第84回井の頭かんさつ会レポート

「井の頭の森で宝探し 春の夏鳥探鳥会」

日時:2012年5月12日(土)午前6:30~8:30、9:30~11:30
主催:井の頭かんさつ会
後援:東京都西部公園緑地事務所

案内
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
高久 晴子
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大橋 博資
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
竹内 隆一(NACS-J自然観察指導員)


参加者: 46名 (大人3子供4)

レポート

 84回目の井の頭かんさつ会を「井の頭の森で宝探し 春の夏鳥探鳥会」のテーマで開催しました。探鳥会は朝早い方が良い、という声に応え、井の頭かんさつ会を始めて以来、初めて早朝スタートの設定をしました。通常のかんさつ会は10時から12時、探鳥会の時もせいぜい9時30分からだったものを思い切って6時30分からにしました。また、遠方から来る参加者のために、通常の時間帯も開催して二回連続で行うこととしました。早朝の回は人が集まるのか不安でしたが、蓋を開けてみると、申込は早朝の回ばかりで最終的に38名、これに対して二回目の回は10名と、早朝の方が参加申込が多かったのです。これには勇気づけられ、私やスタッフのモチベーションが上がりました!
 最初に鳴き声の予習をクイズ形式で行い、参加者を3班に分けて森へ向かいました。折角早朝にスタートするので、話をしている時間が勿体ないというものです。私の班では弁天池からお茶屋の脇を上がったところでキビタキの声を聴き、さらに奥へ進みました。やがて聞こえたホイホイホイの声…サンコウチョウの声です。しかも一羽ではなく複数羽いました。さえずりを聴きながら、皆懸命に姿を探しました。キビタキやセンダイムシクイも盛んにさえずる中、見事にサンコウチョウの姿を捉えた参加者もいれば、声のみだった人もいました。胸が躍るような観察を楽しんだ後は、なぜ井の頭公園でこのように魅力的な野鳥を観察できたのかについて解説をし、当地の自然環境の重要性について伝えました。

 休憩後、二回目のかんさつ会に取り組みました。二回目は今までの通常の探鳥会の開始時刻である9時30分からスタートしました。こちらは10名と参加者が少なかったので、班分けせずに全員で一緒にまわりました。状況は一回目と同じような感じで参加者と共にサンコウチョウの観察を楽しみました。

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(レポート:高野、写真:上村)