(満員御礼)第165回井の頭かんさつ会のお知らせ

満員になりましたので、申し込み締め切りました。

第165回井の頭かんさつ会 
冬の鳥(鳥たちの暮らしをじっくり見てみよう)

日時: 2019年2月24日(日) 10〜12時(小雨決行)
集合: 9時45分 京王井の頭線「井の頭公園前」に変更になりました。

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
日置 日出男(森林インストラクター)
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
栫 祐子(NACS-J自然観察指導員)
野口 明美(森林インストラクター、NACS-J自然観察指導員)

対象者:どなたでも(中学生以下は要保護者同伴)

定員: 30名
参加費:保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:双眼鏡(必須。お持ちでない方は貸し出しします。ただし貸し出しは小学3年以上とし、台数に限りがあることをご了解ください。)

ご案内
冬の井の頭公園では、冬の季節だけ見られる鳥・一年中みられる鳥等いろいろな鳥たちが生活しています。
そんな鳥たちがどうやって井の頭の自然と向き合い、利用して生活しているのかをじっくりと観察してみると、
鳥たちの様々な表情や、工夫・努力などが見られ、そこからさらなる鳥たちの魅力が見えてきます。
一緒に観察してみませんか。

参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(下のアイコンをクリックするとページが立ち上がります)
URL:https://pro.form-mailer.jp/fms/b0fdda41163085
(井の頭かんさつ会参加申込みページ)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールアドレスに間違い無いようにご注意ください。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2019年2月20日(水曜日)24:00まで
(締め切り前に定員が満員になることが多いです。申し込みはお早めにどうぞ。)

※個人情報保護に関するポリシー:お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
 また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 関心がある人全員向けです。小学生以下は保護者同伴でご参加ください。
□双眼鏡の貸し出しについて
 双眼鏡をお持ちでない方は、貸出希望の欄に台数を記入してください。
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合は屋内会場で雨天用プログラムを実施します。ただし、それも困難な天候の場合は中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは rsf44658@nifty.com(日置)までお願いします。
(2019/2/2 日置 日出男)

第163回井の頭かんさつ会実施レポート

■タイトル: 生き物の冬越し

■実施年月日: 平成30年12月16日(日)13:30~15:30

■参加者数: 一般参加者:22名(大人19名、子ども3名)

■案内人: 井の頭かんさつ会スタッフ12名

■実施場所: ボート乗り場前広場→七井橋→お茶ノ水池北岸→お茶ノ水→梅園→弁天橋→野草園→御殿山→陸上競技場横(解散)    

  開始直前に雨が降りだし実施が心配されまたが、すぐに止み、終わる頃には薄日のさすまずまずの天候のなか、公園で冬を越す鳥、昆虫、植物、そしてわざわざ冬に出てくる昆虫や冬に咲く花を探しながら、実際に観察しました。  特に冬に出てきて交尾・産卵するフユシャクは、初めて見た参加者も多くいました。昼行性のクロスジフユエダシャクが既に出現ピークを過ぎており、飛んでいる雄は発見できませんでしたが、産卵後の雌がおり、あえて天敵のいない冬に出てきて、食べることも飛ぶこともせずにそのエネルギーを産卵にそそぐ生態をお話ししました。

 弁天池では、池畔のムクの木に、ヒヨドリ、ホンセイインコ、ハトが残り少なくなった実を食べに来ていましたが、さらにその下では、キンクロハジロ、オナガガモ、カルガモが落ちてくる実を食べに来ているという面白いようすが観察でき、観ている間にも増えるカモの数に「いつの間に…?」という声もきかれました。冬の間にひたすら食べ、つがい相手を見つけ、春になると繁殖のために帰っていく冬鳥の生態の一端が観察できました。

 ムラサツバメは近年、分布を拡大しているといわれるシジミチョウで、東京の都市部公園でも普通に見られるようになっていますが、井の頭公園でも9頭で集団越冬している様子がみられました。アオキ葉上に9頭で重なるように横になって、まるで枯葉が落ちてきて葉上にたまっているかのようなので、なかなか一目では発見できず、生き物のデザインの妙に感心するばかりでした。さらに、別にいた1頭は参加者が発見しました(後日談:前述の集団に合流したのが確認されました)。  生き物が少ないと思われる冬の公園でも、探してみると多くの生き物がいろいろな形で越冬していたり、積極的に冬を利用したりしていることを、参加者が実際に目の前で発見・観察し、生き物のさまざまな生き方や生態を実感していただける観察会になりました。

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<観察できた越冬中の生き物>  

昆虫等: アカボシゴマダラ幼虫(エノキ葉上)、オオミノガ幼虫(エノキ枝先の蓑の中)、トホシテントウ幼虫(カラスウリ葉裏)、オオカマキリ卵鞘(低木の枝の間)、フタスジヒラタアブ幼虫(ヤツデ葉上)、ウラギンシジミ成虫(ツバキ葉裏)-異なる場所で計4頭、クモ不明種成虫(樹名板裏)、ヨコヅナサシガメ幼虫(物置屋根下)、ヒラタグモ卵のう(物置扉上)、ムラサキシジミ(アオキ葉上)、ジョロウグモ・コクサグモの卵のう(擬木柵)、ムラサキツバメ成虫9頭(アオキ葉上で集団越冬)

冬 鳥: キンクロハジロ、オナガガモ、オオバン、ヤマガラ(里におりてきている)

植 物: コブシ、シナマンサクの冬芽など

<観察できた冬に活動する生き物>

昆虫等: クロスジフユエダシャク成虫・雌(産卵後の個体・木柵上)2頭、クロオビフユナミシャク成虫・雌(産卵後の個体・木柵上)、クロスジホソサジヨコバイ(ヤツデ葉裏)

植 物: ヤツデ(開花中)、オオハナワラビ(胞子散布中)

<観察できたその他の生き物、越冬前の生き物や通年見られる生き物>

昆虫等: キマダラカメムシ成虫、ツヤアオカメムシ成虫、ビジョオニグモ、オオヒメグモ、カネタタキ

鳥 類: ヒヨドリ、キジバト、ホンセイインコ、カイツブリ、ゴイサギ、コサギ、カワウ

以上 (報告書:田中雅子)