第54回井の頭かんさつ会レポート

「井の頭で星空と木星の観測」

日時: 2009年12月19日(土) 午後4:30~6:30
場所: 井の頭地区公会堂・井の頭公園
集合: 午後4時15分 井の頭池ボート乗り場前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 雅子(NACS-J自然観察指導員)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
高野 丈(NACS-J自然観察指導員)
大原 正子
佐藤 誠
高久 晴子
日置 日出男
大橋 博資
杉浦 千愛(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
参加者: 35名

忘年会!
日時: 2009年12月19日(土) 午後7:00~9:00
会場: 吉祥寺駅近くの店

レポート

 今回のかんさつ会は「井の頭で星空と木星の観測」というテーマで、地球を飛び出し、対象を宇宙へ向けてみました。
 夕暮れ時にいつものボート乗り場前に集合し、井の頭地区公会堂へ。真っ暗会場に、ちょっと神秘的なBGMが流れ、参加者も何が始まるのだろうとウキウキの様子。
 ここでは、3部構成で星や星座の解説を行いました。第1部は太陽系や宇宙についてです。太陽系の構成を分り易く説明し、木星については更に詳しく解説。
 大赤班って何?
 イオにはどうして火山があるの?
 エウロパに生き物がいる可能性があるの?
 などのちょっと難しい話題に子どもたちも興味深く聞き入っていました。太陽系の解説の後は、銀河や宇宙についてみんなで考えてみました。宇宙の大きさ縮小して、井の頭公園と比較してみると。。。身近なもの置き換えて考えると、ちょっとは感覚がつかめたようです。それにしても宇宙って広いでしょ!
 第2部は季節の星座の解説。秋と冬の星座の見つけ方と、星座にまつわる神話を楽しみました。いろいろなギリシャ神話に大人も子どもも大喜びでした。第3部はミニ・プラネタリュウムを天井に張った天幕に映して、星空鑑賞。ちょっとロマンティックです。15分ほどで1年分の星座を楽しみました。
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 そして、いよいよ。野外での観測に出発です。西園のグランド中央で望遠鏡の準備をしていた先発隊と合流。少し寒かったけど、快晴・無風で、絶好の観測日和でした。始めに今見られる星と星座を全員で確認しながら探しました。その後、スタッフが持ち込んだ天体望遠鏡3台とフィールドスコープ3台、双眼鏡で惑星や星団を見てみました。木星の4つのガリレオ衛星がバッチリ見えました。木星の脇で小さな点が4つ点々と輝き、かわいい感じです。木星の直ぐ上にある海王星も見られました。望遠鏡で見てもただの点にしかみえませんが、「海王星を初めて見た!」と喜びの声が上がりました。双眼鏡で覗いてみると、また別世界です。星々が沢山見えます。アンドロメダ大星雲を探しましたが、見えた人、見えなかった人様々でした。一番美しかったのは、プレアデス星団で、まるで宝石箱のようでした。
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 井の頭公園でもこういった星々が見られることを感じてもらい、宇宙への想いを広げてもらいました。
(レポート:小町友則 写真:高野丈)