第13回井の頭かんさつ会レポート

第13回井の頭かんさつ会

テーマ:『玉川上水の生き物たち』  


 開催日:2006年7月16日

時間:10:00~12:00

場所:玉川上水(ほたる橋~まつかげ橋)

主催:井の頭かんさつ会

案内:田中利秋(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター)

高野 丈(自然観察指導員)

参加者:15名


 観察会レポート 

今回のテーマも前回に引き続き『水系』。神田川と並んで井の頭公園に連なるグリーンベルトを形成している水系『玉川上水』の生き物たちにスポットを当てました。スタートの10:00の時報と同時にまとまった雨が降ってきて、かんさつ会は天候に恵まれるというジンクスもここまでかと思いましたが、集まった参加者と共に雨宿りしているとまもなく雨は上がり、その後は滞りなく会を進めることができました。

ツル植物探しを軸にしてかんさつ会は進み、モグラの死体やカミキリムシを見つけるなどしながら上水をそぞろ歩きました。小町さんの用意した昆虫トラップは何種類かありましたが、腐肉を仕掛けたトラップに予想以上に『掃除屋』たちが入っており、それがうごめく姿はスプラッター映画のようでした。もちろん、彼ら『掃除屋』たちが自然界で重要な役割を担っていることは理解しているのですが。『三州うどん』での昼食をはさみ、午後はオプションの鳥類観察。ほとんどの参加者がこちらにも参加してくれて一日充実した観察ができました。

【高野】