第220回実施レポート

■実施年月日 2025年1月19日(日) 10時~12時

■参加者数  一般参加者 24名(大人18名、小学生・中学生6名)

                       ※申込受付数33名、キャンセル9名

       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ11名

■実施場所:井の頭池周辺

■実施レポート

 今月の井の頭かんさつ会は、「恐竜と野鳥」をテーマに実施しました。

鳥類は恐竜から進化した生きもののグループであり、「The Modern Dinosaurs(現代の恐竜)」という視点でバードウォッチングを行いました。

スタッフは、絶滅した恐竜と鳥の関係を深く理解するために、国立科学博物館の鳥展を見学したり、恐竜から進化した鳥に関する書籍を読んだりして準備を進めました。当日は班ごとに分かれ、恐竜から進化した鳥についての説明を行った後、バードウォッチングを開始しました。

まず、カワウの営巣とヒナを育てる様子を双眼鏡やフィールドスコープで観察し、恐竜の子育ての姿に思いをはせました。また、狛江橋や七井橋から見られたアオサギやゴイサギの雰囲気が恐竜っぽいという意見もありました。池の北岸では、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなど、さまざまなカモが見られました。特に、上陸しているオオバンやカモ類の脚が恐竜の脚に似ているという話も出て、盛り上がりました。途中、木々に囲まれた園路では、シジュウカラをはじめ、エナガ、コゲラ、メジロなどの混群が見られ、恐竜とは対照的な愛らしい姿を堪能できました。

今回の観察会を通じて、後脚の構造や前脚から進化した翼の仕組みなど、恐竜とのつながりを意識しながら細部を観察する機運が高まり、野鳥をじっくり見る機会となりました。最終的に、各班およそ20種の“現代の恐竜たち”を観察することができ、楽しく充実した観察会となりました。