第52回井の頭かんさつ会レポート

「木の実と種のふしぎ・不思議」

日時: 2009年10月25日(日) 午前10:00~12:00
場所: 井の頭公園
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
小町 友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
田中 利秋(NACS-J自然観察指導員)
佐藤 誠
日置 日出男
大橋 博資
大原 正子
高久 晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
上村 肇
参加者:22名

レポート

 今回の井の頭かんさつ会のテーマは木の実と種です。公園で大いに種を楽しむプログラムを用意していたら、何と雨!それも微妙な感じの降り方なので、晴天時と雨天時の両方のプログラムを用意して参加者をお迎えしました。
 雨が降っていましたが、22名もの参加者があり、嬉しい限りです。かんさつ会を始める時にはポツポツという感じだったので、結局、通常通りのプログラムを実施することにしました。
 今回は木の実と種のふしぎがテーマです。はじめに大きなイイギリの樹の前で実を探すと、綺麗な赤い実を発見。割ってみると、中には2mmほどの小さな種がいっぱいです。この小さな種があの大木になることに、改めて気づいて、ちょっと感動でした。
 良く見ると周りにはケヤキやムクノキの実生が一杯です。そう、どれも一粒の種から育っているのです。実生は若木になり、大木になっていきます。そして、仲間を増やすため花を咲かせます。花のどの部分が実や種になるか不思議を解説しながら、次々と木の実や種を探して歩きました。ちょっと美味しい実もありました。有毒の実もありました。いつの間にかすっかり雨も上がり、参加された方々の表情も晴れ晴れです。
 続いての不思議は、種の散布の方法です。風に運ばれたり、水に運ばれたり、動物に運ばれたり、それに適した形になっています。一つ一つ実や種を観察するたびに発見がありました。このように種を探しながら、全員ワクワクしながら井の頭公園を巡りました。
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 後半はもう1つのお楽しみである室内プログラムのため、井の頭地区公会堂に向かいました。はじめに、世界の珍しい種の解説と種の展示です。初めて見る不思議な形の種に驚きの声があがりました。続いて、スタッフが集めた風に乗る種の実験です。子どもも大人も種を飛ばし、自分で観察し、巧妙なしくみを理解してもらえたようでした。
 今回のかんさつ会では、初めはほんのちょっと雨がありましたが、屋外で観察するには、全然問題ないレベルでした。しかも雨天用のプログラムも楽しめたので、“お得な”かんさつ会であったと感想も頂きました。
 また、かんさつ会の終了後には、秋の恒例になった木の実を味わう親睦会が行われ、マテバシイ、スダジイ、オニグルミなどの秋の味覚を味わいながら、楽しいひと時を過ごしました。
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 これからも、晴れても雨が降っても楽しいかんさつ会を準備致しますので、是非!いらして下さい。
(レポート:小町友則、写真:田中雅子・高久晴子)