという間に終焉へ。各班、充実した観察ができたという声がリーダー、参加者両方から出るなど全員で楽しむことができた会でした。
  • このところ続いていた好天が下り坂になるという予報に空模様を心配しましたが、晴天率9割以上を誇る当会の晴れパワーは健在でした。参加者スタッフ計60名を高野、小町、中村の3班に分け、井の頭公園駅下を出発。会が始まる前から多くの人が観察していた、アキニレやサワラの実を食べるカワラヒワをあらためて観察。トウネズミモチの実を食べるヒヨドリ、アキニレの実を試して流したシジュウカラ、それぞれ植物と鳥の関係を考えました。池尻では繁殖放棄したてのキジバトの巣の構造を確認し、キセキレイをじっくりと観察。そして、餌やり自粛キャンペーン以来まとまった数が飛来しているユリカモメ軍団。もう10年近く、年間に1羽出るかどうかという状況が続いていました。それが、今回かいぼりのために池の水を抜いている状況をどこで知ったか、30羽ほどがやってきました。そして、水が少なくなった池で魚を捕食したり、オオバンが捕らえた魚を横取りしたり、やりたい放題。カワウもスゴイ勢いで魚を捕食しているので、かいぼりの前に魚類が喰い尽されてしまうのではという冗談が出るほどです。オオバンも今まで最高で3羽だったものが、今シーズンは10羽ほど来ています。お茶の水池の水が抜けてくると、潜水して暮らしているカイツブリやキンクロハジロは姿を消しました。そのように、環境が変わると鳥たちに動きが出ることを参加者と一緒にじっくり観察しました。
  • 129回目の井の頭かんさつ会では、新たにかんさつ会に加わった中村芳生さんがリーダーデビューしました。以前は常連の参加者だった方です。熱心なリピーターがかんさつ会メンバーに加わるという流れは、当会の伝統のようになっています。このように仲間の輪が広がり、新たな参加者を迎えるという流れは、かんさつ会の目的の一つである生物多様性保全の普及啓発の上で理想的だと考えています。