第67回井の頭かんさつ会レポート

「冬芽」~春支度の木々に顔をさがそう~

日時:2011年2月27日(日)午前10:00~12:00
場所:井の頭公園周辺
集合時間・場所:午前9時45分 京王井の頭線 井の頭公園駅前
主催: 井の頭かんさつ会
後援: 東京都西部公園緑地事務所
案内:
上村 肇
竹内隆一(NACS-J自然観察指導員)
田中利秋(NACS-J自然観察指導員)
小町友則(NACS-J自然観察指導員、森林インストラクター)
大原正子(井の頭かんさつ会事務局長)
佐藤 誠(NACS-J自然観察指導員)
高久晴子
田中雅子(NACS-J自然観察指導員)
日置日出男

参加者: 41名

レポート

今回のかんさつ会は「冬芽」をテーマに冬の樹木をゆっくりとめぐって頂きました。 一段と暖かな日和の中40名を越す大勢の参加者の皆様がお集まり頂き、7名の案内者で4班に分かれてスタートしました。

コースは三角公園を中心としたエリアをぐるっと一周するコースで、ケヤキ・ハンノキ・エノキ・ミズキなどの大きく育った樹木とアジサイ・ムクゲ・ドウダンツツジ・ハナミズキといった植栽された木々、そしてアオキ・ネズミモチなど鳥さんたちのおかげなどで実生として増えている木々などバリエーションに富んでいて楽しいエリアです。

ガード下のエンジュの半隠芽から始まってニガキの愛嬌のある冬芽と葉痕や悪魔のようなハリエンジュは誰にでも見やすく、印象的だったと思います 日頃は見過ごしている冬芽にルーペを向けてじっくりと覗き込んで、どれが一番可愛い芽かとか、資料に載っている写真はどの芽なのかなどとわいわい言いながら辿っていると比較的小さなエリアであっても全てを回ることは難しかった2時間でした。

ただ、ケヤキやエノキ・ハンノキ等一部の木々は大きく育ちすぎた上に下枝をきっちりと落とされてしまっているので、実生が見つからないものはルーペでじっくりとはいかず観察を断念したり、双眼鏡を使って遠目に見て頂く必要がありました。管理された都市公園の限界とはいえ少し残念・・。その反面ライラックとその台木のイボタノキが仲良く芽を出しているところや、思いもかけないところにオニグルミが発見され、その冬眼をじっくりと見ていただけたりと公園管理者に感謝!と言った出会いもご案内できた充実したかんさつ会でした。

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(レポート:上村、写真:高久)