第4回井の頭かんさつ会レポート

第4回井の頭かんさつ会

井の頭・身近な自然観察会 第4

テーマ:『秋の渡りの小鳥たちを探そう・その1


開催日:2005年9月17日

時間:午前09:00~12:00

午後13:00~15:00

場所:井の頭公園、玉川上水周辺

主催:高野 丈(写真家、自然観察指導員)

案内:田中利秋(自然観察指導員)

中山久司(自然観察指導員)

小町友則(森林インストラクター、ビオトープ管理士、気象予報士)

参加者:24名(午前+午後)


 観察会レポート

  第4回かんさつ会は初めて高野が企画主催した観察会でした。この日のためにNACS-Jの自然観察指導員の講習会を受講したり、毎朝欠かさずに下見を兼ねた観察を続けて準備してきました。その甲斐があってか天気は秋らしくさわやかな陽気に恵まれ絶好の観察日和になりました。午前は双眼鏡の使い方の簡単な解説からスタート。いきなりカワセミ2羽が縄張り争いのサービスで参加者を楽しませてくれました。 午前中は玉川上水沿いを歩くエクスカーションを予定していたのですが、 早朝および直前にサンコウチョウが観られたという情報をいただきましたのでひとまずサンコウチョウを探してみることにしました。 ほどなくサンコウチョウを見つけることができ、その後も何回も再発見(もしくは別個体の発見)することができ、 完全に会はサンコウチョウを観る会のようになってしまいました。 午後もいきなりサンコウチョウを観る事ができ、加えて午前中観られなかったエゾビタキを観察できました。 午前午後通しの参加者が少々退屈してきたところで玉川上水沿いを少し歩きましたが目立った収穫はなく、 再び戻ってきてサンコウチョウを楽しみ、疲れてきたところで解散としました。 見事に渡りの波のピークに当たったようでサンコウチョウを何回も観られる幸運を得ることができました。 参加者には退屈しがちな子供もいましたが、サポーターにお相手をしてもらうなど多くの方に大変にお世話になった観察会でした。 参加者、サポーター全員に厚く感謝いたします!

【高野】