第224回井の頭かんさつ会 実施レポート

■実施年月日 2025年5月11日(日) 10時~12時

■参加者数  一般参加者 20名(大人15名、小学生5名)

                       ※申込受付数26名、キャンセル6名

       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ10名

■実施場所:ボート乗り場前→七井橋→井の頭池北岸→弁天橋→野草園→御殿山→西園

■実施レポート

「虫のしわざ」とは、虫そのものではなく、虫こぶ・食痕・繭・巣・卵嚢・マイン(潜伏痕)など、虫たちが自然の中に残した不思議な形の痕跡を指します。今回はそれらを探し、アートとして楽しんだり、痕跡から“作者”(虫の正体)を推理したりする観察会を行いました。

公園内には、想像以上に不思議な形や模様がたくさん隠れています。参加者と一緒に一つずつ観察していくうちに、思わず歓声があがる場面もありました。特に人気だったのが、「字書き虫」とも呼ばれるハモグリバエやハモグリガによる潜伏痕です。葉の中に一筆書きのような模様が描かれ、その中で幼虫が成長していく様子が見てとれます。

また、小さな虫・エゴツルクビオトシブミが葉を丸めてつくる、筒状の揺籃(ようらん)も注目を集めました。中に卵を産むための構造ですが、その精巧な作りには皆が驚いていました。

虫のしわざをひもといていくと、そこには虫のくらしや、敵から身を守るための工夫が隠れていることもわかります。小さな痕跡から命の営みを感じる、楽しく学びの多い観察会となりました。

第224回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2025年5月11日(日) 10:00~12:00(雨天中止)
集合: 9時45分 ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一(森林インストラクター)
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
小黒 宰子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):大人300円、中学生以下100円
持ち物:水分補給用飲み物、お持ちであれば観察用具(カメラ、ルーペなど)

ご案内
葉っぱの穴や不思議な形の葉。。。それ、もしかして虫のしわざかも?虫が食べたあとや卵を産んだあと、巣のあとなどを探して、どんな虫がどんな風にくらしているのかを探る観察会です。自然のなぞ解きをみんなで楽しみましょう!

参加申し込み方法 
申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2025年5月5日(月曜日)22:00まで
・締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。申し込みはお早めにどうぞ。
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
■安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
■中止の可能性について
小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

懇親会の交流会について
先月お花見ができなかったので、観察会終了後、天候が良ければ、文化交流広場で交流会を行います。スタッフとの交流を楽しみましょう。
参加希望の方は、当日スタッフの指示に従ってください。
持ち物:レジャーシート、食べ物・飲み物(アルコールを含む)
*観察会終了後、コンビニに買い出しに行く時間はあります。

お問い合わせは petittown@jcom.zaq.ne.jp(小町)までお願いします。
(2025/4/19 小町友則)

第221回井の頭かんさつ会実施レポート

■実施年月日 2025年2月24日(月・祝)10時~12時

■参加者数 参加者20名(大人18名 小学生2名) 井の頭かんさつ会スタッフ12名

■実施場所 ボート乗り場前集合→狛江橋周辺→日本庭園→御殿山→小鳥の森
      →文化交流広場周辺

■実施レポート

今回は春の芽吹きを意識した冬芽の観察をメインテーマに企画しました。
自然は継続して観察することでより親しみを感じるようになりますし
発見や感動の機会も多くなります。
「春の芽吹きの時期にまた公園に行って観察したい!」
と思ってもらえるような観察会にしたいと企画しました。

集合してまず今回の企画担当で冬芽を愛する冬芽ちゃんが
企画の意図と公園では普段は採取禁止という注意事項を説明しました。
そして大人班2班と親子班1班の3班に分かれて観察をスタートしました。

各班で花芽と葉芽の違いを観察したり椿やコブシの花芽を採取して
カッターなどで半分に割って分解し中身を観察しました。
普段なかなかできない体験に参加者も興味深そうに「すごい!」と
感動して観察している方が多かったです。
また、下見時にエゴノキの主芽をあらかじめとっておき、副芽が春にちゃんと成長するのか
という実験を行い、その箇所も紹介!

御殿山では新しくできた実生(種から芽生えたばかりの草木)などを保護するロープ柵内に多数生えてきたイヌシデの実生ならでは枝の毛のフサフサの触感を感じてもらい、冬芽ちゃんイチオシの寄木細工のように美しい!?イヌシデの実生の冬芽も各班で観察しました。小鳥の森の観察窓脇ではオニグルミの冬芽の葉痕(葉の落ちたあと)の顔を各班で観察し、ほっこりできました。


親子班は「イチ推し美芽を選ぼう」というテーマでも観察を行い、
親子でイチ推しの美しい冬芽探しを楽しんでもらえました。

冬を越すために冬芽達はそれぞれに個性的な生き方や戦略を持っています。
その個性的な姿を実際に観察してもらい
冬芽の世界の楽しさを体感してもらうことができました。

集合 メンバー紹介も行います
冬芽ガイドデビューをした冬芽ちゃん
冬芽ちゃんによる解説
サンゴジュの冬芽は美芽かな!?
親子班 サンゴジュの冬芽は美芽かな!?
イロハモミジは美芽かな!?美芽と好評!
親子班 イロハモミジは美芽かな?美芽と好評!
シダレザクラの冬芽を観察しているところ
シダレザクラの冬芽を説明しているところ
美しいブナの冬芽を観察
ブナの冬芽を虫眼鏡で観察
葉痕と維管束痕を画面に拡大して確認
アオキの葉痕と維管束痕を画面に拡大して確認
椿の花芽を分解して観察!皆さん興味深そうに観察されてました。
椿の花芽を分解して観察!
分解した椿の花芽の中身はこんな感じでした!
分解した椿の花芽の中身!
この冬芽の特徴は何でしょうか?
この冬芽は何でしょうか?
ロープ柵内に生えてきたイヌシデの実生の冬芽をみんなで観察しているところ
保護されたロープ柵内のイヌシデの実生の冬芽をみんなで観察!寄木細工みたいに美しく見えた!?
トチノキの冬芽のベトベトに触れてもらう
トチノキの冬芽に触ってみると…ベタベタする!
オニグルミの冬芽の顔はどんな顔!?
オニグルミの冬芽の葉痕(葉っぱの落ちたあと)の面白い顔を観察
寄木細工のように美しいイヌシデ実生の冬芽
イヌシデの実生の冬芽
オニグルミの冬芽
葉痕(葉っぱの落ちたあと)が面白い顔に見えます!
オニグルミの冬芽

第223回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2025年4月13日(日) 10:00~12:00(小雨決行)
集合: 9時45分 ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一(森林インストラクター)
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
小黒 宰子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):大人300円、中学生以下100円
持ち物:水分補給用飲み物、お持ちであれば観察用具(カメラ、ルーペなど)

ご案内
春爛漫、花々が咲き乱れる季節になってきました。春の井の頭公園には、サクラのような華やかな花だけでなく、直径1cmにも満たない小さくて可憐な花々がひっそりと咲いています。今回の観察会では、みんなで小さな花を探し、その形や色、咲く場所をじっくり観察します。小さな命の営みに気づくことで、自然の奥深さを感じてみませんか?春の公園を歩きながら、新しい発見の時間を楽しみましょう!

参加申し込み方法 
申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2025年4月7日(月曜日)22:00まで
・締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。申し込みはお早めにどうぞ。
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
■安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
■中止の可能性について
小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

懇親会のお花見について
観察会終了後、天候が良ければ、文化交流広場でお花見を行います。
サトザクラを愛でながら、スタッフとの交流を楽しみましょう。
参加希望の方は、当日スタッフの指示に従ってください。
持ち物:レジャーシート、食べ物・飲み物(アルコールを含む)
*観察会終了後、コンビニに買い出しに行く時間はあります。

お問い合わせは petittown@jcom.zaq.ne.jp(小町)までお願いします。
(2025/3/20 小町友則)

第220回実施レポート

■実施年月日 2025年1月19日(日) 10時~12時

■参加者数  一般参加者 24名(大人18名、小学生・中学生6名)

                       ※申込受付数33名、キャンセル9名

       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ11名

■実施場所:井の頭池周辺

■実施レポート

 今月の井の頭かんさつ会は、「恐竜と野鳥」をテーマに実施しました。

鳥類は恐竜から進化した生きもののグループであり、「The Modern Dinosaurs(現代の恐竜)」という視点でバードウォッチングを行いました。

スタッフは、絶滅した恐竜と鳥の関係を深く理解するために、国立科学博物館の鳥展を見学したり、恐竜から進化した鳥に関する書籍を読んだりして準備を進めました。当日は班ごとに分かれ、恐竜から進化した鳥についての説明を行った後、バードウォッチングを開始しました。

まず、カワウの営巣とヒナを育てる様子を双眼鏡やフィールドスコープで観察し、恐竜の子育ての姿に思いをはせました。また、狛江橋や七井橋から見られたアオサギやゴイサギの雰囲気が恐竜っぽいという意見もありました。池の北岸では、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロなど、さまざまなカモが見られました。特に、上陸しているオオバンやカモ類の脚が恐竜の脚に似ているという話も出て、盛り上がりました。途中、木々に囲まれた園路では、シジュウカラをはじめ、エナガ、コゲラ、メジロなどの混群が見られ、恐竜とは対照的な愛らしい姿を堪能できました。

今回の観察会を通じて、後脚の構造や前脚から進化した翼の仕組みなど、恐竜とのつながりを意識しながら細部を観察する機運が高まり、野鳥をじっくり見る機会となりました。最終的に、各班およそ20種の“現代の恐竜たち”を観察することができ、楽しく充実した観察会となりました。

第221回井の頭かんさつ会のお知らせ

春になると一斉に芽吹く樹木たち。冬の間は冬芽を付けてそれぞれの戦略で冬の寒さをじっと耐えています。春になると冬芽はどうなるのでしょう?中から何が出てくるのでしょう?そんな春の芽吹きも意識しながら個性的な冬芽たちの世界をじっくり観察してみたいと思います。ますます春が待ち遠しくなるはず!

日時: 2025年2月24日(月・祝)10:00〜12:00(小雨決行)

集合: 9時45分 ボート乗り場前

主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

対象者:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:25名(申込先着順)

参加費(保険代・資料代など):300円、中学生以下は100円
持ち物:飲み物、雨具、観察用具(ルーペ、カメラ、筆記用具など)

案内者

荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)

日置 日出男(森林インストラクター)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
高久 晴子
大橋 博資
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一(森林インストラクター)
安部 順子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

小黒 宰子

参加申し込み方法 
下記の申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)


https://pro.form-mailer.jp/fms/13f93ce5327801

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2025年2月17日(月曜日)22:00まで
締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。申し込みはお早めにどうぞ。

※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
■安全について
 観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、
 あくまでも無事故を目指します。
 身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
 自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
■中止の可能性について
 小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは naoginta1978@gmail.com (荻窪)までお願いします。


(2025/2/1 荻窪奈緒)

第220回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2025年1月19日(日) 10:00~12:00(小雨決行)
集合: 9時45分 ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
高久 晴子
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
日置 日出男(森林インストラクター)
大橋 博資
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
市川 伸一(森林インストラクター)
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
小黒 宰子

対象者:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):大人300円、中学生以下100円
持ち物:水分補給用飲み物、お持ちであれば観察用具(カメラ、双眼鏡など)

ご案内
ここ最近、鳥類は恐竜から進化したということは揺るぎのない事実となってきました。
今月の井の頭かんさつ会は、恐竜からの進化を考えた上でバードウォッチングを行いたいと思います。
恐竜との似ている点や違う点などを考え、恐竜っぽい野鳥やその行動を見つけて、
The Modern Dinosaurs(現代の恐竜たち)を楽しみましょう!

参加申し込み方法 
申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2025年1月13日(月曜日)22:00まで
・締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。申し込みはお早めにどうぞ。
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
■安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
■中止の可能性について
小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは petittown@jcom.zaq.ne.jp(小町)までお願いします。
(2024/12/29 小町友則)

第218回実施レポート

■実施年月日 2024年12月1日(日) 10時~12時

■参加者数  一般参加者 12名(大人10名、子ども2名)※申込受付数14名、キャンセル2名

       案内人 井の頭かんさつ会スタッフ10名

■実施場所:井の頭池周辺、御殿山、西園グランド、交流広場周辺

■実施レポート

 今月の井の頭かんさつ会は、「楓と紅葉」をテーマに実施しました。「紅葉」という漢字は、「もみじ」とも「こうよう」とも読みますが、今回はカエデを中心に木々の紅葉を観察するという意味を込めて用いました。井の頭公園には、9種類のカエデの仲間が見られます。それぞれのカエデを巡りながら、特徴をじっくりと観察しました。赤く色づかない種類のカエデや、葉が単葉ではなく複葉の種類など、バラエティ豊かな姿を参加者の方々に楽しんで頂きました。また、カエデ以外にも、色鮮やかに紅葉する木々が数多く見られました。例えば、針葉樹の中では、落葉するラクウショウやメタセコイアが黄色からオレンジ色に輝き、高い木々が公園のさまざまな場所から目を引きました。その他、同じ種類の木でも個体によって色づきが異なる様子や、種類ごとの色の違いを観察することができ、自然の面白さにも触れることができました。さらに、木々だけではなく、公園内の紅葉のビュースポットも巡り、どこが美しかったかについて参加者と振り返りを行いました。

快晴の空の下、紅葉の美しさに触れ、参加者とスタッフ一同、気持ちが高揚し、井の頭公園の秋の風景を存分に楽しむことができました。

第218回井の頭かんさつ会のお知らせ

日時: 2024年12月1日(日) 10:00~12:00(小雨決行)
集合: 9時45分 ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所

案内者
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
日置 日出男(森林インストラクター)
市川 伸一
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクタ―)
大橋 博資
村上 健太(NACS-J自然観察指導員)
谷口 智之(NACS-J自然観察指導員)
中村 芳生(NACS-J自然観察指導員)
荻窪 奈緒(NACS-J自然観察指導員)
安部 順子
和根崎 孝(NACS-J自然観察指導員、自然体験活動指導者(NEAL))

対象者:小学生以上(中学生以下は保護者同伴)
定員:30名
参加費(保険代・資料代など):大人300円、中学生以下100円
持ち物:水分補給用飲み物、お持ちであれば観察用具(カメラ、双眼鏡など)

ご案内
秋らしい季節となり、木々も薄っすら色付き始めてきました。
今回の井の頭かんさつ会では、木々の紅葉、特にモミジに焦点を当てて観察していきたいと思います。
井の頭公園にも何種類かのモミジがあり、これもモミジ?と思えるようなものに出会えるかも知れません。錦秋に染まる井の頭公園の秋を楽しみましょう。

参加申し込み方法 
申し込みフォームより申し込み下さい。(アイコンをクリックするとページが立ち上がります)

必須項目全てにご記入の上、ページ下端にある「確認画面へ」ボタンを押し、確認画面を表示された後に申し込みボタンを押して下さい。
申し込みが完了すると自動返信メールが届きますのでご確認下さい。
メールが届かない場合は申込みが完了していないか、記載したメールアドレスに間違いがあります。
メールアドレスに間違い無いようにお願いします。
もし、既に定員に達している場合にはその旨のメッセージが表示されます。

参加申込期限:2024年11月25日(月曜日)22:00まで
・締め切り前に定員が満員になる場合が多いです。申し込みはお早めにどうぞ。
※個人情報保護に関するポリシー:
お知らせいただいた個人情報は観察会に関する連絡以外には使用しません。
また、第三者に譲渡することもありません。

参加者への詳細情報
集合場所などの詳細情報は、開催日の数日前に、申込者にメールでお知らせします。
また、下記にありますように、当日中止の判断を行う場合も申込者にメールでお知らせします。

注意事項
参加申し込みにあたっては、下記のことをご了承ください。
■安全について
観察会では、案内役および補助員の指示に従って行動してください。一応保険には加入しますが、あくまでも無事故を目指します。
身近な自然観察の危険性は普通に公園を散歩するのとほとんど変わりませんが、危険がないわけではありません。
自分の身は自分で守る気持ちでご参加ください。
■中止の可能性について
小雨の場合は実施し、まとまった雨の場合中止することがあります。その場合は申込者にメールにて連絡いたします。

お問い合わせは petittown@jcom.zaq.ne.jp(小町)までお願いします。
(2024/11/9 小町友則)

第215回井の頭かんさつ会実施レポート「まるで妖精!?セミの羽化をナイトウォッチング!」

■実施年月日 2024年7月27日(土) 18時30分~20時30分頃

■参加者数 一般参加者 30名(大人19名、子供11名)

■実施場所 井の頭地区公会堂→井の頭公園第二公園  

■実施レポート

 今年の夏は昨年に比べるとセミの出現が遅く、加えて今年は雷雨も頻発し、当日は直前まで雷雨となりセミの出現の心配に加え天気の心配もしながらの開催となりました。 

 当日は、まず室内で「セミの一生」について学びました。セミが生まれてから大人になるまでには多くの試練があることを企画スタッフ(セミちゃん)自ら撮影した写真や動画を使ってクイズ形式で楽しく参加型で学び、セミちゃん自作の絵本「セミくんとコナラさん」の朗読で更に理解を深めてもらいました。

今年もセミをこよなく愛するセミちゃん登場!
第1問「セミはどこに卵を産むの?」
生まれたばかりのセミの赤ちゃんどこにいるかな?「ここ!」と前に出てきてくれた男の子
セミちゃんによるレクチャーは熱がこもります

 幸運にも雨は止んでいたので、4班に分かれて夜の井の頭公園へ。第二公園や西園では羽化しようと地上に出てきたセミの幼虫が園路上に出てきて自転車などに轢かれ多数死んでいる悲しい現状があります。この現状を参加者にも知ってほしく今年も第二公園の園路を歩きながら観察をスタート。園路上を歩く幼虫には今年も遭遇できず今年も轢かれている幼虫が1匹だけいてそれを観察できました。それから羽化しているセミをみんなで探しました。地面を歩いている幼虫、木に登っている幼虫なども観察でき、ニイニイゼミの幼虫も観察できました。最終的に羽化しているアブラゼミ、ミンミンゼミを数匹観察でき、その神秘的で美しい姿に大人も子供も皆で感動しながら無事に羽化するまでを見守りました。途中、子供目線で羽化しているミンミンゼミが羽化中に地面に落下するというハプニングもあり、それが残念でしたが、何とか救出することができました。

こんな間近でセミの羽化を観察!
羽化しているセミを発見!
大人も子供も羽化しているセミの姿に目が釘付けに
羽化中に落下してしまい救出したミンミンゼミ。無事に羽化できました!

 雨が上がり、何とか羽化しているセミの神秘的で美しい姿を観察してもらうことができ本当によかったです。当日はテレビ局の撮影も入り、後日、テレビ東京の番組「出没アド街ック天国」(9/14放送済)で観察会の様子を紹介いただきました。ありがとうございました。

 今年の夏の雷雨や猛暑は人間だけでなくセミや生き物たちにとっても影響があったと思います。セミの孵化には雨が必要ですし35℃を超えるとセミは鳴かなくなるようです。セミに限らず生き物達にとっても気候変動や猛暑は深刻な問題だと思うので、これからも生き物達への影響を観察し見守っていきたいと思います。

参加頂いた永井明子さんが、かんさつした内容を素敵なイラストにしてまとめて下さいました。
永井さんのホームページはこちら http://lovely-garden.no.coocan.jp/