第37回井の頭かんさつ会のお知らせ

第37回井の頭かんさつ会

テーマ: 「プールの生き物たち」  

日時: 2008年7月27日(日)  午前10:00~12:00

場所:井の頭公園・西園プールおよび、西園事務所会議室

集合: 午前9時50分 西園事務所(テニスコート受付)前

 

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

佐藤 誠

高久晴子

日置日出男

 

定員:30名(定員に達しましたので募集終了します)

参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円

持ち物:観察用具(ルーペ・双眼鏡など)

申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

 

ご案内

 

井の頭公園に水泳プールがあるのをご存知でしょうか。西園のグラウンドの北側に あるのですが、使われなくなってから何年も経っているので、知らない人も少なくな いようです。

でも、生き物たちはその存在を忘れていません。使用停止直後は金魚と 少しの水草が入れてあっただけのプールに、今ではいろいろな種類のトンボが集まり 産卵しているのを見かけます。水辺が好きな鳥たちやカエルも訪れています。水の中 には水生昆虫を始めとするいろいろな生き物たちが暮らしていることでしょう。

今回そこで自然観察会を開く許可を特別にいただきましたので、何年間も手付かず にしてあったプールにどんな生き物たちの世界ができ上がっているのか、覗いてみた いと思います。

水質やプランクトンなども調べて、溜まったままのプールの水がどう して生き物が暮らせるレベルに保たれているのか、という疑問にも迫ってみたいと思 います。きっと、生き物たちのたくましさと自然のしくみのすばらしさを感じること ができるでしょう。

隣接している西園事務所の会議室も使いますので、雨やカンカン照りの日でも生き 物をじっくり観察できます。この機会にぜひご参加ください。

 

 

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 kapock@parkcity.ne.jp (大原正子) までお送りください。

 

 

メールに記入すべき項目

 

□「第37回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)

□参加希望者全員の氏名 (必須)

□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)

□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)

□電話番号

□小中学生は学年、それ以下のお子さんは年齢

□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:

連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

- 以上 -

 

※個人情報保護に関するポリシー:

お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

 

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。

一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について

関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

 

問合せ

参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

 

 

(2008/7/6作成 田中利秋)

第37回井の頭かんさつ会レポート

第37回井の頭かんさつ会

テーマ: 「プールの生き物たち」


   日時: 2008年7月27日(日)  午前10:00~12:00

場所:井の頭公園・西園プール

集合: 午前9時50分 西園事務所(テニスコート受付)前

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

佐藤 誠

高久晴子

日置日出男

参加者:37名


レポート 

 今回の観察会は、特別の許可を得て、井の頭公園の使われなくなっている水泳プールの生き物調べです。

使用停止直後は金魚と少しの水草が入れてあっただけで、あとは何年も手付かずの状態のプール。そこにはどんな生き物の世界ができあがっているのでしょうか。

まず水面にはたくさんのアメンボがすいすいと動いているのが目にはいります。また目をこらすと水草や人工物などにヤゴの脱殻がたくさんついています。 さらに、水面上にはコシアキトンボ・シオカラトンボ・ショウジョウトンボ・クロイトトンボなど何種類かのトンボが飛び交い、縄張りを争ったり交尾産卵しているのが見られます。 それらを網などで捕っては、詳しく観察しました。ギンヤンマも飛んできたときは、子どもはもちろん、大人も興奮しました。

水中に網を入れてみると、飛び交うトンボたちの幼虫(ヤゴ)も何種類か見つかりました。特にオオヤマトンボのヤゴの大きさにはびっくりです。

また、簡単な水質検査もしてみました。透明度は井の頭池より高いようです。 汚れはひどいようですが、生活排水などからくる汚染物質は当然少ないようです。 また、水中には単純な植物プランクトンがほとんどであることもわかりました。

最後にかんさつ会が事前に仕掛けておいた餌入りの籠あみには、プールに入れられてあったほとんどの金魚が入っていて大笑い。 きっと、プールの中の餌は、金魚が満腹するほどには十分ではなかったのでしょう。

最近かんさつ会が外来種から保護するために入れたモツゴ(クチボソ)も元気に育っていることが確かめられました。

このような人工的で決して豊かとはいえない水辺にも、年月が経るにしたがって少しずつ生き物の種類も増え、より豊かな生態系が形作られていくのだということが確かめられたと思います。

(文章:高久)

第36回井の頭かんさつ会のお知らせ

第36回井の頭かんさつ会

テーマ: 「生き物たちの神田川」  

日時: 2008年6月28日(土)  午前10:00~12:00

場所: 神田川 親水域~丸山橋

雨天の場合は室内講座

 

集合: 午前9時50分 京王・井の頭公園駅前

★★集合場所を変更しました。★★

 

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

佐藤 誠

高久晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

 

定員:30名(満員になりましたので、募集を締め切りました)

参加費(保険代・資料代など): 300円(注)、中学生以下は100円

持ち物:観察用具(ルーペ・双眼鏡など)

水生動物捕獲用具(長靴・手網など)←希望者のみ

申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

 

ご案内

 

今度のかんさつ会のテーマは『生き物たちの神田川』です。じつは、2年前のやはり6月に『神田川の生き物たち』を実施しました。神田川は井の頭池から流れ出している川ですが、川には池と同じ生き物もいれば、池にはいない生き物もいろいろ暮らしています。今回は生き物を見つけるだけでなく、視点を一歩進めて、それらがなぜ神田川にいるのか、生き物たちの視点で川を観察してみたいと思います。そうすれば、生き物たちにとっての神田川の意味が分かり、その良さも問題点も見えてくるはずです。前回とても楽しめた、夕やけ橋の親水域での水生動物探しは、もちろん今回も実施します。この2年の間にも神田川は微妙に変化しています。前回参加された人にはそれが分かるでしょうか。

なお、雨天の場合は室内講座とします。カモの子育てのようすを始め、神田川の生き物たちのことをパワーポイントのスライドを使ってお話したいと思います。梅雨でも楽しい井の頭かんさつ会にぜひご参加ください。

 

 

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 kapock@parkcity.ne.jp (大原正子) までお送りください。

 

 

メールに記入すべき項目

 

□「第36回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)

□参加希望者全員の氏名 (必須)

□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)

□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)

□電話番号

□小中学生は学年、それ以下のお子さんは年齢

□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:

連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

- 以上 -

 

※個人情報保護に関するポリシー:

お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

 

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。

一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について

関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

 

問合せ

参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

 

 

□参加費についての大事なお知らせ

井の頭かんさつ会の参加費は、保険料・資料代などとしてこれまでずっと200円 に据え置いてまいりました。 しかし、昨今、諸経費がかさんできた上に、井の頭恩 賜公園100年実行委員会が発足させたネイチャー☆プログラム(公園の自然環境を利 用して催しものをする諸団体が広く連携して発展的な活動を行うための登録制度)へ の登録料も必要となり、 残念ながら今までの参加費では運営が難しくなってまいり ました。

そこで、4月のかんさつ会より参加費を100円値上げし、300円とさせていた だきました。なお、中学生以下の参加費はこれまで通りです。今後もより充実したか んさつ会になるよう努力してまいりますので、ご理解のほど宜しくお願いいたしま す。

 

(2008/6/3作成 田中利秋)

第36回井の頭かんさつ会レポート

第36回井の頭かんさつ会

テーマ: 「生き物たちの神田川」


日時: 2008年6月28日(土)  午前10:00~12:00

場所: 神田川 親水域~丸山橋

集合: 午前9時50分 京王・井の頭公園駅前

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

  案内:

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

 大原正子

佐藤 誠

高久晴子

 田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

参加者:33名


 レポート 

   さすがに今回は雨天になるかと覚悟していましたが、なんとまたまた雨は止み、予定通りのかんさつ会ができました。

井の頭公園駅前広場・公園入り口付近で集合後、神田川源流(ひょうたん池の神田川の流れ出す地点)に移動。そこで神田川について簡単に説明。

夕焼け橋からは、改修工事によって三面をコンクリートで覆われた神田川を左岸、右岸から観察して歩きました。

マコモ・キショウブ・ジュズダマ・ヒメガマ・オギ・ミクリ・クサヨシ・オオカワジシャ・セリ・トキワツユクサなどの植物が生い茂り、雛を連れたカルガモやオシドリ、ミシシッピアカミミガメやイシガメ、川から羽化してきたハグロトンボなどが見られ、このような場所でも20数年を経過するうちに多様な生き物が棲息するようになることがわかったと思います。

三角公園の親水域では希望者(スタッフ4名、参加者・大人3名、子供4名)が長靴を履いて川に入り、網で川底の生物を採取しました。

採取した生き物は、 アメリカザリガニ、アメンボ、カワニナ、シジミ貝、モノアライガイ、ガガンボの幼虫、ドジョウなど。

最後に川で採取した生き物をケースに入れて観察し、環境省による指標生物と照らし合わせ、神田川の水質階級の推定をしました。

参加者からは「楽しかった」「神田川の近くに住んでいながら、殆ど神田川のことを知らなかったので、とても勉強になりました。」「カモたちは池にいるものとばかり思っていましたが、神田川にも多くのカモがいることを知って驚きました。」などの感想が寄せられました。

(大原・高久)

第35回井の頭かんさつ会レポート

 

第35回井の頭かんさつ会

テーマ: 「初夏の樹木」  ―「グリーンアドベンチャー」をもっと楽しもう―


日時: 2008年5月25日(日) 午前10:00~12:00

場所:井の頭池畔「グリーン・アドベンチャー」コース

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

 佐藤 誠

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

高久晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

参加者:17名


レポート 

雨天中止となったことのない井の頭かんさつ会でしたが、今回は無理かと思われるような悪天候。それでも17名の参加者が参集してくれて、その熱意にこたえるかのように雨も小降りとなりしました。そして、傘をさしながらでも、屋内講座よりは屋外観察の方がよいという参加者の希望 により、計画通り観察をスタートしました。

   グリーンアドベンチャーには50種の樹木が選ばれています。(残念ながらパネルが破損しているものが多々ありますが。)参加者には50種の樹木の名前の一覧表と見られる場所を記した地図を資料として配布し、樹木のナンバー順に、見て回りました。

一つ一つの樹木の幹や葉などの特徴をくわしく観察し、また、それぞれの植物に関連する昆虫等にも目を向け、さらに、グリンドベンチャーに含まれていない樹木や草花についても観察したので、今回は50種のうちの半分ほどまでで時間切れ終了。 残りはまた次の機会に行いたいと思います。

  このかんさつ会を通して、まず、井の頭公園にたくさんの種類の樹木があることがわかったと思います。また、名前は知っていても、その幹や葉の特徴が、どんな意味をもっているのか、その特徴を利用する昆虫や鳥たちとの関係などを改めて知ることができて、樹木を見る目が変わり、一層興味が増したのではないでしょうか。

(レポート:高久)

第34回井の頭かんさつ会のお知らせ

第34回井の頭かんさつ会

テーマ: 「夏鳥探鳥会」 

日時: 2008年4月29日(火曜・祭日) 午前9:00~12:00

9:00~11:00 探鳥会

11:00~12:00 講座(屋内)

 

場所:井の頭池~御殿山~玉川上水~小鳥の森(探鳥会)

井の頭恩賜公園西園会議室(講座)

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大原正子

高久晴子

佐藤 誠

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

 

定員:30名

参加費(保険代・資料代など): 300円(注)、中学生以下は100円

持ち物:観察用具(双眼鏡など)

申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

 

井の頭かんさつ会3周年記念親睦会(自由参加)12:00~

 

ご案内

 

  GW前後は毎年楽しみな時期です。季節移動の途上、井の頭公園で羽根を休める夏鳥たちの姿と美声を楽しめるピークの時期です。この時期にバードウォッチングしない手はありません。 「え!繁華街からすぐの公園でこんな鳥が観られるの!?」 その驚くべき事実、井の頭公園の自然環境が担っている重要な役割、知らない方にはぜひ知っていただきたいですし、良く知っている方にも季節の風物詩として今年も楽しんでいただきたいと思います。

 

 

 

 

かんさつ会終了後は屋外で親睦会を行ないます(※自由参加)。

おかげさまでこの4月で井の頭かんさつ会は3周年を迎えます。ここまで続けてこられたのは井の頭かんさつ会を楽しみ、支えて下さる参加者の皆様のおかげさまです。感謝の気持ちを込めまして、この機会に参加者の皆様とかんさつ会メンバーとの交流を深めるべく野外で親睦会を行ないたいと思います。常連さんも初めての方も気軽にご参加下さい。

 

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを

井の頭かんさつ会(田中利秋) までお送りください。

現在、事務局(大原)のパソコンが故障中で、メールを受け取れませんので、宜しくお願いします。

 

メールに記入すべき項目

 

□「第34回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)

□参加希望者全員の氏名 (必須)

□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)

□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)

□電話番号

□小中学生は学年、それ以下のお子さんは年齢

□双眼鏡の有無

□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:

連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

- 以上 -

 

※個人情報保護に関するポリシー:

お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

 

 

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

 

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

 

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について

観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。

一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について

関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。

 

問合せ

参加に関する問い合わせ、及び  観察会の内容、あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。

 

□参加費についての大事なお知らせ

井の頭かんさつ会の参加費は、保険料・資料代などとしてこれまでずっと200円に据え置いてまいりました。 しかし、昨今、諸経費がかさんできた上に、井の頭恩賜公園100年実行委員会が発足させたネイチャー☆プログラム(公園の自然環境を利用して催しものをする諸団体が広く連携して発展的な活動を行うための登録制度)への登録料も必要となり、 残念ながら今までの参加費では運営が難しくなってまいりました。

そこで、4月のかんさつ会より参加費を100円値上げし、300円とさせていただくことにしました。 なお、中学生以下の参加費はこれまで通りとさせていただきます。 今後もより充実したかんさつ会になるよう努力してまいりますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。

 

(2008/4/10作成 高野 丈)

 

第35回井の頭かんさつ会のお知らせ

第35回井の頭かんさつ会
テーマ: 「夏鳥探鳥会」
日時: 2008年4月29日(火曜・祭日) 午前9:00~12:00
9:00~11:00 探鳥会
11:00~12:00 講座(屋内)
場所:井の頭池~御殿山~玉川上水~小鳥の森(探鳥会)
井の頭恩賜公園西園会議室(講座)
主催:井の頭かんさつ会
後援:東京都西部公園緑地事務所
案内:
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原正子
高久晴子
佐藤 誠
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男
定員:30名
参加費(保険代・資料代など): 300円(注)、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(双眼鏡など)
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

井の頭かんさつ会3周年記念親睦会(自由参加)12:00~

ご案内

GW前後は毎年楽しみな時期です。季節移動の途上、井の頭公園で羽根を休める夏鳥たちの姿と美声を楽しめるピークの時期です。この時期にバードウォッチングしない手はありません。 「え!繁華街からすぐの公園でこんな鳥が観られるの!?」 その驚くべき事実、井の頭公園の自然環境が担っている重要な役割、知らない方にはぜひ知っていただきたいですし、良く知っている方にも季節の風物詩として今年も楽しんでいただきたいと思います。

かんさつ会終了後は屋外で親睦会を行ないます(※自由参加)。
おかげさまでこの4月で井の頭かんさつ会は3周年を迎えます。ここまで続けてこられたのは井の頭かんさつ会を楽しみ、支えて下さる参加者の皆様のおかげさまです。感謝の気持ちを込めまして、この機会に参加者の皆様とかんさつ会メンバーとの交流を深めるべく野外で親睦会を行ないたいと思います。常連さんも初めての方も気軽にご参加下さい。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会(田中利秋) までお送りください。
現在、事務局(大原)のパソコンが故障中で、メールを受け取れませんので、宜しくお願いします。
メールに記入すべき項目
□「第34回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号
□小中学生は学年、それ以下のお子さんは年齢
□双眼鏡の有無
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。
受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
問合せ
参加に関する問い合わせ、及び  観察会の内容、あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
□参加費についての大事なお知らせ
井の頭かんさつ会の参加費は、保険料・資料代などとしてこれまでずっと200円に据え置いてまいりました。 しかし、昨今、諸経費がかさんできた上に、井の頭恩賜公園100年実行委員会が発足させたネイチャー☆プログラム(公園の自然環境を利用して催しものをする諸団体が広く連携して発展的な活動を行うための登録制度)への登録料も必要となり、 残念ながら今までの参加費では運営が難しくなってまいりました。
そこで、4月のかんさつ会より参加費を100円値上げし、300円とさせていただくことにしました。 なお、中学生以下の参加費はこれまで通りとさせていただきます。 今後もより充実したかんさつ会になるよう努力してまいりますので、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
(2008/4/10作成 高野 丈)

第34回井の頭かんさつ会レポート

第34回井の頭かんさつ会

テーマ: 「夏鳥探鳥会」


 日時: 2008年4月29日(火曜・祭日) 午前9:00~12:00

9:00~11:00 探鳥会

11:00~12:00 講座(屋内)

場所:井の頭池~御殿山~玉川上水~小鳥の森(探鳥会)

井の頭恩賜公園西園会議室(講座)

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

 高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

大原正子

高久晴子

佐藤 誠

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

参加者:39名

井の頭かんさつ会3周年記念親睦会(参加者:25名)


 レポート 

34回目の観察会は旬の季節移動中の夏鳥の観察をテーマにしました。

今は鳥類の季節移動の真っ盛り。この時期にバードウォッチングしない手はありません。

 今回は過去最高39人もの参加者を迎え、感謝感激でした。この4月で井の頭かんさつ会はちょうど3周年を迎えました。3年前の今頃、田中さんがカイツブリをテーマに最初の観察会を実施した頃はこんなに多くの参加者にこんなに多くのスタッフが対応するとは想像もしませんでした。

私たちがここまで来られたのは熱心な参加者の皆さまのおかげに他なりません。心から感謝いたします。 

   今季は夏鳥の出がぱっとしないのですが、幸いなことに不振が著しかったムシクイ類が昨日になって がばっと飛来して状況が良くなっていました。少なくともキビタキの声と姿を憶えて帰ってもらおうと思いました。

参加者を3手に分けて出発。双眼鏡の使い方のおさらいから、聴覚を研ぎ澄ますことなどをレクチャー。雑木林ではセンダイムシクイ、エゾムシクイの声はするものの、なかなか姿を観ることができませんでした。

  キビタキやオオルリもいるのですが、こちらは頼みのさえずりがありませんでした。

こんな感じで野外での観察はちょっと不完全燃焼でした。 

  屋内講座は会が現在外来種問題に取り組んでいる理由を説明し、夏鳥についてレクチャーし、最後に声を当てるクイズを実施しました。

会終了後は3周年を記念して野外で親睦会を実施。こちらも参加者スタッフ総勢25人が参加し盛況でした。皆が思い思いのおつまみを持ち寄って一杯。この時期野鳥観察もさることながら、外で飲み食いするのがとても気持ちいい時期です。皐月の風に吹かれながら自然談義に華を咲かせました。

(レポート:高野)

 

第33回井の頭かんさつ会のお知らせ

第33回井の頭かんさつ会
テーマ: 「春のお花見~愛でながら観察~」
日時: 2008年3月23日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園小鳥の森周辺
西園会議室(天候により室内講座)
主催:井の頭かんさつ会
後援:東京都西部公園緑地事務所
案内:
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原正子
高久晴子
佐藤 誠
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男
定員:30名
参加費(保険代・資料代など): 200円、中学生以下は100円
持ち物:観察道具(ルーペ・図鑑など)
申し込み方法、問合せ先: 下記をご覧ください。

ご案内
3月のかんさつ会のテーマは、「お花見」です。
陽気もだんだん春めいてきて、公園が賑やかな季節になりつつあります。
そこでお花見。でも花を見ずにお酒ばかり飲むお花見ではありません。
井の頭かんさつ会では毎度のように徹底的に花を見て頂きます。
メインの花にはサクラの花を考えています。
ソメイヨシノにはちょっと早いですが、井の頭公園には早咲きのサクラが数種類あります。
それらをじっくり観察し、愛でましょう!
そして、サクラ以外にもいろいろ花を見つけ、花の仕組みを考えていきましょう!

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを
井の頭かんさつ会事務局(大原正子) までお送りください。
メールに記入すべき項目
□「第33回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所 (市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号
□小中学生は学年、それ以下のお子さんは年齢
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:
連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。
受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。
注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。
一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
問合せ
参加に関する問い合わせは井の頭かんさつ会事務局(大原)までお願いします。
観察会の内容、あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
(2008/3/5作成 小町友則)

第33回井の頭かんさつ会レポート

第33回井の頭かんさつ会

テーマ: 「春のお花見~愛でながら観察~」


日時: 2008年3月23日(日) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭池~小鳥の森周辺

主催:井の頭かんさつ会

後援:東京都西部公園緑地事務所

案内:

小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

田中利秋(NACS-J自然観察指導員)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原正子

高久晴子

佐藤 誠

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置日出男

参加者:22名


レポート 

 例年より早いソメイヨシノの開花宣言を受けて、春爛漫のお花見日和。

まず、集合場所の目の前に咲く枝垂桜から始めて、コースを回りながら、 資料の写真にある25種の花を観て回りました。参加者はそのつど、小町指導員の案内に従って、 資料の写真に花の名称を書き込みながら、その花の特徴について説明を聞いたり、実際に試したりしながら確認していきます。

井の頭公園では、枝垂桜やソメイヨシノ以外にも、オオシマザクラ・カンヒザクラ・河津桜・大寒桜・小彼岸など多種ののサクラが見られるので、 サクラだけでも、その特徴(花が先に咲く・花と葉が同時など)や系統(野生種・園芸種)など多くのことを観察しながら確かめることができました。

また、ふだんは花としてあまり注目されないアカシデ・イヌシデ・カツラ・モミジ・アオキなどの花の様子も観察でき、花の多様性を感じ取ることができました。

一方、それぞれの花のつくりや花粉を運ぶしくみも詳しく観察できました。

例えば、ヒイラギナンテンの花は、楊枝やペンの先などで雄しべに触れると、雄しべが動いて花粉をポリネーター(花粉を運んでくれるパートナー)につける仕組みを持っています。 また、オオイヌノフグリの花は、自家受粉の後に花びらがポロリと落ちて、雌しべが残ります。 河津桜では、蜜を出す若い葉の蜜腺を探して、実際にその甘さを賞味してみました。

こうした花の仕組みを一層詳しく観るために、最後に実体顕微鏡を使ってカンヒザクラやアセビなどの花を詳しく観察しました。

今回の観察会では、花とポリネーターとの関連など、普通の図鑑には記載されていないような説明があり、 また、実際に花に触れて花のダイナミックな仕組みを観察したことで、花の美しさのみならず、 花が子孫を残すための戦略基地であることもうかがい知ることができ、花に対する関心が一層高められたのではないでしょうか。

(大原・高久)