■タイトル 玉川上水の樹木
■実施年月日 2021年12月4日(土)10時~11時30分
■参加者数 一般参加者 18名(大人17名、子ども1名)
井の頭かんさつ会スタッフ12名
■実施場所: ボート乗り場前(一次集合)→狛江橋南側スペース(二次集合)→第2公園→玉川上水新橋 →ほたる橋 →万助橋(班ごとに解散)
■実施レポート
新型コロナ感染症後再開2回目です。今回もマスク着用、参加人数削減、実施時間の短縮、受付時の検温消毒、非接触・人混み回避の徹底など感染症対策を万全にして臨みました。
今回は玉川上水の樹木ということで、本年5〜6月にかけて玉川上水の井の頭公園を通る部分(万助橋〜幸橋)に実施した樹木調査の結果を踏まえ、どんな木が生えていて、その来歴と生体的な意味、そしてこれからの予想の話をしました。
調査結果をからは、樹木のうち常緑広葉樹が4割程度で、針葉樹がゼロあること、鳥が散布するタイプの木が7割超で最も多いことなど話し、その意味を考えます。
玉川上水は50年前までは通水されており、それまでは樹木は管理されていました、通水停止後は定期的な管理がされず、風や鳥や獣によって運ばれた種子が発芽してできた現在の樹林は遷移の途中であることを踏まえ、その調査結果を読みときました。
また、幸橋〜新橋の樹木伐採を見学し、今後公園としてどのような管理が良いのかを参加者と一緒に考えました。
■配布資料に掲載した樹種は以下の通りで、これら樹木を中心に観察しました
数の多い樹木9種
(ムク、シラカシ、コナラ、ネズミモチ、イイギリ、ミズキ、ケヤキ、ツバキ、イヌシデ)
多様性の樹木9選
(マユミ、ノイバラ、クワ、アカメガシワ、アオキ、イロハモミジ、ナンテン、ムラサキシキブ、トチ(実生))
■所感
緊急事態宣言等が明けて再開後2回目のかんさつ会を実施することができました。参加者と話すと、公園の自然をもっと知りたいという熱意が伝わってきます。我々も公園の自然を継続的に観察し、それに応えたいと思います。今回は玉川上水の歴史を踏まえつつ、今後どのような樹林が良いのかを参加者と一緒に考えられたことは、単なる自然観察を超えて身近な自然のあり方考えるきっかけになったと思います。