第217回実施レポート 生きものたちの秋

■実施年月日 2024年10月27日(日)10時~12時

■参加者数  参加者 20名(大人 15名、 子供5名)

■実施場所:  ボート乗り場前広場集合 → お茶の水池北岸 → 梅園 → 御殿山 

→ 訓導碑周辺 → 小鳥の森

■実施レポート:生き物にとって秋ってどんな季節なんだろう?植物は夏の間溜めた栄養で種を作り、多くの昆虫は交尾をして次世代につなげる(卵を産む)。一方でカワウなどは繁殖を再開したり、冬に咲く花は花芽を準備したりします。そんな生き物の秋の過ごし方を色々見ました。

 今年は紅葉の進みが遅いですが、アキニレやトウカエデなど色付き始めた木々がありました。紅葉のしくみや、そもそもなぜ木々は秋に葉を落とすのか、生き物の不思議をお話ししました。

マユミにつくキバラヘリカメムシは青リンゴの香りがするということで、参加者と一緒に嗅いで見ました。当初訝しげな顔をしていた参加者も、青リンゴのような香りに驚き、カメムシのイメージが変わったと言っていました。

御殿山の林縁の草地には多数のひっつき虫(種子が獣散布の草)が生えていました。大人も子供も、自分の服につけてみて、種子散布の仕組みを体感しました。大人にも楽しい観察です。

成虫で越冬する虫をいくつか紹介しました。かんさつ会終盤にルリタテハがやってきました。大型で瑠璃色が綺麗なこの蝶にスタッフも参加者も大盛り上がりでした。



また
参加頂いた永井明子さんが、かんさつした内容を素敵なイラストにしてまとめて下さいました。
永井さんのホームページはこちら http://lovely-garden.no.coocan.jp/

10月27日 第217回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2024年10月27日(日)10:00〜12:00(小雨決行)
集合: 9時45分 ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
高久 晴子
大橋 博資
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:どなたでも

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(カメラ、ルーペなど)

ご案内
生きものにとって、秋とはどんな意味があるのでしょう
生きものは秋をどうすごしているのでしょう
今回は冬に備えるという視点で観察したいと思います
観察しながら秋の井の頭公園を楽しみましょう。

参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/e01e86d8320878

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2024年10月21日(月曜日)21:59まで
(締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。また現在定員を少なくしています。申し込みはお早めにどうぞ。)

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 どなたでも
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/10/5 村上健太) 

9月22日第216回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2024年9月22日(日)10:00〜12:00(小雨決行)   
集合: 9時45分 井の頭公園駅前広場(いつもと異なります。ご注意ください)

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
高久 晴子
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
大橋 博資
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:どなたでも

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(カメラ、ルーペなど)

内容
草むらにはどんな生きものがいるかを調べてみましょう。
そして何をしているのかを観察して、
生きものの生活や生きもの同士のつながりを考えてみましょう。
草むらは実に多くの生きもので出来ているとが分かるでしょう。

参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/a9d2c860318953

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

(井の頭かんさつ会参加申込みページ)

参加申込期限:2024年9月16日(月曜日)22:00まで
(締め切り前に定員が満員になる場合があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 どなたでも
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/8/30 村上健太) 

井の頭かんさつ会 実施レポート 第213回野鳥ウォッチング

タイトル:  野鳥ウォッチング〜野鳥の井の頭公園活用術〜

■実施年月日: 2024年5月12日(日)10時~12時

■参加者数:  参加者 31名(大人 23名、 子供8名)

 ■実施場所:  ボート乗り場前広場集合 → 狛江橋南岸 → お茶の水池北岸 → お茶の水橋

→ 弁天池(水生物園入口付近) → 御殿山 → 玉川上水沿道 → 小鳥の森

■実施レポート:

 今回のかんさつ会テーマは野鳥です。いわゆる探鳥会でななく、鳥が井の頭公園をどのように利用しているのかに焦点を当て、カラスやシジュウカラといった住宅地にもいる鳥の他、カワウやカイツブリなど今井の頭で産卵子育てをしている鳥、エナガやオオタカなど気にしないと出会えない鳥なども紹介しました。

 まずは野鳥観察のマナー(鳥に影響しない、人に迷惑かけない、マナーを守れない人に場所を教え
ない)を確認してからのスタートです。狛江橋の南岸からスコープでカワウの巣の観察をします。
大きく映し出される巣の中に特に子供は驚いたようです。

 そこからお茶の水池北岸に移り、カルガモやカイツブリを観察しました。かいぼりの前後など環境の変化で営巣環境がどのように変化して今につながっているのかなど、周囲の環境と鳥の
行動との関係も話すことができました。弁天池のカイツブリ巣でちょうと転卵するタイミングに
あたった班もありました。

 御殿山ではシジュウカラがたくさん鳴いていて、縄張り争いの声も聞きこえます。また訓導碑近くの
クワの木でクワの実を食べるシジュウカラを観察した班もありました。落ちていたエナガの巣を見せ、巣の材料には多くの自然の素材を使っていることを示し、エナガの生息には井の頭の自然が必要であることを説明し、御殿山と玉川上水の樹林帯は周囲の緑を繋ぐ大切な緑地で
あること話しました。オオタカの営巣は遠くからスコープで一人ずつ観察し、井の頭が貴重な自然が
みられる環境であることと、改めてその自然を守る意義を話しました。

実施風景


また
参加頂いた永井明子さんが、かんさつした内容を素敵なイラストにしてまとめて下さいました。
永井さんのホームページはこちら http://lovely-garden.no.coocan.jp/

6月23日「外来植物」 第214回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2024年6月23日(日)10:00〜12:00(小雨決行)   
集合: 9時45分 ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
大橋 博資
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:小学生以上

定員: 25名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(双眼鏡、カメラ、ルーペなど)

内容
井の頭公園にも多くの外来植物が生えています。
既に定着して都市生態系の一部になっているものや
管理を怠ると繁茂して周りの植物に悪影響を及ぼすものもあります。
外来=駆除 ありきではなく、まずは知ることで、
どう外来植物と付き合っていくかを考えましょう

参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/d389a810313838

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

(井の頭かんさつ会参加申込みページ)

参加申込期限:2024年6月17日(月曜日)23:59まで
(締め切り前に定員が満員になる場合があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 どなたでも
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/6/1 村上健太) 

5月12日 野鳥ウォッチング 第213回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2024年5月12日(日)10:00〜12:00(小雨決行)   
集合: 9時45分 ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))
鈴木 浩克 (井の頭自然の会代表 野鳥鳴きまね達人)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
高久 晴子
大橋 博資
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子

対象者:どなたでも
    年齢制限はありませんが、観察する方法として双眼鏡を扱います

定員: 32名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(双眼鏡、カメラ、ルーペなど)

内容
井の頭公園には多くの野鳥がいますが、井の頭公園をどのように利用しているのでしょうか?
繁殖する場所、餌を取る場所、子育てをする場所、旅の中継で休む場所など
鳥の生態と公園の利用方法を観察します。
※珍しい鳥を見つけることよりも、行動を観察することがメインです

参加申し込み方法 
下記Uの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/30a085d2310591

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2024年5月6日(月曜日)22:00まで
(締め切り前に定員が満員になる場合があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 どなたでも
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/4/20 村上健太) 

第211回レポート 生き物たちの春

■タイトル 生き物たちの春

■実施年月日 2024年3月17日(日)10時~12時

■参加者数  一般参加者 26名(大人 21名、 子供5名)

■実施場所: ボート乗り場前広場集合 → お茶の水池北岸 → お茶の水橋 → 梅園
→ 御殿山 → 文化交流広場

■実施レポート:
 集合場所近くの花壇にはツルニチニチソウとカラスノエンドウが咲いており、アブラムシも発生しており、植物上の生態系ができつつありました。また付近にはヒサカキが臭い匂いを放っていおり、子供が嗅いでみると顔を顰めつつも楽しそうでした。ソメイヨシノの開花はまだでしたが、ヤマブキ、ミツマタ、ヒュウガミズキ、トサミズキ、サンシュユ、コブシといった樹木の花が咲き誇っていました。草花の花もオニタビラコ、セイヨウタンポポ、クサノオウなどがさき、ヒメオドリコソウとホトケノザが混生している場所では両者の見分けも楽しみました。また当日カタクリも咲いており、可憐な姿が楽しめました。
御殿山ではイヌシデとアカシデの花が咲いており、風媒花の紹介もできました(スギ花粉の例も引き合いに出して説明しました)。御殿山の林ではシジュウカラの囀りやウグイス地鳴きが聞こえ、繁殖に向かう鳥の生態を説明できました。
 小鳥の森近くのツバキではツバキキンカクチャワンタケ(きのこ)を探しました。ツバキの花の栄養で生えるという生態は参加者にも生き物の不思議さを伝えられたと思います。
 当日は暖かくて花が多く咲いてくれて昆虫も出現したので、スタッフも参加者も春の生き物にたくさん出会えて良い時間が過ごせました。

第210回井の頭かんさつ会 実施レポート

タイトル  樹皮と樹形に見る木の履歴

■実施年月日 2024年2月18日(日)10時~12時

■参加者数  一般参加者 23名(大人 21名、 子供2名)

              井の頭かんさつ会スタッフ 11名

■実施場所:  井の頭公園駅下集合 → ボート池北岸 → お茶の水池北岸→ 梅園

→ 御殿山 → 万助橋付近

■実施レポート:

 冬は落葉樹が葉を落として見通しが良くなるので、樹形を観察するのにぴったりな季節です。今回は樹皮と樹形を観察し、そこからその木の過去を推理するという謎解き企画です。幼児には難しい内容なので、小学生以上を対象としました。

 まずは木の成長の基礎(光を求める、頂芽優勢など)を説明し、木の種類によって成長の仕方が変わるために基本となる樹形が異なることを観察しました。七井橋からはたくさんの木々の樹形が観察できました。樹皮も木の種類によって異なり、ムクノキは縦に剥がれる、ケヤキは鱗状に剥がれる、エノキは像の足のよう、と公園の木々を見分けていきました。

 公園の中の様々に曲がった木を観察しました。池畔で池に倒れ込んだソメイヨシノは倒れた理由の推理や、倒れても反対側から引っ張って支えている説明に参加者は楽しそうで、自分の推理を言う場面もありました。万助橋付近の第一駐車場近くのコナラは幹や枝が複雑に曲がり何度も環境が変わったことが推察されます。近くの木や切り株から昔の環境、駐車場ができる前の環境などを想像して、そのコナラの履歴を参加者と話し合いました。

3月17日 第211回井の頭かんさつ会のお知らせ

第211回井の頭かんさつ会 
生き物たちの春

日時: 2024年3月17日(日)10:00〜12:00(小雨決行)   
集合: 9時45分 ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
高久 晴子
大橋 博資
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一
安部 順子

対象者:どなたでも

定員: 30名
参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:観察用具(双眼鏡、カメラ、ルーペなど)

内容
寒い冬が終わり、生き物が活動し始める春。
草花が咲き、それに集まるチョウやアブがいます
テントウムシも活動を始めます。
小鳥は囀りはじめます。
それらを観察しながら、生き物にとっての春の意味を考えます。

参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/4056a16a307607


必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2024年3月11日(月曜日)22:00まで
(締め切り前に定員が満員になる場合があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

問合せ先:下記をご覧ください

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 どなたでも
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/2/24 村上健太) 

第210回井の頭かんさつ会のお知らせ

第210回井の頭かんさつ会
樹皮と樹形に見る木の履歴

日時: 2024年2月18日(日)10:00〜12:00(小雨決行)   

◾️集合: 9時45分 ボート乗り場前

◾️主催: 井の頭かんさつ会
◾️後援: 東京都西部公園緑地事務所

◾️案内者
 村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
 小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
 日置 日出男(森林インストラクター)
 田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
 高久 晴子
 大橋 博資
 中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
 谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
 荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
 市川 伸一
 安部 順子

◾️対象者:小学生以上 ※子供用プログラムは設けません

◾️定員: 20名
◾️参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
◾️持ち物:観察用具(双眼鏡、カメラ、ルーペなど)

◾️内容
この木は何でこんな形をしているのだろうか?
何で樹皮が荒れているのだろうか?
それぞれの木の履歴を樹皮と樹形から考えてみましょう。
木の気持ちが分かるかも

◾️参加申し込み方法 
下記URLの申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

https://pro.form-mailer.jp/fms/5727a208305399

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2024年2月11日(日曜日)23:59まで
(締め切り前に定員が満員になる場合があります。申し込みはお早めにどうぞ。)

◾️参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

◾️問合せ先:下記をご覧ください

◾️注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
□安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
□対象レベル・年齢について
 小学生以上
□中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは kentax.high@gmail.com(村上)までお願いします。
(2024/1/27 村上健太)