第57回井の頭かんさつ会のお知らせ

第57回井の頭かんさつ会
テーマ: 「木々の履歴書 = 樹形」を楽しもう!

日時: 2010年3月22日(月祝) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠
大原 正子
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇

定員:35名(申し込み先着順)
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 筆記用具、お持ちなら双眼鏡とルーペ

申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。
ご案内

葉を落とした木は幹や枝のようす、すなわち「樹形」がよく分かります。 じつにいろいろな樹形があるのを面白いと思いませんか?  そのような樹形になる理由を知りたくないですか? 今度のかんさつ会はそんな「樹形」がテーマです。

同じ落葉広葉樹でも、木の種類が違えば樹形は異なります。 針葉樹はさらに違う形をしています。 それは、種類によって幹や枝が伸びる性質に違いがあるからです。 また、たとえ種類が同じでも、樹形は同じにはなりません。 木の成長は光や風などさまざまな要因によって影響を受けるからです。 一本の木の樹形には、その木の素性と経歴が書き込まれています。樹形はいわば「木の履歴書」なのです。

それを正確に読み解くには訓練が必要ですが、読む楽しみは誰でも味わうことができます。 まずは、いろいろな樹形があることに気づくことから始めましょう。 古い木が多い井の頭公園には、見るべき個性的な樹形が豊富です。 種類ごとの成長のしかた、そしてそれに影響を与える要因を知れば、 そのような樹形になった理由を想像できるようになります。 そしてやがて、それぞれの木の希望や悩みさえ感じられるようになることでしょう。

樹形に関心がある人や木のことをもっと知りたい人はもちろんのこと、 どの木も一緒に見えてしまう人にもお薦めです。いろいろな皆さんのご参加をお待ちしています。

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 大原正子までお送りください。(大原正子の名前をクリックしてください。)

メールに記入すべき項目※8)以外は必須です。

1)「第57回観察会に参加したい」ことを明記してください。
2)参加希望者全員の氏名
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
7)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
8)我々(主催者、案内者)へのメッセージ:連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報

集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項

参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴で ご参加ください。

問合せ

参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、 かんさつ会の内容についてのお問合せは tnt-lab@nifty.com(田中)までお願いします。

(2010/2/28 )

第57回井の頭かんさつ会レポート

第57回井の頭かんさつ会

テーマ: 「木々の履歴書 樹形」を楽しもう!


日時: 2010年3月22日(月祝) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園

集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

佐藤 誠

大原 正子

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高久 晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置 日出男

大橋 博資

参加者:37名


レポート

今回のかんさつ会は、「木々の履歴書=樹形」を楽しもう!というちょっとマニアックなテーマなので、参加者が集まるかどうか心配しましたが、心配は杞憂に終わり、37名(うち子供5名)もの参加者が集まりました。

観察は4班に分かれ、まずそれぞれのリーダーから、樹形とは先祖から受け継いできた遺伝的なものと、育った環境により後天的に得たものの組み合わせであることの説明をうけ、メタセコイヤやラクウショウ、ケヤキなどの姿を見ながら七井橋をスタートしました。

林の中の実生から育ったミズキの幼樹の形を見てその木が生まれついて持っている姿を知った後、大きく育ったミズキを見て、育った場所の日当たりや、ほかの木との競争、池の影響などでどんなふうに育ってきたかを考えました。

そのほかにもムクノキの板根がどうしてできたのか、その木の歴史を考えてみたり、過去に落雷で幹を真っ二つに裂かれたのであろうイロハモミジの木が頑張っているところや、2本のケヤキが1本にくっついてしまったのや、イヌシデがアカマツにもたれかかりそれでも空間の光を求めて枝を伸ばしているところを見て、その履歴を想像したりしました。

今回のかんさつ会では木にどんなことが起こったのかを想像することによって、 参加者の皆さんは自分がその樹木の気持ちになって、 その生きてゆく苦労を身をもって体験できたことが大きな収穫だったと思います。 木の根のすぐ近くが舗装されたり、人に踏み固められたり、 それによって木がストレスをうけている様子を見て「かわいそう」という声もあがりました。

我々に憩いと安らぎを与えてくれる樹木たちに、 都市公園という制約の中で、出来るだけストレスを与えず共存してゆくことが 非常に大切だということを再認識したかんさつ会でした。

(レポート:佐藤)

第56回井の頭かんさつ会のお知らせ

第56回井の頭かんさつ会
テーマ: 「10倍楽しむ森の鳥」

日時: 2010年2月27日(土) 午前9:00~11:30
場所: 井の頭公園
集合: 午前8時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原 正子
佐藤 誠
高久 晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇

協力: 井の頭バードリサーチ

定員:45名(定員に達しましたので、申し込み締め切りました)

参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物: 筆記用具、お持ちなら双眼鏡
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

前回のかんさつ会は井の頭池の水鳥を観察しましたが、今回は森の冬鳥を中心に観察する探鳥会です。

葉がすっかり落ちて見通しの良くなった冬の森はバードウォッチングに最適です。探鳥会は単に鳥を見つけて種類を知るだけの「単調会」ではなく、鳥たちがどういう行動をしているかをできる限りじっくり観察し、どうやって厳しい冬を過ごしているかを知り、考えるかんさつ会にしたいと考えています。

昨年はアトリ、一昨年はキクイタダキが多かった冬鳥ですが、今季はどうなるでしょうか。

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 大原正子までお送りください。(大原正子の名前をクリックしてください。)

メールに記入すべき項目

1)「第56回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名 (必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)連絡先電話番号(当日連絡することができるよう携帯電話が望ましい)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢(該当しない場合は必須ではありません)
7)双眼鏡の有無(参加者全員について)(必須)
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)(必須)
9)我々(主催者、案内者)へのメッセージ:連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
・双眼鏡がない方のために、いくつか準備します。ただし数に限りがありますので、7)に「無し」と書いていただいた人で申し込みが早い方を優先してお貸しします。品切れの際はご容赦ください。
- 以上 -
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴で ご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、 かんさつ会の内容についてのお問合せは joe@birdimages.jp(高野)までお願いします。

(2010/1/26 高野丈)

第56回井の頭かんさつ会レポート

第56回井の頭かんさつ会

テーマ: 「10倍楽しむ森の鳥」


日時: 2010年2月27日(土) 午前9:00~11:30

場所: 井の頭公園

集合: 午前8時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

佐藤 誠

高久 晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置 日出男

大橋 博資

上村 肇

協力: 井の頭バードリサーチ

参加者:31名


レポート

前回のかんさつ会では池の水鳥を中心に冬鳥を観察し、 池の外来魚問題とそれが水鳥に及ぼしている影響までを知っていただく観察会でした。 今回は場所を池から森に移して冬鳥を目当てに森林性の野鳥を観察する探鳥会としました。

週間予報によると当日は前線が通過するタイミングに合い、雨ベースの予報になっていました。 それが数日前になると少し前倒しになってきて、当日は大丈夫かなと思いましたが、会の前日になると再び予報は悪化しました。 ちょうどかんさつ会の始まる時頃には10㎜ほどの強雨になるとの予報になってしまったのです。

スタート以来5年、今回で56回目の開催になる井の頭かんさつ会は雨で完全に屋外観察ができなかったことが一度もなかったのですが、 さすがに今回ばかりは屋外観察は無理だろうと雨プログラムのパワーポイントを夜中までかけて制作しました。

朝、強雨を予想しながら自宅バルコニーに出ると、意外にも外は小雨程度でした。 今日は強雨で間違いなく雨プロだと思い込んでいたので驚きましたが、これは束の間の小康状態で、 すぐに強い雨になると予想しました。でもうまくすれば少し観察ができるかもしれない... 雨脚が強くなるまでは野外観察し、天候が悪化してきたら屋内講座に切り替えようと考えました。

天気予報が悪かっただけに今回はさすがに悪天候を嫌ってキャンセルが続出しました。 無理もありません、時間に10mmも降ってきたらとてもではないですが、観察になりません。 屋内講座も夜中までかかって準備をしましたし、面白い内容を講演して参加者に楽しんでいただく自信はありましたが、 自然観察会はもちろん野外で観察するのが本道ですから、 それができなそうという予報を受けて参加申込者がキャンセルするのはやむを得ないと思いました。 満員御礼でスタッフ含め60名だった参加者は最終的に40名まで目減りしましたが、 強雨によって屋内講座になることが確実視されているにも関わらず約2/3の参加者が来てくれることには感激しました。

そして、その熱意が通じたのか、かんさつ会の始まった9時には予報を跳ね返して雨は止んだのです。 井の頭かんさつ会は雨で中止にならない、というジンクスと参加者の熱意が天に届いたようです。

天候だけでなく鳥運も味方してくれました。今季は冬鳥が少ないのですが、 ここ1週間ほどはそれに輪をかけて鳥が少ない状況が続いていました。 かんさつ会は冬鳥が少ない状況でも十分に楽しめる内容を準備していましたが、 やはり探鳥会はいろいろな種をたっぷり観察できるに越したことはありませんので参加者が退屈するのでは、 と少し不安がありました。

ところが雨上がりのかんさつ会ではそんな状況が一変し、 トラツグミからキクイタダキまでいろいろを観察することができました。 しかも、どれもじっくり観察でき、かんさつ会の狙いだった鳥類が何をしているかの行動観察がしっかりできました。 なにしろ案内役の私自身が心底面白かったと言えるような観察ができたのです。 充実した内容に、参加者の誰も退屈することなく時間は過ぎてゆき、 最後は繰り返し聞こえるアオゲラのドラミングを聞きながら生物多様性が豊かで広範な緑地帯と鳥が好む実のなる樹木の大切さについて話をし、 締めくくりの挨拶をして会を成功裏に終えました。

(レポート・写真:高野丈)

 

第55回井の頭かんさつ会のお知らせ

第55回井の頭かんさつ会
テーマ:「10倍楽しむ池の鳥」~エサやりのない池は面白い!~

日時: 2010年1月17日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
佐藤 誠
高久 晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男
大橋 博資
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇

定員:35名(申し込み先着順)

参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 筆記用具、お持ちなら双眼鏡
申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

「エサやり自粛でカモが減ってしまったので、面白くなくなった。」という声を最近ときどき耳にします。井の頭池のカモの数が激減したのは事実ですが、面白くなくなったというのは間違いです。カモたちをただ眺めている人や、どんなカモが何羽いるかしか観察していない人には、カモが少ない池はつまらないかもしれません。でも、残っているカモはいなくなったカモと何が違うのかなどと考え始めると、何倍も面白くなります。カモは種類によって暮らしぶりが違うし、カモにも個性があるのです。今の井の頭池は、カモがこぞってエサやりに群がっていた時にはよく見えなかった、カモ本来の暮らしぶりがとても見やすくなっています。カモらしいカモが見られるのです。

第55回、2010年最初のかんさつ会では、カモを始めとする池の水鳥たち、そして池の周りにいる鳥たちを、皆さんと一緒に、いつもとは違う見方でよく観てみたいと思います。鳥たちの特徴が分かり、暮らしぶりの違いが分かり、鳥たちが思っていることまで想像できるようになれば、井の頭池を10倍も20倍も楽しめるようになり、エサやりがなくなってよかったと思えるでしょう。

カモが減ってつまらないと思っている人、鳥たちのことをもっと深く知りたいと思っている人、いろいろな皆さんのご参加をお待ちしています。

参加申し込み方法

メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局 大原正子までお送りください。(大原正子の名前をクリックしてください。)

メールに記入すべき項目

1)「第55回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
2)参加希望者全員の氏名 (必須)
3)住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
4)返信を希望するメールアドレス (必須 ただし参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
5)電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
6)小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
7)双眼鏡の有無
8)今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
9)我々(主催者、案内者)へのメッセージ:連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)

【ご注意】
・必須項目が抜けている場合は受け付けできませんので、ご注意ください。
・双眼鏡がない方のために、いくつか準備します。ただし数に限りがありますので、7)に「無し」と書いていただいた人で申し込みが早い方を優先してお貸しします。品切れの際はご容赦ください。
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡

メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。  一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴で ご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あ るいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、 tnt-lab@nifty.com(田中)へメールください。
(2009/12/23 田中 利秋)

第55回井の頭かんさつ会レポート

第55回井の頭かんさつ会

テーマ:「10倍楽しむ池の鳥」~エサやりのない池は面白い!~


日時: 2010年1月17日(日) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭池~神田川

集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

佐藤 誠

高久 晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

日置 日出男

大橋 博資

上村 肇

参加者:34名


レポート

「エサやり自粛でカモが激減したので、池がつまらなくなった。」 という声をエサやりをしていなかった鳥好きの人からも聞くことがあります。 でも我々は逆で、池が面白くなったと思っています。その違いは、池の鳥を見る見方の違いからきているようです。 それで今回は、普通の探鳥より10倍は楽しめる鳥の見方を紹介し、 「エサやりのない池は面白い!」ことを示すことにしました。それは鳥たちの行動を観察し、 彼らが何を考えているのか想像することです。

かなり冷え込んだ朝でしたが、参加者に1人の欠席もありませんでした。 参加者が増えた最近では無かったことです。 その34名と案内者10名が、意見交換がしやすいように、5つの班に分かれて観察をスタートしました。 我々の班は最初に、今ごろ卵を抱いているカイツブリを七井橋から観察。 するといろいろなカモやオオバンが寄って来たので、 種類の見分け方や、身体の造りの違いと食べる物の関係などを説明しました。

その後は、→弁天池→ボート池→神田川と進みながら、 池の鳥たちがどこに多くいてどこにいないか、そしてどんなことをしているか観察しました。 そういう目で見るといろいろなことに気づきます。

例えば、

・弁天池にはお茶の水池やボート池と比べてカモがとても少ない

・しかしその一角、分園の白鳥池にはオナガガモがたくさん集まる

・キンクロハジロやホシハジロは以前は弁天池に来なかったのに、エサやりが減ってから来るようになった

・しかし白鳥池にキンクロハジロやホシハジロがいるのを見たことがない

・お茶の水池でキンクロハジロが集まって休む場所が昨年とは変わった

・以前は毎日たくさん来ていたユリカモメが今はまったく来ない

・今朝池に少なかったカルガモが神田川にはたくさん、しかもカップルでいた

・最近神田川にいるオナガガモは池のオナガガモと違って人に寄ってこない

などなどです。

その都度、それがなぜかを考えてもらいました。 ヒントは、鳥が考えているのは基本的には3つ(①安全、②食べ物、③子育て)のことだけだということです。 鳥がいるのにも、いないのにも理由があります。 いないことも観察の重要な対象なのです。 問いかけを繰り返しているうちに、参加者の皆さんも鳥たちの考えをあれこれ想像するのに慣れてきたようでした。 鳥の種類によって形や色だけでなく暮らしぶりが異なり、好きな場所も違うことを分かってもらえたと思います。 鳥たちの暮らしを歪めてしまうエサやりがなければ、それがよく見えるのです。 いろいろな鳥が暮らすにはいろいろな環境が必要なことも理解してもらえたことでしょう。

弁天橋では皆の憧れの鳥・カワセミが飛来し、一同の目はそれに釘付けになりました。 しばらく池にいれば必ず見られる鳥なのですがね。 そこで、どちらも小魚を食べる鳥なのに、カイツブリは困窮しカワセミはそうでもない理由を考えてもらいました。 カイツブリが時季外れの子育てをしているのも窮状の表れです。 池の小魚が外来魚ばかりになっていることと、両者の魚の捕り方が違うことがその理由です。 もちろん、原因となる外来魚を池に持ち込んだのは人間です。

自然文化園が40年以上前から数えている池のカモのグラフや、 井の頭バードリサーチ(高野代表ほか)が2006年から秋~春の毎月カウントしているデータを示して、 井の頭池のカモの種類と数の移り変わりを説明しました。 大幅に増えたカモがいる一方で、ほとんど来なくなったカモもいます。 参加者はその大きな変化に驚いていました。 池と周辺の自然環境の変貌、そしてエサやりなど人間の行為の影響です。 それに順応できるカモは増え、できないカモは減ったのです。 大幅に増えていたカモはエサやり自粛で大幅に減りましたが、来なくなっていたカモは今も戻ってきていません。

40年余り前まで池に毎年500羽近く来ていたのに今はほとんど姿を見せないコガモを見に神田川を少し下りました。 今もそこには10羽近くが毎日来ているのです。 最初の2羽を見つけたところで全部の班が停止して、遠くから双眼鏡で観察しました。 コガモはとても臆病なので、大勢で近づくと間違いなく飛び去ってしまうからです。 人間の生活ゴミだらけの神田川のほうがコガモにとっては井の頭池よりマシらしいのが、 井の頭池ファンとしては悔しいです。 井の頭池にはコガモが安心して過ごせる場所や好きな食べ物が足りないのでしょう。 どんな池になったらコガモが戻ってきてくれるのか、考えてもらいました。

三角広場でまとめの話をして解散。「楽しかった。」という感想に混じって、 「鳥を見る目が変わりました。」という言葉をいただいたのが企画担当としてとても嬉しいことでした。 鳥たちの行動やしぐさの意味を想像するのは最初は難しいですが、続けているとしだいにできるようになり、 その結果、鳥たちのことをより深く理解できるようになります。 それはとても面白いし、大切なことです。 「カモが減って寂しいので、少しはエサやりを認めてもいいんじゃないの。」などと言う人は、 今日の参加者の中には1人もいないと思います。

(レポート:田中利秋)

第54回井の頭かんさつ会のお知らせ

第54回井の頭かんさつ会
テーマ:「井の頭で星空と木星の観測」

日時: 2009年12月19日(土) 午後4:30~6:30
場所: 井の頭地区公会堂・井の頭公園
集合: 午後4時15分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
佐藤 誠
高久 晴子
日置 日出男
大橋 博資
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物:懐中電灯
服装:冬の野外はかなり寒いです。防寒に十分配慮した服装でお越し下さい。

申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

忘年会

日時: 2009年12月19日(土) 午後7:00~9:00
会場: 吉祥寺駅近くの店
会費: \4000程度を予定、各自負担
申し込み締切: 12月13日(日)

ご案内

皆さんは、最近、星空を見上げていますか?  遥か宇宙の彼方からやってくる星々の淡い光を眺めていますか?  12月の観察会は観察対象を宇宙に向けました。
前半は井の頭地区公会堂で惑星の話や秋から冬の星座の解説をした後、ミニプラネタリュウムで星空を巡ります。
後半は、屋外へ出て、実際に見られる星座を探していきます。今回のメインは木星の衛星の観察です。  天体望遠鏡で、4つのガリレオ衛星を探してみましょう。ちょっと寒い冬の夜ですが、宇宙のロマンを感じ、神秘に触れてみませんか?
雨天・曇天の場合は、屋外の観測を中止して、ちょっと楽しい宇宙飛行士の試験問題を皆さんに解いてもらいます。全体的に子どもさんでも十分に楽しめる内容だと思います。

なお、観察会終了後の午後7時から、吉祥寺駅近くの店で忘年会を行います。 日ごろ、会の途中でゆっくり情報交換をしたり雑談ができない分、このような機会にスタッフと参加者、そして参加者どうしの親睦を深められればと思います。 時間の許す方はぜひご参加ください。

もちろん、観察会のみ、あるいは忘年会のみの参加もOKです。申し込みの際は、それがはっきり分かるように書いてください。 なお、会場を予約する都合上、忘年会への参加申し込みは12月13日(日)までにお届けください。観察会への参加申し込みは(定員に達していなければ)直前まで大丈夫です。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを井の頭かんさつ会事務局(大原正子)までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第54回観察会と忘年会の両方に参加したい」、「第54回観察会だけに参加した い」、「忘年会だけに参加したい」の別を明記してください(必須)。聞き返さなく てよいようにご協力をお願いします。
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。
メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。今回は夜の観察会ですので、いつもの「身近な自然観察会」よりは少しだけ危険性が増すかもしれません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、今回は夜ですので、中学生以下は保護者同伴でご参加ください。忘年会も年齢制限を設けませんが、未成年はアルコール禁止です。 もちろん、運転する人もアルコール禁止です。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、観察会の内容あるいは「井の頭かんさつ会」についての問い合わせは、komachi@parkcity.ne.jp(小町)へメールください。

(2009/11/22 小町友則)

第54回井の頭かんさつ会レポート

第54回井の頭かんさつ会

テーマ:「井の頭で星空と木星の観測」


日時: 2009年12月19日(土) 午後4:30~6:30

場所: 井の頭地区公会堂・井の頭公園

集合: 午後4時15分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

田中 雅子(NACS-J自然観察指導員)

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

大原 正子

佐藤 誠

高久 晴子

日置 日出男

大橋 博資

杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)

上村 肇

参加者: 35名


忘年会

日時: 2009年12月19日(土) 午後7:00~9:00

会場: 吉祥寺駅近くの店


レポート

今回のかんさつ会は「井の頭で星空と木星の観測」というテーマで、地球を飛び出し、対象を宇宙へ向けてみました。

夕暮れ時にいつものボート乗り場前に集合し、井の頭地区公会堂へ。真っ暗会場に、ちょっと神秘的なBGMが流れ、参加者も何が始まるのだろうとウキウキの様子。

ここでは、3部構成で星や星座の解説を行いました。第1部は太陽系や宇宙についてです。太陽系の構成を分り易く説明し、木星については更に詳しく解説。

大赤班って何?

イオにはどうして火山があるの?

エウロパに生き物がいる可能性があるの?

などのちょっと難しい話題に子どもたちも興味深く聞き入っていました。太陽系の解説の後は、銀河や宇宙についてみんなで考えてみました。宇宙の大きさ縮小して、井の頭公園と比較してみると。。。身近なもの置き換えて考えると、ちょっとは感覚がつかめたようです。それにしても宇宙って広いでしょ!

第2部は季節の星座の解説。秋と冬の星座の見つけ方と、星座にまつわる神話を楽しみました。いろいろなギリシャ神話に大人も子どもも大喜びでした。第3部はミニ・プラネタリュウムを天井に張った天幕に映して、星空鑑賞。ちょっとロマンティックです。15分ほどで1年分の星座を楽しみました。

そして、いよいよ。野外での観測に出発です。西園のグランド中央で望遠鏡の準備をしていた先発隊と合流。少し寒かったけど、快晴・無風で、絶好の観測日和でした。始めに今見られる星と星座を全員で確認しながら探しました。その後、スタッフが持ち込んだ天体望遠鏡3台とフィールドスコープ3台、双眼鏡で惑星や星団を見てみました。木星の4つのガリレオ衛星がバッチリ見えました。木星の脇で小さな点が4つ点々と輝き、かわいい感じです。木星の直ぐ上にある海王星も見られました。望遠鏡で見てもただの点にしかみえませんが、「海王星を初めて見た!」と喜びの声が上がりました。双眼鏡で覗いてみると、また別世界です。星々が沢山見えます。アンドロメダ大星雲を探しましたが、見えた人、見えなかった人様々でした。一番美しかったのは、プレアデス星団で、まるで宝石箱のようでした。

井の頭公園でもこういった星々が見られることを感じてもらい、宇宙への想いを広げてもらいました。

(レポート:小町)

 

第53回井の頭かんさつ会のお知らせ

第53回井の頭かんさつ会
テーマ:「聴いてみませんか、葉っぱからのメッセージ」

日時: 2009年11月29日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
集合: 午前9時45分 井の頭池ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:
日置 日出男
佐藤 誠
大橋 博資
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇

定員:35名

参加費(保険代・資料代など): 300円、中学生以下は100円
持ち物: 観察用具(お持ちでしたら双眼鏡・ルーペなど)

申し込み方法、問合せ先:下記をご覧ください。

ご案内

モミジ・ヒイラギ・マツ・シダ・ツバキ・・・葉っぱは本当に様々な形をしています。さらに紅葉する葉っぱ、落葉しない葉っぱなどなど千差万別です。 なぜこんなにいろいろな違いがあるのでしょうか?

そこには、植物の偉大な生存戦略が隠されているのです。葉っぱがなければ植物は生きていくことが出来ません。呼吸・光合成・栄養補給など様々な役割を持っている葉っぱたち。虫や動物に食べ物・隠れ場所を提供するばかりではありません。私たち人間 にも食料・栄養を提供してくれるのです。

そんな素敵な力を秘めた葉っぱたちは、その形・色・匂いなどの中から様々な ロマンに満ちたメッセージを我々に語りかけてくれます。そんな葉っぱからのメッセージを一緒に聴いてみませんか。

皆様の参加をお待ちしております。

参加申し込み方法
メールでのみ受け付けます。下記をすべて読んでから、必要項目を記入したメールを 井の頭かんさつ会事務局(大原正子)までお送りください。

メールに記入すべき項目

□「第53回観察会に参加したい」ことを明記してください。(必須)
□参加希望者全員の氏名 (必須)
□住所(市区町村レベルまで必須 例:東京都三鷹市、東京都杉並区など)
□返信を希望するメールアドレス (参加申し込みメールと同アドレスなら不要)
□電話番号(当日の連絡のために携帯の番号が便利)
□小中学生は学年、未就学のお子さんは年齢
□ルーペ(虫眼鏡)の有無(必須)
□今回のかんさつ会を何で知ったか(例:かんさつ会HP、ポスター、知人、みたか環境ひろば、など)
□我々(主催者、案内者)へのメッセージ:連絡事項があれば書いてください。また、観察会に参加したい理由や期待することなど、何か書いていただければ嬉しいです。 (必須ではありません)
- 以上 -

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

受付とその連絡
メール受信後しばらくして、参加可否の返信をさしあげます。受付は原則先着順です。
理由の如何に関わらず、参加申し込みが事務局に届かなければ受け付けません。
メールを送って数日しても返信がない場合は、再度メールをお送りください。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、メールでお知らせします。
なお、参加者全員へのその後の連絡はメールでなくこのページ上で行いますので、ときどきチェックしていただくようお願いします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。

□安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。 一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。身近な自然観察の危 険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではあり ません。自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。

□対象レベル・年齢について
関心がある人全員向けです。年齢制限はありませんが、小学生以下は保護者同伴で ご参加ください。

問合せ
参加に関する問い合わせは kapock@parkcity.ne.jp(大原)まで、 かんさつ会の内容についてのお問合せは rsf44658@nifty.com(日置)までお願いします。

(2009/11/13 日置 日出男)

第53回井の頭かんさつ会レポート

第53回井の頭かんさつ会

テーマ:「聴いてみませんか、葉っぱからのメッセージ」


日時: 2009年11月29日(日) 午前10:00~12:00

場所: 井の頭公園

主催: 井の頭かんさつ会

後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内:

日置 日出男

大橋 博資

田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)

小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)

高野 丈(NACS-J自然観察指導員)

高久 晴子

田中雅子(NACS-J自然観察指導員)

上村 肇

参加者:35名


レポート

心配だったお天気も薄日がさすまでに回復し、一年中で一番紅葉が 鮮やかな、まさに「錦秋」の一日。それだけでほとんど成功したといっても いいようななかで、第53回かんさつ会が行なわれました。

難しいテーマだったため、参加者が少ないのでは?という心配も何のその。フタを開けてみれば35名の方に参加いただき、3つの班に分かれて観察 がスタートしました。「葉っぱからのメッセージを聴こう」というテーマに対し、それぞれのリーダーが、それぞれの思いをこめて井の頭の池の周りをめぐりました。

大人は2つの班に分かれ、様々な葉っぱの形・色・香りの違いはどこから来 るのか?同じ木なのに形の違う葉っぱがついている?色の違いはなぜなのか? などなど正解の無い問いかけを、参加者みんなで出し合い、葉っぱの持つ 不思議な力・葉っぱの働きなどについて、触り・香りを味わい・楽しみながら考えていきました。 勿論トチノキ・カエデの仲間・イチイ・カヤ・クスノキなど沢山の葉っぱの名前の覚え方を知る事も大きな目的の一つでした。

子ども班は14人という大所帯で、葉っぱを集め、アルバムを作りながら観察を行ないました。葉っぱを集める過程で葉っぱの持つ役割・変化の不思議など を分かりやすく伝え、ゲームの要素を取り入れた活動とあわせて楽しみました。

ともかく天気にも恵まれ、紅葉真っ盛りの日程が味方してくれ、楽しいかんさつ会となりました。

(レポート:日置)